医師が作ったドクターズコスメおすすめランキング！敏感肌・美白・ニキビ肌にも口コミで評判の基礎化粧品ブランド12選

「肌に悩みがあって化粧品を変えたいけれど、何にしたらよいか分からない」と悩んでいる人には、皮膚科医や医療機関が開発に関わっているドクターズコスメを持っている人も多いと思います。

ドクターズコスメは皮膚のことを知り尽くした専門家が関わっているため「安全性が高く効果がありそう」「肌に優しそう」などのイメージもあり、近年、注目を集めているスキンケアライン。実際にドクターズコスメには効果の高いものがあり、肌の悩みが改善されたという人も多いのです。

しかし、実はドクターズコスメには明確な定義・基準がありません。そのため、企業ごとにドクターズコスメの品質・安全性・効果にはバラツキがあるため、ただ闇雲にドクターズコスメを選べば良いというわけでは無いのです。

そこで、今回はドクターズコスメの基礎知識、ドクターズコスメのメリット、評価の高いドクターズコスメブランドなどについて解説します。

自分に合ったドクターズコスメを探すときの参考にしてみてくださいね。

この記事で紹介するドクターズコスメブランド一覧！

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1,ドクターズコスメって何？どんな効果があるの？

「ドクターズコスメ」または「メディカルコスメ」とは、一般的に皮膚科、美容皮膚科、形成外科などが開発・監修に関わっている化粧品のことです。

通常のコスメと違い医療機関や皮膚の専門家が関わっているだけに、統計や臨床試験などのデータに裏打ちされた有効成分を配合しているアイテムが多数存在します。

しかし、日本にはドクターズコスメの統一基準や定義がなく、医師がどのように関わったのか分からないコスメもあります。つまり、医師の名前だけ借りて作られたコスメも「ドクターズコスメ」を名乗れてしまうのです。

では、ドクターズコスメは避けた方が良いのかというと、そんなことはありません。その理由を見ていきましょう。

1-1,ドクターズコスメがおすすめできる理由！

ドクターズコスメには次のようなメリットがあります。

含まれる成分の安全性が高い

ドクターズコスメは医師が監修しているだけに、低刺激で安全性の高い成分を使用している場合がほとんど。

治療実績や臨床試験の結果、副作用の問題がないとされた有効成分を配合しているアイテムが多いのです。さらに、厚生労働省が効果と安全性を認めた有効成分を使用している場合もあります。

また、ドクターズコスメの中には敏感肌やアトピー性皮膚炎の人向けに作られたアイテムも存在しています。

このように、ドクターズコスメは安全性が高く、肌の弱い人でも安心して使うことができるのです。

肌質や悩みの改善に配慮して作られている

ドクターズコスメの中には、皮膚科で患者の症状緩和・改善に使われていた成分を製品化したものもあります。

通常の化粧品に比べて、ドクターズコスメは医学的な観点から効果があると認められた成分が配合されているので、化粧品と医薬品の良い所取りをしたコスメと言えるでしょう。

そのため、ドクターズコスメにはニキビ、皮膚炎、湿疹、そばかす、ニキビなど、さまざま肌トラブルに対処したアイテムが多いのです。また、敏感肌や乾燥肌などの肌質改善用に開発された製品もあり、自分の悩みに合わせて選ぶことができます。

最新の美容成分が使われている

ドクターズコスメの中には、「エビデンス」と言われる化学的根拠に基づいた最新の美容成分が配合されていることがあります。

エビデンスとは証拠、根拠のことで、医療分野では臨床試験や統計の結果を意味し、治療の裏付けになります。

つまり、ドクターズコスメには実際に人の肌で実験や検証を行った結果、安全性と効果が認められた最新成分が使用されている場合もあるのです。

一般的なコスメメーカーは万が一の副作用のリスクを考慮して、新しい成分には慎重なもの。

しかし、ドクターズコスメは医療業界との連携で正しい情報が得られるからこそ、メーカー側もこのような最新成分の配合に積極的になれるのです。

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2,ドクターズコスメの選び方

ドクターズコスメには明確な定義がないため、企業の姿勢がそのまま品質に反映されます。

皮膚科医と共同研究や開発を行い、高い効果と安全性を持った製品を販売する企業がある一方で、ドクターズコスメ人気に便乗し「皮膚科医監修」としながら、実際は皮膚科医が開発にまったく関わっていない製品もあります。

ここでは、信頼できるドクターズコスメの選び方について学んでいきましょう。

2-1,医師や医療機関が本当に開発に関わっているものを選ぶ

ドクターズコスメを選ぶ上でもっとも大切なのが、企業と医師（または医療機関）が本当に共同で開発したのか、ということ。

ドクターズコスメの中には、皮膚科医や医療機関の名前を借りているだけという製品も存在します。このような製品は必ずしも肌への効果・安全性が高いとは言えません。

もし、ドクターズコスメのパッケージに「○○プロデュース」や「○○監修」のような曖昧な表記のみで、医師がどのように関わったか分からない場合は購入をいったん見送り、装飾コード：企業の公式サイトで製品について確認してみましょう。

医師と連携してドクターズコスメを開発している場合、開発背景の詳細が企業の公式サイトに記載されているはずです。実際に皮膚科医が開発している内容や写真、有効成分の詳しい配合量や効果の説明などが記載されていれば、かなり信用できると言えます。

また、皮膚科医や医療機関のクリニックについて詳細な紹介・リンクがあれば、どのような治療実績やこだわりを持った医師なのか確認することもできます。

このような背景に加えて、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液など、ドクターズコスメをシリーズで出している場合は、企業がこだわって製品を作っている証拠。

保湿だけこだわっても肌は改善されません。肌の汚れ落としも肌トラブルや肌質改善に重要だからです。

皮膚の専門家とコスメ企業が本気で開発したドクターズコスメは品質が良く、安全性・効果の高さからオススメです。

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2-2,自分の目的に合ったコンセプト・成分が配合されている商品を選ぶ

ドクターズコスメにはシミ、ニキビ、シワ・たるみなど、さまざまな肌トラブルをピンポイントで改善する商品が多くあります。

そのため、まず自分の悩みや目的を明確にしてからアイテムを選ぶと良いでしょう。次から肌トラブル改善に有効な成分の一例を説明するので、参考にしてみてください。

ニキビや肌荒れが気になるなら

ニキビや肌荒れなどの肌の炎症に悩んでいる時は次のような成分が有効です。

ビタミンC誘導体

ニキビは皮脂が毛穴に詰まり雑菌が増えて炎症が起こることで発生します。そして、このような場合に有効な成分がビタミンCです。

ビタミンCは皮脂の過剰な分泌を抑えてニキビを改善し、肌細胞を活性化させて皮膚の保水機能を回復させる効果に優れているのです。

また、ビタミンCは血行を促進する働きもあり、肌細胞に栄養を届けて傷ついた肌（ガサガサ肌）を修復する効果もあります。

しかし、ビタミンCは非常に不安定な物質で空気に触れると酸化し、さまざまな効果を失ってしまいます。しかも、皮膚に浸透しづらい性質を持つため、肌に塗ってもほとんど効果がありません。

このような欠点を改善したのがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は角質層に浸透してからビタミンCに変化する物質なので、ビタミンCのように効果を失うことがないのです。

ただし、ビタミンC誘導体には油溶性と水溶性があり、油溶性のビタミンC誘導体は皮脂の脂肪酸に似た成分です。そのため、ニキビを悪化させてしまう場合があります。

脂性肌・混合肌の人は水溶性のビタミンC誘導体が配合されているアイテムを選ぶと良いでしょう。

グリチルリチン酸

グリチルリチン酸は炎症を抑える効果に優れており、漢方や医薬品にも利用される実績のある成分。

グリチルリチン酸は肌に塗るとニキビや湿疹の解消効果が期待でき、肌に塗るニキビケア用品に含まれることも多いです。

ただし、グリチルリチン酸はニキビ予防には効果がなく、できてしまったニキビを解消することに特化した成分と言えます。

できてしまったニキビに悩まされている、という人はグリチルリチン酸配合のドクターズコスメを選びましょう。

ちなみに、正式名称はグリチルリチン酸カリウムで、漢方の原料として知られる「甘草」の根に含まれる成分でもあります。

漢方としては、肝機能の治療、口内炎や喉の炎症を抑える薬に使用され、医薬品としては風邪薬、抗アレルギー薬、皮膚炎の薬などに使われています。

サリチル酸

サリチル酸はニキビに効果的な成分ですが、濃度によって肌へのアプローチが変化するのが特徴です。

濃度が低いと殺菌作用があり、ニキビなどの炎症を抑える働きが、濃度が高いと肌の表面を溶かすピーリング作用があります。

そのため、古い角質や皮脂を除去して新しい肌の再生を促し、ニキビや肌荒れを改善する効果が期待できるのです。

ただし、サリチル酸をエタノールで溶かした従来の成分（サリチル酸エタノール）はピーリング効果が高い代わりに痛みや炎症などの副作用もあり、肌の弱い人にはオススメできませんでした。

しかし、近年はマクロゴールという新しい基材にサリチル酸を溶かした成分を使うことで、古い角質層のみきれいに溶かすことが可能になったのです。

このような成分はサリチル酸マクロゴールと言い、副作用が少なく、よほどひどい炎症がない限り敏感肌の人でも使うことができるとされています。

参考：サリチル酸マクロゴールケミカルピーリング

サリチル酸マクロゴールはできてしまったニキビ痕を、肌表面を溶かすことで目立たなくすることができるほか、毛穴の皮脂を溶かして徐々に毛穴を引き締め、ニキビができづらい肌質を作る効果にも優れています。

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乾燥して荒れがちな肌を保湿したいなら

乾燥肌から起こるトラブルには、次のような成分がオススメです。

セラミド

セラミドはもともと肌に存在する、肌なじみの良い保湿成分。非常に高い保湿力を持つため、乾燥肌にオススメの成分です。

セラミドは、肌の水分と油分バランスを司る細胞間脂質という脂質のうち、50％を占める主要成分。そのため、細胞間脂質＝セラミドとして扱われることもあります。

化粧品成分に含まれるセラミドは、肌に存在するセラミドと全く同じ働きをするわけではありません。

しかし、セラミドには高い保湿効果があり、塗った場合、肌表面を覆って角質層から水分蒸発を防ぐ働きがあります。もともと体内に存在する成分で刺激も少なく、肌の弱い人でも使いやすいのです。

また、セラミドは一種類ではなく、次のようにさまざまな種類があります。

セラミド2やセラミドNPのように数字かアルファベットの表記がされるものはヒト型セラミドです。数字（またはアルファベット）ごとに、それぞれ保湿、ターンオーバーの正常化などの異なる役割を持ちます。

この中でも特にオススメなのがヒト型セラミド。人の体内のセラミドと構造が変わらないため、浸透しやすく保水効果が高いのです。

リピジュア

リピジュアは涙に含まれる「リン脂質」を参考に作られた高性能な保湿成分です。日油株式会社が開発した水溶性ポリマーで、医薬品、コンタクト用品、人工臓器、化粧品など幅広い分野で使われています。

リピジュアの特徴はなんといっても驚異的な保水力。

1gで6リットルもの保水力を持つと言われるヒアルロン酸の2倍近い保湿力があり、しかもそれが長時間続きます。

リピジュアを肌に塗った場合、水洗い後1時間たっても保水力を失いません。それどこか、水洗いした場合、水分を吸収して保湿力が高まっているという実験結果があります。

引用元：http://www.lipidure.com/about/

つまり、リピジュア配合のコスメを使った場合、汗をかいたり水仕事をしたりする環境でも保湿効果が高く、乾燥を防ぎやすいのです。

また、リピジュアは点眼薬や人工臓器にも使われることがあるほど安全性が高く、刺激がありません。乾燥肌が悪化して少しの刺激にも弱くなった肌でも安心して使うことができます。

乾燥によって肌がガサガサに荒れてしまうのは、保水力が低下して肌が刺激を受け、ターンオーバーが乱れてしまうのが原因です。

しかし、リピジュアで肌表面を守ることで徐々に肌細胞が回復し、ターンオーバーが正常化することが期待できるのです。

プラセンタエキス

プラセンタエキスとは豚や馬などの哺乳動物の胎盤から抽出したエキスのこと。ビタミン、ミネラル、成長因子などを配合し、複合的な働きから乾燥肌や肌荒れを解消する作用が期待できます。

胎盤は非常に栄養豊富なので、漢方の世界では胎盤は古くから体力増強、疲労回復、不妊症改善の薬として使われてきた歴史があります。

近年は細胞を活性化するアンチエイジング効果が得られるとし、医療機関でなら厚生労働省が許可したプラセンタの製剤を注射することができます。

では、プラセンタエキスを肌に塗った場合も細胞活性化によるアンチエイジング効果が期待できるかというと、残念ながらそのような効果はありません。プラセンタエキスに含まれる栄養素のほとんどは分子が大きく、角質層に浸透できないからです。

しかし、プラセンタエキスに含まれる栄養素の中には保湿効果に優れたものがあります。たとえば、アミノ酸は分子が小さく角質層に浸透して保水効果を高め、ムコ多糖類は肌表面を覆って乾燥から守るなどの効果があるのです。

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シミやくすみを改善する美白ケアがしたいなら

肌にできたそばかす、シミ、くすみなどを解消したいときは、次のような成分が配合されたドクターズコスメを選びましょう。

ハイドロキノン

ハイドロキノンはイチゴやブルーベリーに含まれる成分で、シミ予防とできてしまったシミを薄くする2つの効果を持ちます。その働きは「肌の漂白剤」といわれるほど強力。アメリカではシミ解消の医薬品として使われています。

シミのもととなるメラニンは、メラノサイトという細胞がチロシナーゼという酵素の働きを受けて生成されます。

ハイドロキノンはメラノサイトとチロシナーゼ酵素の活性化を抑えるため、シミの予防に高い効果があるのです。

さらに、ハイドロキノンには「還元作用」もあり、できてしまったシミを薄くすることもできます。還元とは元に戻す作用を指し、メラニンをメラニンになる前の状態に戻して、色を薄くすることができるのです。

ハイドロキノンはもともと、写真の現像液に手を浸していた人の肌が白いことから発見されました。ハイドロキノンは使い続けることで肌からシミを消し、シミを作らせない働きがあるのです。

また、短期間で美白効果があらわれるため、美容医療業界でもシミ除去に使用されることの多い成分です。

しかし、ハイドロキノンは不安定な成分で、酸化しやすく、使用方法や使用期限を守らずに使うと肌トラブルを起こす可能性があるのです。

しかも、ハイドロキノンは刺激が強く、肌に合わないと副作用としてかゆみ、痛みなどが起こることが知られています。濃度が濃いほど効果は高くなりますが副作用も強くなるため、高濃度のハイドロキノンは医療機関でしか処方されません。

肌への副作用を考慮し、厚生労働省では化粧品へのハイドロキノン配合率は2％までとして許可しています。

海外の製品には2％以上含まれる化粧品では水ぶくれなどの過剰な副作用が出たという報告もあり、個人輸入には注意が必要です。

参考：インターネットを介して個人輸入した

それだけに、ハイドロキノン配合の化粧品はできるだけ国産、それも皮膚に詳しい医師が関わるドクターズコスメがオススメなのです。

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体はシミ予防に対し、次のように複数のアプローチが可能です。

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シワやたるみなどのエイジング悩みをケアしたいなら

シワ・たるみなどを解消したいときは、次のようなアンチエイジング効果のある成分があります。

フラーレン

フラーレンの驚異的な効果の一つが抗酸化作用を持つ成分。 細胞を老化させる活性酸素を還元し、アンチエイジング効果を発揮してくれます。

その抗酸化作用はなんとビタミンCの約170倍。しかも長時間持続するという特徴を持つため、シワ・たるみの予防・解消に高い効果が認められているのです。

また、フラーレンにはプラセンタの約800倍のコラーゲン生成作用があり、真皮層のシワを解消することも期待されています。

フラーレンはまだ研究途上の新しい成分ですが、低刺激で大きな肌トラブルは報告されていません。安全性が確認されており、フラーレンを配合した化粧品も増えています。

とはいえ、フラーレンは価格が高いのがデメリット。また、化粧品にフラーレン配合と記載があっても、効果を発揮するだけの量が配合されているとは限りません。

フラーレンが効果を発揮する量が配合されている化粧品には「M.F.」、「R.S.」、「L.F.」などのロゴが与えられています。購入を検討している人は参考にしてください。

フラーレンは1985年にハロルド・ウォルター・クロトー博士、リチャード・エレット・スモーリー博士、ロバート・カール博士の3人が発見した成分です。

60個の炭素で構成されたサッカーボールのような構造をしており、人の体内でさまざまな反応をすることが分かっています。フラーレン発見の功績をたたえられ、1996年に3人の化学者にノーベル化学賞が送られたことで注目を集めました。

EGF

EGF（Epidermal Growth Factor）は「上皮細胞成長因子」と呼ばれる特殊なタンパク質。EGFは発見者のスタンリー・コーエン博士とリータ・レーヴィ＝モルタチーニ博士が1986年にノーベル賞を受賞したことで一躍有名になった成分です。

もともと、EGFは発見後、皮膚の再生や傷の回復など医療分野で使われており、安全性や効果は確認済みでした。

その後、肌のアンチエイジング効果が高いとしてスキンケアにも用いられるようになり、日本では2005年から厚生労働省が使用を許可した経緯があります。

EGFはもともと体内に存在し、表皮（上皮）の生成を促す働きをしています。つまり、EGFがあるからターンオーバーが促され、人の皮膚の健康が保たれるというわけです。

ところが加齢によって体内のEGFは減少します。年齢とともにシワが増えるのは、EGFが減少するからです。

しかし、EGF配合の化粧品を使うことで肌細胞を活性化させ、ターンオーバーの促進、コラーゲン、エラスチン等の生成促進、乾燥肌改善などの効果が期待できます。

ただし、EGFが働きかけられるのは表皮だけ。真皮層が原因の深いシワやたるみは解消できません。浅いシワに悩んでいる人はEGF配合のコスメを選ぶと良いでしょう。

EGF配合の化粧品を選ぶときは1ml（1g）に0.1マイクログラム以上含まれていれば適切な量です。かつてはEGF1gあたり8000万円と非常に高額だった時代もありましたが、現在は製造方法が確立されたことで価格が下がり、化粧品にも配合されるようになりました。

しかし、高価なことに変わりなく、製造費を抑えるために化粧品の中にはEGFをほとんど配合していない粗悪品も存在しているのです。

EGF配合の化粧品を購入するときはEGF協会の認定商品や成分（EGFの成分表記はヒトオリゴペプチドｰ1）量を確認してからにしましょう。

FGF

FGF（Fibroblast Growth Factor）は1973年に発見された成分で、「繊維芽細胞成長因子」という、もともと体内に存在しているタンパク質の一種です。

真皮層には繊維芽細胞という細胞があり、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの生成を行っています。FGFはその繊維芽細胞を活性化させる成分で、肌のハリを保つ成分を作る働きをしているのです。

しかし、FGFは加齢とともに減少することで、コラーゲン、ヒアルロン酸なども減少。その結果、肌のたるみや大きなシワができてしまうのです。

スキンケア用品には、いくつか種類がある中でFGFｰ1というものが使用されます。FGFｰ1は繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンやヒアルロン酸を作り出す成分なのです。

化粧品に配合されるFGF-1は、表皮の角質層に存在する角質層でFGF受容体と結合。真皮層の繊維芽細胞に活性化の命令を出し、シワやたるみ、ほうれい線などを改善することができるというわけです。

また、FGFは仮に大量に皮膚に塗っても受容体がなければ作用しません。表皮には必要な量の受容体しかないため、使いすぎによる副作用の心配もなく、安全性の高さが確認されているのです。

さらに、FGFはEGFと同時に使うと相乗効果があるとされています。FGFも日本EGF協会が配合量を保証しているので、購入時の参考にしましょう。

レチノール

引用元：https://www.ci-labo.com/

レチノールはターンオーバーを正常にすることでシワ・たるみを解消する効果に優れた成分で、栄養素の「ビタミンA」のことでもあります。

ビタミンAは目を健康にしたり、肌荒れを防いだりと、皮膚を健康にする効果がある成分ですが、ビタミンAを食品から摂取して効果を得ようとすると時間がかかります。

そのようなビタミンAの働きを肌へダイレクトに届けられるようにしたのがレチノールです。

レチノールは体内に取り込まれると基底層で酵素によって酸化し、レチノール→レチナール→レチノイン酸と成分を変化させます。そして、レチノイン酸が角質層の代謝を促し、ターンオーバーを正常にしているのです。

また、レチノイン酸は繊維芽細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチンなどを生成させる働きも持っています。そのため、表皮の浅いシワと同時に真皮の衰えによる深いシワを解消する効果にも優れているのです。

化粧品に含まれるレチノールには大まかに次の三種類があり、それぞれ効果が異なります。

アプレシエ（APPS）

引用元：http://www.sdk.co.jp

アプレシエ（APPS）とは高浸透型ビタミンC誘導体のこと。

ビタミンC誘導体には水溶性、油溶性、高浸透型（水溶・油溶両方の性質を持つ）の3種類がありますが、アプレシエは水溶性と油溶性の特徴どちらも兼ね備えた新しいビタミンC誘導体です。

アプレシエはこのような水溶性・油溶性ビタミンC誘導体の100倍近い浸透率があり、真皮層まで浸透して即効性を発揮することが期待できる成分。

シワは紫外線を浴びた肌内部で活性酸素が発生し、コラーゲンを減少させるのが大きな原因です。しかし、ビタミンCは活性酸素を除去し、コラーゲン生成を促します。

そのため、アプレシエはシワ予防・解消に高い効果を発揮するのです。実際にAPPSの実証実験によってコラーゲン生成が促進される効果が確認されています。

ただし、アプレシエは配合濃度が高いほど効果が期待できる一方、刺激も強くなります。

肌の弱い人はアプレシエの配合濃度が低めの製品を選んで試してみましょう。

3,ドクターズコスメのおすすめランキング

ここでは、医師が開発や研究に直接関わったドクターズコスメを紹介します。ドクターズコスメを選ぶ時の参考にしてみてください。

ただし、購入したいと思ったら、まずトライアルセットを使ってみましょう。ドクターズコスメは低刺激で効果の高いアイテムが多いですが、製品によって肌との相性が悪く、必ずトラブルがないとは言い切れません。

4,ドクターズコスメを使う際の注意点

安全性の高いドクターズコスメですが、使用の際に注意が必要な場合もあります。次から詳しく見ていきましょう。

ドクターズコスメは「医薬部外品」とは限らない

ドクターズコスメと聞くと、医師が関わっているから医薬品または医薬部外品だと思う人が多いようです。

しかし、ドクターズコスメは必ずしも医薬品や医薬部外品とは限りません。そもそも、医薬品と医薬部外品、さらに化粧品はそれぞれ次のように定義が異なります。

通常のドクターズコスメは化粧品か医薬部外品（薬用化粧品）のどちらかに分類されます。医薬品のように劇的な効果があるわけではありません。

また、ドクターズコスメには定義が無いため、メーカーごとに効果・品質・安全性などがバラバラ。つまり、「ドクターズコスメだから効果が期待できる」というわけではないのです。

「ドクターズコスメだから」ではなく、製品ごとに異なるドクターズコスメの特徴や効果を把握して使用しましょう。

違和感があったらすぐ使用を中止する

ドクターズコスメは化粧品、または医薬部外品に分類されるため、医薬品のように強力な作用のある成分は配合されません。

強力な作用がないと聞くとがっかりするかもしれませんが、効果が穏やかな分、副作用が出づらくなっているため、医薬品よりも安全性が高いのです。

さらに、ドクターズコスメは医師が関わっているので、副作用の対策されている製品がほとんど。

また、敏感肌やアトピー性皮膚炎の人が使えるように開発された低刺激の製品も多く、基本的にドクターズコスメは安全性が高く、肌トラブルが起きにくいコスメといえるでしょう。

しかし、どんなに品質の良い薬や化粧品でも体質によっては合わないことがあります。仮に医薬部外品のドクターズコスメであっても、人によっては効果がない場合や肌に合わない場合があるのです。

もし、ドクターズコスメを使用して異常を感じたらすぐに使用を中止し、肌トラブルが収まらないようなら医師の診察を受けて下さい。

5,敏感肌にはドクターズコスメがおすすめ？そもそも敏感肌になる原因って？

敏感肌とは、その名のとおり肌が少しの刺激にも敏感に反応してしまう状態のこと。敏感肌になってしまうと通常のコスメに含まれる成分が刺激になり、基礎化粧品が使えなくなってしまうことも。

敏感肌は女性に多い肌トラブルの一つですが、そもそもなぜ敏感肌になるのでしょうか？また、どうして敏感肌にはドクターズコスメがオススメなのか、その理由を見ていきましょう。

5-1,敏感肌になる原因とは

「敏感肌」と聞くと持って生まれた体質のように感じる人もいるかもしれませんが、誰でもなる可能性があります。

また、敏感肌には医学的に明確な定義がなく、一般的に洗顔後や化粧品を使用した後、肌に次のような違和感のある状態のことを「敏感肌」といいます。

• ちくちくピリピリ刺激を感じる
• 湿疹やかぶれが生じる
• 季節の変わり目に肌荒れが起きる

そして、このような症状が起こるのは「肌のバリア機能」が低下しているからです。

肌のバリア機能とは、角質層の保水機能のこと。具体的には、次の3つの成分ことを指します。

この3つのいずれが欠けても肌のバリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態＝敏感肌になってしまうのです。

そして、肌のバリア機能が低下する原因は様々です。

代表的な原因は以下の通りです。

• 肌の乾燥
• 間違ったスキンケア
• 生活習慣の乱れ
• ホルモンバランスの乱れ
• もともとの体質、アレルギー

それでは、どうしてバリア機能を低下させてしまうのか、その原因について深く見ていきましょう。

肌の乾燥

夏よりも冬の方が肌の調子が悪い、という人は多いでしょう。それは冬に湿度が下がって空気が乾燥するからです。

空気が乾燥しているのに、夏場と同じようなスキンケアを続けていると角質層が水分不足となりバリア機能が低下、乾燥肌になってしまいます。たとえば、肌が粉を吹いたり、洗顔の後に肌が突っ張ったりしたら、それは乾燥肌のサインです。

乾燥肌が続くと肌に刺激を受けやすくなり、ターンオーバーが乱れます。すると、未熟な角質細胞が増えてしまうのです。未熟な角質細胞は天然保湿因子（NMF）、細胞間脂質が少なく、角質層の水分をキープできません。

このような乾燥肌が続くとバリア機能がさらに低下し、肌が敏感な状態に。このような乾燥が原因の敏感肌を、「乾燥性敏感肌」と言います。乾燥性敏感肌は季節の変わり目になりやすく、加湿や保湿機能の高いスキンケアに変更することで改善されます。

また、加齢も肌を乾燥させる原因です。天然保湿因子（NMF）、細胞間脂質はターンオーバーによって作られます。

しかし、年齢を重ねるごとにターンオーバーの周期は長くなるのです。10～20代で28日周期だったのが、30代になると40日周期、60代になると100日周期と伸びていき、天然保湿因子（NMF）や細胞間脂質の生産量が低下してしまいます。

また、皮脂の分泌には男性ホルモンが関わっていますが、加齢とともに女性は男性ホルモンが減少し、皮脂分泌量が激減します。

このように、年齢が上がるにつれて3つの保湿要素が減少し、バリア機能が低下して敏感肌になってしまうのです。そのため、30代以降に敏感肌になってしまう人もいます。

間違ったスキンケア

スキンケア用品を購入したとき、説明書を読んでいますか？乾燥肌や敏感肌になってしまう原因には、間違ったスキンケアがあります。

たとえば、化粧水やクリームはメーカー指定の量を使用しないと効果が出づらくなります。

化粧水やクリームがもったいないからと少な目に使うと肌を保湿しきれません。逆に、多めに使いすぎるのもNGです。

角質層は一定量以上の水分を受け付けないため、大量の化粧水は角質層をふやかしてしまい、かえってバリア機能を低下させてしまいます。

また、敏感肌になってしまう大きな原因は、肌への刺激。

クレンジングや洗顔を何度もしたり、ゴシゴシ力を入れて肌を擦って洗ったりすると、角質層を傷つけてしまいます。

さらに、メイクの時も注意が必要です。ファンデーションをなんども叩いたり、チークやアイシャドウの重ね付けも刺激になります。

一つ一つは小さな刺激ですが、このような行動の積み重ねは肌にダメージを蓄積させ、ターンオーバーが乱して敏感肌の原因となるのです。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れはターンオーバーに必要な栄養やホルモンが不足し、敏感肌になってしまいます。

敏感肌を招く主な生活習慣の乱れ

このような生活習慣を改善することで、敏感肌の予防・改善が期待できます。

ホルモンバランスの乱れ

女性は月経、妊娠、加齢によってホルモンバランスが変わり、肌質が変化します。

たとえば、月経は約1ヶ月の間にエストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（横体ホルモン）の分泌量が上下する現象です。

エストロゲンは妊娠に備えるホルモンで、肌の水分量を増やし女性らしい体つきを作る働きをします。そして、一方のプロゲステロンは妊娠を維持するホルモンで、肌の水分量を減少させ、皮脂を増やす作用を持つのです。

そのため、プロゲステロンが増える生理前や生理中は、ニキビや肌荒れなどのトラブルを起こしやすい傾向にあります。

また、妊娠・出産はホルモンバランスが激しく変化。妊娠初期はプロゲステロン、妊娠中期からエストロゲンが多い傾向にあり、これらが複雑に絡み合って妊娠初期は肌が敏感に、妊娠中～後期は肌が安定するなどの変化があらわれるのです。

そして、出産後はプロゲステロン、エストロゲンのどちらも減少し、肌のバリア機能が低下しやすくなります。

さらに、加齢によって女性ホルモンを作る卵巣の機能は低下。40～50歳頃からエストロゲンは急激に減少し、肌が敏感になります。

このように、女性はホルモンバランスの変化によって敏感肌になる可能性があるのです。

もともとの体質、アレルギー

アトピー性皮膚炎の症状には、肌のかゆみ・痛みや炎症、カサカサした肌質などがあげられます。

実は、アトピー性皮膚炎は生まれつき天然保湿因子（NMF）や細胞間脂質の生成量が少ないのです。つまり、体質による敏感肌と言っても良いでしょう。

また、特定の物質にアレルギーがあり、肌にかぶれや赤みが出てしまう場合もあります。このような状態もアレルギーによる敏感肌と言うことができます。

5-2,なぜ敏感肌にはドクターズコスメがオススメ？

敏感肌を予防・改善するために大切なのは何といっても保湿ケアです。

肌のバリア機能が低下して刺激が受けやすい敏感肌は、保湿で角質層の保水機能をサポートする必要があります。

肌を保湿して角質層が刺激を受けづらくなれば、少しずつターンオーバーが正常化します。ターンオーバーが正常になれば、天然保湿因子（NMF）や細胞間脂質が増えて肌のバリア機能も回復。敏感肌を改善することができます。

ここで重要なのが、保湿成分に肌の刺激となる成分が含まれないこと。

そして、敏感肌向けに開発されたドクターズコスメはそのような成分が極力排除されています。皮膚科医や美容皮膚科医といった肌の専門家が、敏感肌やアトピー性皮膚炎などの治療経験を元に開発しているため、保湿効果が高く低刺激のアイテムが多いのです。

また、皮膚科医自身が敏感肌やアトピー性皮膚炎の人の症状を改善するためにドクターズコスメを開発し、自分の病院で販売している場合もあります。そのような製品は特に信頼できるのでおすすめです。

もちろん、どんなドクターズコスメでも自分の肌に合うとは限りません。しかし、敏感肌で基礎化粧品に困っている、という人は試してみる価値はあるでしょう。

6,ドクターズコスメとオーガニック化粧品、無添加化粧品の違い

安全性が高いイメージの化粧品というと、オーガニックコスメや無添加化粧品もありますね。

これらはそれぞれ、次のような特徴があります。

それぞれの化粧品を簡単にまとめると、次のようになります。

• ドクターズコスメ…医師が関わっている
• オーガニックコスメ…オーガニック植物成分が配合されている
• 無添加化粧品…旧指定成分が配合されていない

このように、曖昧な基準があるだけで、実はどれも品質は一定ではありません。

いずれのコスメも肌に優しいイメージがありますが、イメージだけで選ぶとかえって肌トラブルを起こす可能性があります。

ドクターズコスメやオーガニックコスメという肩書だけにこだわらず、コスメの企業サイトやパッケージ記載の成分表を確認し、自分に合ったものを探すのが大切です。

7,ドクターズコスメにまつわる疑問

ここではドクターズコスメにまつわる疑問についてQ&A形式で回答します。

Q,韓国や海外のドクターズコスメってどうなの？

A,海外製のドクターズコスメはその国の人種や気候に合わせて作られているため、日本人の肌に合うとは限りません。日本人以外に向けて作られたコスメは、配合される成分が強すぎることがあるのです。

もともと、ドクターズコスメは海外発祥です。そのため、海外には日本より多くの種類のドクターズコスメがあります。

また、海外のセレブが使って話題になったり、日本では認可されていない新しい有効成分が含まれたりするため、より高い効果を求めて日本人が海外のドクターズコスメを購入する人も多いようです。

しかし、実際にそのような製品を購入して効果があったという例も多い一方、肌に合わなかったというケースも増えています。

海外製でも日本人向けに作られたドクターズコスメならオススメですが、肌に合わない場合もありますので、少しでも違和感や異常があれば使用を中止しましょう。

また、日本では韓国製のドクターズコスメも人気があります。韓国は美容大国と呼ばれるほど美容への関心が高く、ドクターズコスメも質の高いものが多いのです。

韓国のドクターズコスメは日本では認可されていない最新の美容成分や保湿成分を使っていることが多いうえに、日本人と同じアジア人ということもあり、肌質も大きく違いません。

そのため、韓国のドクターズコスメは日本人にも高い効果が期待できるのです。

ただし、日本と韓国では安全基準が異なり、韓国で直接購入したドクターズコスメは日本人の肌に合わない可能性があります。

一方、日本向けに販売されている韓国のドクターズコスメは日本での安全基準をクリアしたものです。

敏感肌など、肌の弱い人が韓国のドクターズコスメを試したい場合は、日本で販売しているアイテムや、日本で販売する用に開発されたドクターズコスメを選びましょう。

安いプチプラのドクターズコスメでも効果は期待できる？

A,ドクターズコスメの中にはお手頃なプチプライスの製品も存在します。プチプラ＝低品質なイメージが強いですが、プチプラでも保湿を中心としたスキンケア効果が期待できます。

保湿成分の中には安価なものや、配合の割合で高い効果を発揮するものがあるのです。そのため、プチプラでも乾燥肌や敏感肌の人には改善が期待できる場合も。

ドクターズコスメは様々な技術や成分を詰め込んだものが多く、比較的価格が高い商品が多めです。しかし、逆に「手ごろな価格で効果的なコスメを」というコンセプトを持ち、医師が積極的に関わって作られたプチプラのドクターズコスメもあります。

ただし、シミ・くすみ、シワ対策などに使われる美白成分やアンチエイジング成分は原料が高価なものがほとんど。美白やエイジングケアをうたうプチプラのドクターズコスメがあっても、含まれる有効成分の配合量が少ない可能性があり、高い効果は期待できません。

効果のあるドクターズコスメは開発費や高価な有効成分でコストがかかるものと割りきった上で、プチプラのドクターズコスメを試してみるのも良いでしょう。

8,まとめ

医師が開発に関わっているドクターズコスメは、効果的な成分配合や最新の有効成分によってさまざまな肌の悩みを改善することが期待できるコスメです。

しかし、ドクターズコスメに明確な定義はありません。そのため、医師が名前を貸しているだけのドクターズコスメも存在しています。

ドクターズコスメの購入を考えているときは、イメージだけで購入せず、まずメーカーのwebサイトを確認しましょう。

医師と企業が本気になって開発したドクターズコスメなら、医師がどのように研究に関わったか、有効成分がどのように効果的なのか、詳細に掲載しています。

高品質なドクターズコスメを見つけて、肌の悩みを解消しましょう。

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