アンチエイジングスキンケアおすすめランキング!シワ・たるみ・ほうれい線を改善する化粧品6選!

アンチエイジングスキンケアおすすめランキング!シワ・たるみ・ほうれい線を改善する化粧品6選!

シワやシミ、たるみなど年齢を重ねていくといろいろな肌トラブルが出てくるようになってきます。ある程度は仕方がないと思っても、やっぱりきれいでいたいのが女性の本音ですよね。

そこで取り入れたいのがアンチエイジングスキンケア。もう遅いと思っていても、アンチエイジングスキンケアを取り入れるだけで、ー5歳肌を叶えることだって可能です。

今からでもアンチエイジングをスキンケアに取り入れて、年齢を感じさせない美肌を手に入れてみませんか?

ここではアンチエイジング化粧品のおすすめのランキングと、アンチエイジングに適したスキンケアの方法や美容法などをご紹介します。

シミやシワ、たるみ、ほうれい線など、年齢から来る肌トラブルに悩んでいる方は必見ですよ♪

星マークこの記事で紹介するアンチエイジング用スキンケア一覧!

2位ファンケル エンリッチ ハリつや肌1ヵ月キット
ファンケル エンリッチ ハリつや肌1ヵ月キット
「適応型コラーゲンα」で年齢を感じさせないハリツヤ肌へ
3位ノエビア505 薬用スキンローション トライアル
ノエビア505 薬用スキンローション トライアルト
26種類の植物の力で自ら輝く肌へ
4位KOSE MAIHADA 米肌(まいはだ) 潤い体感セット
米肌 潤い体感セット
「ライスパワーNo.11」でうるおいに満ちた肌を実現
5位富士フイルム アスタリフト ベーシックトライアルキット
アスタリフト ベーシックトライアルキット
アスタキサンチンの「赤の美容パワー」でハリのある肌へ
6位アンプルール エイジングケアお試しセット
アンプルール エイジングケアお試しセット
10年後の肌を見据えたポジティブ・エイジングケア

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1,エイジングトラブルの種類と原因

エイジングサインとも呼ばれるエイジングトラブルにはさまざまなものがあります。代表的なものにシワやほうれい線、シミ、毛穴のたるみなどがありますが、その原因や特徴を詳しく見ていきましょう。

1-1,シワやほうれい線が増える

シワやほうれい線が増える

エイジングトラブルとしてまず思い浮かぶのがシワやほうれい線。エイジングトラブルの代表ともいえるものですね。

丸にシンプルチェック老化で出てくるシワやほうれい線の特徴は?

「老化」とは、加齢とともに生体の細胞などの働きが衰えていく現象です。人間の皮膚も例外ではなく、年を取ることによってさまざまな変化が起こってきます。シワやほうれい線が目立つようになるのも老化現象の一種です。

シワやたるみはさまざまな原因によって筋肉が皮膚を支えきれなくなり、重力に逆らえなくなった皮膚が垂れ下がりハリを保てなくなって起こります。

また、ほうれい線は左右の小鼻から口角にかけて延びる「頬の境界線」で、厳密にはシワではありません。年齢にかかわらず誰にもあるものですが、老化によって頬の部分が垂れ下がることでほうれい線が目立つようになり、老けた印象を与えるようになるのです。

丸にシンプルチェックシワやほうれい線ができる原因

若々しいお肌と、しわ・たるみができたお肌の断面図を比較 引用元:http://www.ulysses-clinic.com/
皮膚の老化による弾力の低下

年齢を重ねていくと、皮膚の奥にある真皮で肌の土台となり弾力やハリを保っているコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少していきます。

コラーゲンは20歳頃、エラスチンは20代後半をピークに減少すると言われ、ヒアルロン酸も40歳頃には赤ちゃんの頃の50%程度にまで減少するといわれているのです。

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の量が減少すると肌は弾力を失い、シワやほうれい線が目立つようになります。

表情筋の衰え
表情筋の衰え 引用元:https://www.te-sora.com/

加齢とともに全身の筋力は衰えていきますが、顔の筋肉である『表情筋』も例外ではありません。使われない筋肉はどんどん老化して固まり、動きにくくなっていきます。

表情筋はその名の通り表情を作るのに欠かせない筋肉で、数多くの表情筋が顔には存在しています。

ですが全ての表情筋を使うことはほとんどないということ。日本人の表情筋の使用率はなんと30%程度ともいわれています。

ちなみにドイツ人は85%、アメリカ人で60%ともいいますから、日本人の表情筋使用率はかなり少ないようですね。

日本語は外国語に比べると表情筋をそれほど使わずに発音するという点や、海外ほど表情を豊かに表現する文化がないということが深く関係していると言われます。

使用されない筋肉は凝り固まって筋肉の上にある肌を支えられなくなり、シワの原因となるのです。

肌の乾燥

乾燥もシワやほうれい線が目立つようになる大きな原因の一つです。肌が乾燥すると、肌の表面にある角質層の水分が失われ、角質が?がれてしまいます。

その隙間から水分がどんどん蒸発し、皮膚は縮んでハリを失うことでシワができるのです。また乾燥した肌はターンオーバーをうまく行うことができず、角質が分厚く重なる「角質肥厚」を起こし、弾力を失ってシワが目立つようになります。

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1-2,老化で増える主なシミは老人性色素斑と肝斑

老化で増える主なシミは老人性色素斑と肝斑

年齢を重ねるにつれてだんだん増えてくるシミ。シミは目立ちやすく、他人にも気付かれやすいエイジングトラブルなので、多くの女性が頭を悩ませています。

加齢(エイジング)によって現れたり増えるシミのほとんどが、老人性色素斑と肝斑です。

丸にシンプルチェック老人性色素斑とは?その特徴は?

①老人性色素斑 引用元:https://www.femmy-c.com/

老人性色素斑とは、長年日光にさらされたことによって生じるシミの一種です。日光を浴びやすい顔、手や腕、首筋などに多く出現します。淡褐色~黒に近いものまでありますが、色素斑部分の皮膚と通常の皮膚の境目がはっきりと分かれています。

見た目の変化以外に自覚症状はありません。年齢とともに増えていき、60歳以上ではほとんど出現するといわれています。

また、紫外線の浴びすぎや肌ダメージなどが原因で、20代でも老人性色素斑が現れることもあります。

丸にシンプルチェック老人性色素斑の原因

過去に蓄積された紫外線ダメージ

老人性色素斑の一番の原因は紫外線。日常生活において紫外線は避けられませんが、長年蓄積した紫外線ダメージによって、シミの原因となるメラニンが過剰に生成された人ほど、老人性色素斑が発生しやすいと言われています。

ターンオーバーの衰え

加齢が進むと体内の新陳代謝がスムーズに行われなくなってきます。そのため肌のターンオーバーの周期も乱れ、肌に蓄積されたメラニンがうまく排出されなくなり、シミとなってしまうのです。

丸にシンプルチェック肝斑とは?その特徴は?

ターンオーバーの衰え 引用元:https://www.femmy-c.com/shimi_top/kind/

肝斑は目の周囲にはできず、頬骨の上あたりや額、口周りなどに「左右対称」にできるという特徴があります。広い範囲に淡い褐色で広範囲に広がるように現れることがほとんどです。

また、老人性色素斑とは違って、シミの輪郭がはっきりとせずぼやけているのが特徴。

多くの場合、30代~40代で発症し、症状が見られるのは50代後半ごろまでで、60代以降になって発症する例はあまりないようです。日本人のような黄色人種に多く発症するといわれています。

丸にシンプルチェック肝斑の原因

ホルモンバランスの乱れ

実は肝斑の原因はまだはっきりとは判明していませんが、妊娠や出産、経口避妊薬(ピル)などによって肝斑が現れたり悪化したりすることより、女性ホルモンの乱れが関係しているという見解が多いようです。

50代後半~60代にかけて発症しなくなっていくのも閉経に関連していると考えられています。

1-3,毛穴がたるんで広がる

毛穴がたるんで広がる

シミやシワに比べると気付きにくいかもしれませんが、毛穴のたるみのエイジングトラブルの一つです。

丸にシンプルチェック毛穴のたるみとは?特徴は?

20代などの若い頃はそうでもなかったのに、年を取るとともに毛穴の開きが気になってきたら、それは加齢による毛穴のたるみです。

毛穴が縦長に伸びたようになり、鼻よりも鼻の近くの頬の毛穴が目立つようになります。また、髪の毛を後ろにまとめると、リフトアップ効果で毛穴が気にならなくなるのもたるみ毛穴の特徴です。

丸にシンプルチェック毛穴がたるんで目立つ原因

真皮層の老化
真皮層の老化 引用元:http://www.akaikeskincare.com/

シワやたるみの原因と同じく、肌の土台部分である真皮の衰えが毛穴のたるみの原因となります。

加齢によって真皮層を構成しているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが減少し、真皮層は弾力やハリを保てなくなります。そして表面の肌を支えきれなくなり、皮膚をたるませて毛穴を目立たせることになるのです。

乾燥で皮膚がしぼむ

乾燥で皮膚がしぼむ

うるおいが十分に行き渡った肌は角質層もふっくらとして肌のキメも整い、毛穴も目立ちません。

ところが肌が乾燥してしまうと、肌表面の角質層はうるおいを保てなくなり、角質層に隙間ができてしまいます。

隙間がある肌はふっくらとした状態を保てず、しぼんだような状態になってしまいます。

そうなってしまうと肌のキメは乱れ、毛穴がたるんで目立つようになります。

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2,ケアをする前に知っておきたいエイジングケアの基本

ケアをする前に知っておきたいエイジングケアの基本

シミやシワ、毛穴のたるみなどのエイジングトラブルのケアをする前に、エイジングケアの鍵を握るターンオーバーについて把握しておきましょう。

エイジングトラブルにはターンオーバーと深い関わりが!

ターンオーバーとは顔の皮膚の生まれ変わり、新陳代謝のことを指します。健康で美しい肌を保つのは、ターンオーバーがうまく行われているかどうかにかかっています。

ターンオーバーが正常に行われていると、ダメージを受けた肌はきちんと修復され、健康な肌が生まれてきます。

しかし、何らかの原因でターンオーバーの周期が遅れてしまうと、古い角質が剥がれにくくなり、分厚く肌の上に積み重なる「角質肥厚」を起こします。

角質肥厚を起こした肌は弾力を失い、スキンケア用品などの美容成分も浸透しにくくなります。その結果乾燥が進み、シワやたるみに繋がってしまうのです。

また、ターンオーバーが遅れると肌のダメージも蓄積されていきます。紫外線などの刺激によって分泌されたメラニンもターンオーバーが正常であればきちんと排出されてシミになることはありません。

しかし、ターンオーバーが遅れた状態だと、メラニンはいつまでも排出されず肌に蓄積されてシミになっていくのです。

ターンオーバーの仕組みとは
ターンオーバーの仕組みとは 引用元:https://www.chocola.com/

ターンオーバーは、肌の一番表面にある表皮で行われます。表皮はさらに外側から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分けられます。

基底層では表皮の元となる新しい角化細胞(ケラチノサイト)が作られ、だんだんと押し上げられて角質層に達し、最後には垢となって剥がれ落ちます。この一連の減少がターンオーバーの流れです。

角化細胞は顆粒層に達するまでは核がある「生きた細胞」ですが、角質層に達すると核がなくなり死んだ状態になり、角質化します。

基底層で角化細胞が生まれてから顆粒層に達するまでが約14日、角質化してから垢となって剥がれ落ちるまでに約14日かかり、個人差はありますが、この約28日が正常なターンオーバーの周期とされています。

ターンオーバーが乱れる原因は

ターンオーバーが乱れる原因は多くありますが、加齢も大きな原因の一つです。

年齢を重ねていくと細胞の働きも衰えてきます。細胞の働きが衰えると新陳代謝も悪くなり、ターンオーバーが遅れる原因となるのです。

正常なターンオーバーの周期は約28日であると先に述べましたが、年を取るにつれてターンオーバーの周期は長くなり、30代で約45日、40代になると約60日かかるともいわれています。

また睡眠不足もターンオーバーを遅らせる原因となります。睡眠時には成長ホルモンが分泌され肌のターンオーバーを促進してくれますが、睡眠不足だとこの成長ホルモンがしっかりと分泌されません。

この他にも、過度のストレスやホルモンバランスの乱れ、紫外線などもターンオーバーが正常に行われなくなる原因となります。

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3,アンチエイジング化粧品の効果は?

アンチエイジング化粧品の効果は?

『アンチエイジング』と名のついた化粧品もたくさん存在していますが、アンチエイジング化粧品は具体的にどのような効果を、老化が気になる『エイジング肌』にもたらしてくれるのでしょうか?

意外と知らないアンチエイジング化粧品の効果について見ていきましょう!

メラニンを排出してシミやくすみを改善

エイジング肌の代表的な悩みのシミやくすみは、ターンオーバーがうまくいかずメラニンが肌に蓄積されたり、不要な角質が肌に分厚く重なっていることが原因です。

アンチエイジング化粧品はターンオーバー促進作用のある成分を配合しているため、溜まった角質を取り去り、蓄積されたメラニンの排出を促してくれます。

また肌細胞を活性化する成分や血行促進作用のある成分を配合しているため、肌のターンオーバーをサポートし、シミやシワを改善するよう導きます。

保湿効果で肌にハリを与える

乾燥対策もアンチエイジングには欠かせません。乾燥はすべての肌トラブルの元ともいわれほどですから、保湿対策は非常に重要です。

乾燥が進んだ肌は角質層に隙間ができ、肌のハリを保てません。うるおいで角質層を満たすことで角質層はふっくらと整い、肌のキメが整いハリのある状態になるのです。アンチエイジング化粧品は高い保湿効果で肌にハリを与えてくれます。

肌に弾力を与えてたるみ毛穴を改善

アンチエイジング化粧品は、コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分の生成を促進する成分を配合しています。そのため、加齢によって失われた肌の弾力を取り戻すようにサポートしてくれますよ。

4,アンチエイジング効果を最大限に発揮する化粧品の選び方

アンチエイジング化粧品を使用するなら最大限に効果を発揮するものを選びたいもの。ここではアンチエイジングに効果的な成分や商品の選び方をご紹介します。

4-1,老化の悩みに合わせた成分から選ぶ

まずはそれぞれのエイジングトラブルに対応した成分が入っているものを選ぶようにしましょう。

丸にシンプルチェックシワやほうれい線を改善したい人は

ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体 引用元:http://www.bihadadr.com/

ビタミンC誘導体は、そのままでは酸化しやすく肌に浸透しにくいビタミンCを、人工的に他の成分と結合させて安定性を持たせ、肌に浸透しやすくした成分です。

ビタミンC誘導体は肌の中でビタミンCに戻り、ビタミンCとしての効果を発揮してくれます。

ビタミンCは、肌奥の真皮に存在し、肌の弾力を支えているヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンの生成に関わる「線維芽細胞」を活性化する効果を持っている成分。

シワやほうれい線は年齢によってヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどが減少していることが原因の一つですから、線維芽細胞が活性化することによってこれらの成分の産出が促され、シワやほうれい線の改善につながるのです。

アスタキサンチン
アスタキサンチン 引用元:http://www.shinyo.pro/

アスタキサンチンは、強力な抗酸化作用を持ち、肌の老化の原因となる活性酸素を除去する成分。天然色素であるカロテノイドの一種で、カニやエビのような甲殻類、鮭、イクラなどの赤い色素を持つ食品に含まれています。

富士フイルムの研究によって、アスタキサンチンはコエンザイムQ10の数百倍以上の抗酸化力を持つことが明らかになっているほか、紫外線(UVA)によるシワの形成を抑制する作用が報告されています。

レチノール

レチノール

ビタミンAの一種で、肌の弾力を保つのに必要なコラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチンの産出を促します。そのため肌のハリや弾力アップ、シワやほうれい線の改善が期待できます。

2017年12月には資生堂が日本で初めて純粋レチノールの「シワを改善する」という効果の承認を厚生労働省から受けています。これにより資生堂は”現時点で医薬部外品の有効成分「純粋レチノール」を配合した製品を日本で唯一販売できるメーカー”となりました。

コラーゲン
コラーゲン 引用元:http://www.camucamu.jp/

コラーゲンは皮膚の構成要素の70%を占めるともいわれる大切な成分です。ですが先に述べたようにコラーゲンは年齢とともに減っていく成分。体内でのコラーゲン生成力も年を取るにつれて衰えていきます。

さらに、肌は紫外線を受けるとコラーゲンを分解する酵素を出すので、コラーゲンはどんどん破壊されていきます。コラーゲン生成能力の衰えた肌はますますコラーゲン不足となり、肌は弾力やハリを失ってシワやほうれい線が気になるようになっていくのです。

コラーゲンはアンチエイジングには不可欠ともいえる成分です。

丸にシンプルチェックシミを改善したい人は

トラネキサム酸
トラネキサム酸 引用元:https://otona-skincare.com/

トラネキサム酸はシミのもとになるメラニンを作り出す細胞、メラノサイトにメラニン増産の情報が届かないように作用する成分です。また、美白有効成分として厚生労働省の認可を受けている成分でもあります。

肌は紫外線などの刺激を受けるとプラスミンやプロスタグランジンなどのメラノサイトにメラニン増産の情報を届ける物質を発生させます。

トラネキサム酸はこのプラスミンやプロスタグランジンなどの働きを阻害し、メラノサイトにメラニン増産の情報が届かないようにしてシミの発生を防ぎます。

肝斑にも有効とされ、肝斑の治療薬「トランシーノ」なども有名です。

アルブチン
アルブチン 引用元:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/

アルブチンはハイドロキノンを誘導体化した成分で、厚生労働省に認可されている美白有効成分です。ハイドロキノンの欠点である強い刺激性や不安定さをクリアするために開発されました。

アルブチンはメラニンを黒くする酵素「チロシナーゼ」の活性を阻害する働きをもち、メラニンそのものを作らせません。シミのもとになるメラニンができるのを防ぐことで、シミやくすみを防ぎます。

ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体 引用元:https://www.biyougeka.com/

ビタミンC誘導体は強い抗酸化作用を持っています。メラニンが黒いのは「チロシン」というメラニンになる前の物質が酸化した結果によるものですが、ビタミンC誘導体はこの酸化したメラニンをチロシンの状態に戻す「還元作用」を持つ成分です。

ビタミンC誘導体は肌の中でビタミンCに還元されるとメラニンに結びついて活性酸素を除去。メラニンを酸化前の状態に戻すこの一連の流れのことを還元作用といいます。ビタミンC誘導体ができたシミにも有効なのは、この還元作用によるものです。

ビタミンC誘導体はチロシンを黒く酸化させる酵素、チロシナーゼの働きを阻害する作用もあり、新たなシミができるのも防いでくれます。

現在厚生労働省の認可を受けている美白有効成分で還元作用と新たなメラニンの生成を抑制する2つの作用を持っているのはこのビタミンC誘導体のみです。

ハイドロキノン

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、アルブチンやビタミンC誘導体など、代表的な美白有効成分の10倍~100倍にも及ぶ美白効果があると言われる成分です。

メラニンを黒くするチロシナーゼの活性を阻害するのはもちろん、メラニン製造工場であるメラノサイトそのものの数を減らす作用を持っているので、メラニンの生成を強力にストップします。

またビタミンC誘導体と同じくシミを薄くする還元作用を持っているのもハイドロキノンの大きな特徴。その還元力はビタミンC誘導体よりもかなり強いと見られています。

シミ対策に心強い成分ですが、厚生労働省に認可された美白有効成分ではありません。強い刺激があり、痛みやかゆみ、白斑など副作用の心配もあるので配合濃度3~4%以上のものを使用する際は必ず医師の指示に従ってください。

プラセンタ

プラセンタ

プラセンタとは、動物の胎盤のこと。胎盤は母親と胎児を結び付けて酸素や栄養分を胎児へ送る大切な臓器です。

プラセンタには胎児を成長させるための「成長因子」が豊富に含まれています。この成長因子が肌の新陳代謝、ターンオーバーを促進して肌に蓄積されたメラニンの排出し、シミを予防します。また、チロシナーゼの活性を阻害する効果もあるとこが確認されている美白有効成分です。

他にもアミノ酸やミネラル、タンパク質やビタミン類などの肌に必要なたくさんの養分を含んでいるのでアンチエイジングには是非取り入れたい成分の一つです。

丸にシンプルチェック毛穴のたるみを改善したい人は

ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体

毛穴の悩みにはまずビタミンC誘導体といわれるほど、ビタミンC誘導体は毛穴の悩みに多方面から働きかけてくれます。

毛穴のたるみは肌の土台である真皮の中のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが減少して肌の表面を支えきれなくなって起こります。

シワやほうれい線の項でもお伝えしましたが、ビタミンC誘導体は線維芽細胞を活性化させてコラーゲンなどを増やし、ハリを取り戻し、たるみを解消するようサポートします。

またビタミンC誘導体は毛穴を引き締める効果もあるので、相乗効果で毛穴をより目立たなくしてくれるのです。

レチノール

レチノール

レチノールも真皮の線維芽細胞に働きかけて活性化し、コラーゲンの合成を促進させる成分。たるんで目立つようになった肌にハリを取り戻し、たるみ毛穴を解消するように導きます。

またレチノールには肌のターンオーバーを促進させる作用もあるので、不要な角質を取り除き、健康なハリのある新しい皮膚を生み出すようにサポートしてくれます。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミド

ニコチン酸アミドとも呼ばれる成分で、ビタミンB群の一種です。血行を促進して、新しい細胞が生まれるのをサポートし肌にハリを取り戻します。肌の一番表面にある角質層にも元々存在して水分や油分を抱え込んでくれる成分。

ナイアシンアミドはセラミドの合成を助ける作用を持つため、肌はセラミドに満ちたふっくらとハリのある状態に。水分をしっかりと抱え込んだ毛穴は毛穴も目立たなくなるため、たるみ毛穴も解消してくれます。

4-2,アンチエイジング向けのクレンジング・洗顔を選ぶ

クレンジングや洗顔もアンチエイジングを意識したものを選ぶのが大切です。ここではクレンジング剤や洗顔料の選び方をご紹介します。

毛穴ケアに良いクレンジングの選び方

クレンジングオイルはしっかりメイクを落とせることも大切ですが、うるおいを残してメイクを落としてくれるものを選ぶようにしましょう。

エイジング肌は細胞の力が衰えてうるおいを保つ力も弱くなっている状態なので、メイクと一緒に肌の油分や水分を奪い過ぎないようにすることが大切。

できればミルククレンジングやクリームクレンジングなど、適度に油分を肌に残すタイプのものを使用しましょう。

オイルクレンジングやジェルクレンジングなど洗浄力が高いクレンジングは油分を取り去る力が強いため、あまりおすすめできません。

毛穴ケアに良い洗顔料の選び方

毛穴に汚れが溜まって開いていると感じると、ついつい洗浄力の高いものを選んでしまいがちですが、アンチエイジングケアにはNG。エイジング世代の開き毛穴は十代のような皮脂の過剰分泌ではなく、加齢によるたるみで開いているからです。

アンチエイジングには、洗浄力が高すぎない洗顔料を選ぶようにしてください。 パッケージに「保湿」や「しっとり」などと書かれたものがおすすめです。

洗浄力の高すぎる洗顔料を使用すると、必要な皮脂やうるおいまで取り去って乾燥が悪化。余計に毛穴を目立たせることになるため注意しましょう。

5,アンチエイジングスキンケアのおすすめランキング

ファンケル エンリッチ ハリつや肌1ヵ月キット

ファンケル エンリッチ ハリつや肌1ヵ月キット

商品情報
内容量:約1ヶ月分
価格:1,830円(税込)
商品のおすすめポイントや特徴

コラーゲンを束ねて強く結束したファンケルの独自成分「適応型コラーゲンα」を配合、良質なコラーゲンで肌を満たしハリやつやのある肌へと導きます。

コラーゲンの鮮度を保つ月見草エキスも配合されているので、常にコラーゲンがフレッシュな状態で肌に届きます。使い続けるほどにうるおいやハリが実感できると口コミをチェック!でも評判です。

肌に刺激を与えて老化の一因にもなる防腐剤や香料、合成色素や石油系界面活性剤、紫外線吸収剤を配合していないので敏感な肌にもおすすめです。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

乾燥が気になっていましたが、使い続けるうちにしっとりが持続するようになりました。少量でもしっかり効果が出るし、使い続けるうちに肌の良い状態が保てるようになるので、使い続けたいスキンケアだと思いました!

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

1ヶ月試せるので肌の様子がじっくりと観察できますね。コストパフォーマンスのいいセットです。

ノエビア505 薬用スキンローション トライアル

ノエビア505 薬用スキンローション トライアル

商品情報
内容量:約1週間分
価格:1,800円(税抜)
商品のおすすめポイントや特徴

植物の成長リズムに着目し、植物のパワーで年齢肌にハリやうるおい、ツヤを取り戻すスキンケアラインです。ビワ葉、イチョウ新芽、スイカズラ花、アンズ果実をはじめとする26種類の植物エキスを配合、肌が自ら輝くよう植物のパワーでサポートします。

細胞膜と同じ分子のリン脂質の膜でできたマイクロカプセル「モイスチュアマイクロカプセル」の配合により浸透力とうるおいアップを実現しました。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

スキンローションは、肌にスッと入っていく感触がとても気持ちよく、おだやかになれます。ミルクローションも、とてもなめらかで自然にお肌になじみます。

そして仕上げのクリーム。お肌がモッチリする感じが嬉しくなります。香りもとても好きです。ノエビア 505 薬用シリーズは、私にとってお肌も気持ちも満足させてくれるスキンケアです。

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

植物の力を実感してみましょう。高級感のあるネイビーの容器も素敵ですね。

KOSE MAIHADA 米肌(まいはだ) 潤い体感セット

KOSE MAIHADA 米肌(まいはだ) 潤い体感セット 商品情報
内容量:約2週間
価格:1,527円(税込)
商品のおすすめポイントや特徴

全ての肌トラブルのもとになる乾燥に着目したスキンケア。肌のうるおいのカギを握るセラミドに働きかけて肌の水分保持機能を改善します。

100%国産米から抽出される保湿効果の高い「ライスパワーNo.11」を配合。日本人になじみのあるお米の力でうるおいに満ちた肌を実現します。弱酸性、アレルギーテスト済みと敏感肌の方でも安心して使用できるスキンケアラインだと評判です。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

今までひとつの化粧品を10年以上信用して使い続けていましたが、これだったら変えてみいいかなと思いました。とってもしっとりして小じわ※が目立たなくなりました。

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

マスクやエッセンスもついた充実したセット。スペシャルケアも試せるのがいいですね。

富士フイルム アスタリフト ベーシックトライアルキット

富士フイルム アスタリフト ベーシックトライアルキット

商品情報
内容量:約5日間
価格:1,000円(税抜)
商品のおすすめポイントや特徴

光や熱に弱い性質を持つアスタキサンチンを、富士フイルムが写真フィルムの研究で培ったナノテクノロジーを応用してナノ化し、化粧品に配合したのがアスタリフトです。

アスタキサンチンは肌にハリをもたらし、年齢肌をケアします。また水溶性コラーゲン、浸透性コラーゲン、ピココラーゲンの3種のコラーゲンやセラミドを配合、ハリとうるおいに満ちた肌へ導きます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

これまで海外の高級ブランド品を使用していましたが、ふと日本の技術力に興味を持ち、こちらにトライしてみました。

驚いたのは、使って違いが感じられたこと。気になり始めていた肌の調子が良くなったように感じ、トライアルキットを使い切る前に届くよう早速4商品の定期購入を申し込みました。気軽にトライアルできるこのキットのおかげで、違いを期待できそうな商品と出会うことができ、本当に良かったです。

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

「赤の美容パワー」の実力をしっかりと見極めましょう。ブースター美容液もついているのが嬉しいですね。

アンプルール エイジングケアお試しセット

アンプルール エイジングケアお試しセット

商品情報
内容量:約7日間
通常価格:4,104円(税込)
トライアルセット:1,000円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

10年後の肌も愛せるように楽しみながらできるポジティブ・エイジングケアがコンセプト。化粧水のベースにライス発酵エキスを使用しています。エキスとして配合するのではなく贅沢に化粧水のベースとして使用することで、質の高い保湿を実現します。

美容液にはGF(成長因子)や植物幹細胞、セルフメンテナンスペプチドを配合し肌のハリやうるおいをサポート。さらにクリームの独自成分「Vリフター・コンプレックス」が肌表面にリフト膜を形成してゆるみがちな年齢肌を支えます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

使い始めて数日なので効果はまだ実感していませんが、使い心地の良さにびっくりしました! 肌が美容液をギュンギュン吸収していく感じで、肌が喜んでいる!という幸福感をもらえます^^ これからの肌の変化に期待!

Twitterでの評判

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まずはトライアルセットを試してみよう!

高価なラインがお手軽価格で試せるのはいいですね。しっかりと効果を確かめてみましょう。

6,アンチエイジング化粧品の正しい使い方

アンチエイジング化粧品の正しい使い方

それでは、アンチエイジング化粧品の正しい使い方を伝授しましょう。クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液&クリームの順番で見ていきます。

クレンジング
1,適量を手に取り優しく肌にのばします。
2,力を入れすぎないように気を付けて、優しくマッサージするようにメイクと馴染ませます。
3,メイクとクレンジング剤がなじんだら、少しの水分を足して乳化させます。
4,優しく洗い流します。

クレンジングの際は優しくメイクと馴染ませることがポイントです。決してメイクが落ちにくいからといって強くこすったりしないでください。落ちにくい目元のメイクなどはポイントメイクアップリムーバーを使用するといいでしょう。

次に、洗顔です。

肌に優しい洗顔の方法
1,適量を手に取ります。
2,少しずつ水を足しながら、しっかりと泡立てます。
3,しっかりと泡立ったら、泡を濡れた顔になじませて優しくのばします。
4,顔全体に泡を転がすようにして洗います。
5,32℃~34℃程度のぬるま湯で洗い流します。
6,柔らかいタオルで押さえるようにして水分をふき取ってください。

洗顔料はしっかりと泡立ててください。泡は手と顔の肌のクッションになり摩擦による刺激を軽減します。また、十分に泡立っていない洗顔料は肌の刺激にもなりかねません。

泡立てが苦手な方は市販の泡立てネットなどを使用するといいかもしれませんね。また、洗顔料が顔に残らないようにしっかりと洗い流してください。肌に残った洗顔料はやはり刺激となり、肌トラブルのもとになります。

化粧水の効果的な付け方
1,化粧水を適量の1/2~1/3程度手に取ります。一度に全量を手のひらに出すとこぼれてしまうので、気をつけましょう。
2, 手のひらの体温で化粧水を10秒ほど温めたら、両手に広げて顔全体に優しくなじませます。
3,化粧水がなじんだら、両方の手のひらで顔全体を覆い、「ハンドプレス」していきます。ゆっくり10秒ほど、手のひらの熱で化粧水を浸透させてください。目元や口元、小鼻などの細かい部分も、指先で優しく押さえて温めましょう。
4,残りの化粧水も、1~3の手順で付けていきます。

化粧水は必ず体温で温めて使用してください。冷たいままだと顔につけたときに毛穴が閉じてしまい、美容成分が十分に浸透しません。また、ハンドプレスも重要です。化粧水を肌にのばしてから両手で1~2分、顔を覆うようにして化粧水を浸透させてください。

ハンドプレスをするとしないとでは、化粧水の浸透が全然違ってくるので、必ずやっておきましょう!

美容液の効果的な付け方
1,適量を手に取って、化粧水と同じく手のひらの体温で10秒ほど温めます。
2,両手に美容液を広げ、シミやシワ、ほうれい線など気になる部分から美容液を乗せていき、顔全体に広げて馴染ませます。特に気になる部分には、指先で重ね付けをしましょう。
3,最後に、化粧水と同じようにハンドプレスして美容液を浸透させてください。

美容液は、前に使用した化粧水が乾燥しないうちに使用してください。化粧水の水分が呼び水のような効果を果たし、美容液がより肌に浸透しやすくなりますよ。

乳液、クリームの効果的な付け方
1,適量を手に取って、手のひらの体温で乳液もしくはクリームを温めます。
2,目元や口元、頬など乾燥が気になる部分から顔全体に伸ばしていきます。
3,顔全体にのばしたら、ハンドプレスをしてしっかりと馴染ませます。

乳液、クリームは美容液をつけたらすぐに使用してください。化粧水や美容液で補給したうるおいが乾燥してしまう前に、保湿成分や油分でうるおいを閉じ込めてしまいましょう。

乳液とクリームは肌の状態や使用感の好みによって使い分けのがオススメです。Tゾーンなどのベタつく部分や夏場はさっぱりした乳液、頬や口元など、乾燥した部分が気になるのであればクリーム、といった具合です。

また、商品によっては使用順序が通常とは違ったり、特殊な使い方をしたりするものもあります。その場合はメーカーの指定する方法に従って使用してくださいね。

6-1,アンチエイジングケアの注意点

アンチエイジングにおすすめの成分や化粧品がわかってきました。正しいアンチエイジング化粧品の使用方法も理解したところで、次は注意点をチェックしておきましょう。

顔を触りすぎると逆効果に!

トラブルがあるとどうしても気になって顔を触ってしまっていませんか?もしくはトラブルを解消するために、スキンケアにかける手順を大幅に増やしてみたり、基礎化粧品をしっかりと塗り込んでしまったり……。

気になる部分をケアしたい気持ちはわかりますが、スキンケアやメイクアップの時以外はできるだけ顔は触らないようにしましょう。顔を触り過ぎると、摩擦ダメージが発生して肌の老化を促進してしまいます。

摩擦ダメージによって肌が刺激を感じると、肌は自分を守るためにメラニンを過剰に発生させ、シミやくすみを引き起こしてしまうのです。

また、肌を触りすぎると、外部の刺激から肌を守っている角質も?がれてしまい、バリア機能が低下してしまうことも。バリア機能が低下した肌は少しの刺激にも敏感に反応するようになるため、炎症を起こしやすく、老化スピードの早い肌になってしまいます。

さらに、肌を触りすぎると肌のうるおいを保つ力も衰えてしまい、乾燥にもつながります。スキンケアの時も、必要以上に顔の肌に触れないようにして、肌を傷めてしまわないように心掛けましょう。

リフトアップ目的のマッサージは丁寧に行うこと

シワやたるみ、ほうれい線などが気になる肌にはリフトアップマッサージが効果的だといわれていますね。その効果は非常に高く、実際にアンチエイジングケアの一環としてケアに取り入れている方も多いのではないでしょうか。

実は、リフトアップマッサージは正しい方法で丁寧に行わないと、かえってエイジングトラブルを招いてしまう可能性があります。

肌が乾燥した状態でリフトアップマッサージを行うと、皮膚を引っ張ったりこすったりしている状態になり、肌にダメージを与えてしまいます。マッサージ時の力の入れ過ぎにも要注意です。

また、まだ肌がたるんでいない状態なのにリフトアップマッサージを頻繁に行うと、もともと弾力があってハリのある肌を引っ張り伸ばしているような状態になります。そうなると、肌は伸びてしまい、せっかくの肌の弾力が失われてしまうことに。

リフトアップマッサージは正しい方法で、肌の様子を見ながら丁寧に行うようにしましょう。

7,スキンケアに+したいアンチエイジング美容法

スキンケア以外にもエイジングトラブルを寄せ付けない美容法はいろいろあります。ここでは、その一部をご紹介しましょう。

アンチエイジングに良い食事を摂る

アンチエイジングに良い食事を摂る

体の老化を促進させるのは、年齢を重ねて体が酸化していくことが原因の一つです。体をサビさせてしまう活性酸素は、ストレスや紫外線、タバコの煙などさまざまな要因で発生し、体の老化を促進してしまいます。

体内に抗酸化作用のある食品を積極的に取り入れて、体内からもアンチエイジング対策を行いましょう。

真っ先に取り入れたいのはビタミンCを豊富に含んだ食材。キウイフルーツやアセロラ、小松菜やパプリカなどがそうですね。抗酸化作用と共にコラーゲン合成作用を持つアンチエイジングに嬉しい栄養素です。

さらにビタミンCの数百倍の抗酸化力を持つといわれるアスタキサンチンもいいでしょう。サケやいくら、エビ、カニなどの魚介類に含まれる赤い色素成分です。

赤い色素成分といえば、リコピンも抗酸化物質としてよく知られていますね。リコピンが豊富な食材としてはトマトやスイカ、グァバ、ピンクグレープフルーツなどが挙げられます。

また、ポリフェノールも積極的に取り入れたい抗酸化物質。緑茶や紅茶などに豊富に含まれているので日常的に取り入れやすいですね。赤ワインやチョコレート、ココア、リングやプルーンなどもおすすめです。

さらに、カロテノイドにも抗酸化力があるので、にんじんやホウレン草などの緑黄色野菜、ミカンやオレンジなどのフルーツなど色の鮮やかな野菜や果物を食事に取り入れるようにするといいでしょう。

毎日適度な運動をする習慣をつける

毎日適度な運動をする習慣をつける

運動は健康と美容の為に必要なことはよく知られていますね。

運動すると疲労回復や免疫力の向上、脂肪分解、細胞修復などの効果を発揮する成長ホルモンが分泌されるため、健康にも美容にも欠かせません。また、血行が良くなると体の隅々まで栄養素や酸素が行き渡り、肌の新陳代謝促進も期待できると言われます。

そして、運動はアンチエイジングにも有効なことが科学的にも証明されています。

アメリカのブリガム・ヤング大学のラリー・タッカー教授の研究により、人間は活発に運動すると実年齢よりも10歳下程度の若さを保つことが明らかにされました。
(参考:運動のアンチエイジング効果は、細胞レベルで体を若返らせる

アンチエイジングにはもちろん健康にもいいので、できるだけ日常的に運動を取り入れるようにしたいですね。

紫外線対策は1年中しっかり行う

紫外線対策は1年中しっかり行う

紫外線対策はアンチエイジングにかかわらず美肌を保つためには必要です。日焼け止めを使用するのはもちろん、サングラスや帽子、日傘や手袋なども活用して紫外線を浴びないように心掛けてください。

また紫外線は春先や夏だけではなく、太陽が出ている時間はずっと降り注いでいます。雨や曇りの日も紫外線が出ているので、季節や天気にかかわらず、一年を通して日焼け止めを使用するようにしましょう。

屋内にも窓から紫外線は入ってきます。またパソコンや照明器具からも紫外線は放出されているので、外出の予定がない日でも日焼け止めは使用する習慣をつけておきましょう。

家にいるときは日焼け止めを塗りたくない!という人は、石けんで落とせるタイプのルースパウダーを軽くつけるだけでもOKですよ♪

ストレスを溜めすぎない

ストレスを溜めすぎない

過剰なストレスはホルモンバランスの乱れにつながり、エイジングトラブルを引き起こすきっかけになります。現在社会で日常生活を送っている以上、全くストレスを感じない生活はほぼ不可能かと思いますがあまり溜め込まず、こまめに発散するようにしてください。

散歩をする、ドラマや映画を楽しむ、ペットと触れ合う、好きな音楽を聴くなど、自分なりのストレス発散の方法を見つけておくことも大切です。

抗酸化作用のある成分をサプリメントから摂取する

抗酸化作用のある成分をサプリメントから摂取する

老化には活性酸素が大きく関係していることが昨今の研究で明らかになっています。食事だけでは補い切れない抗酸化成分は、サプリメントを上手に活用して摂取しましょう。

高い抗酸化作用がありコラーゲン再生促進作用のあるビタミンCや、抗酸化作用はもちろんのことコラーゲンの破壊を防いでコラーゲンの合成促進する作用や、血行促進作用もあるコエンザイムQ10などもいいですね。

その他にもビタミンCの数百倍もの抗酸化作用があるとされるアスタキサンチンもおすすめです。アスタキサンチンは赤い魚介類からしか摂取できないため、効率的に摂取したいならサプリメントを活用してくださいね♪

8,表情筋を鍛えてエイジングケアを効果的に!

表情筋を鍛えてエイジングケアを効果的に!

顔の皮膚を支える表情筋の衰えは肌のたるみやシワにつながるのは先に述べた通り。特に日本人はあまり表情筋を使用しない傾向があるので、アンチエイジングのためには意識して表情筋を動かし、衰えないようにする必要があります。

ここでは表情筋を鍛えるストレッチの方法をご紹介しましょう。

顔全体を鍛えるあいうえお体操

簡単にできてたるみに効果的、小顔効果も抜群と話題のあいうえお体操。顔の血行が良くなり、表情筋が引き締まるのでたるみが改善し小顔に見えるようになりますよ。

やり方はとても簡単で、 「あ、い、う、え、お」と口を動かすだけです。声は出しても、出さなくても構いません。言いやすいように「あえいうえおあお」でも「あいうえおあお」などでもOK 。

とにかくこの「あいうえお」の5音を発声するときの表情を顔全体でしっかりと行うことが大切です。

唇周りを鍛えるペットボトルトレーニング

唇周りの筋肉は衰えやすく、年齢が目立ちやすい部分。ペットボトルを使ってトレーニングを行ってすると、口周りのシェイプアップができます。ほうれい線にも効果があるので、ぜひとも取り入れましょう!

3回で1セットとして、朝晩2セットずつ行うのをおすすめします。慣れてきたら水の量を増やしたり、ペットボトルをキープする時間を30秒にしたりなど負荷を増やすようにするとより効果的です。

口周りを鍛える割り箸トレーニング

口角の下がりが気になる方に特におすすめのトレーニングがこちら。口周りと頬の筋肉、ほうれい線にも効果があるのでぜひチャレンジしてみてください。

9,アンチエイジングケアはいつから始める?20代でもやるべき?

アンチエイジングケアはいつから始める?20代でもやるべき?

アンチエイジングケアを始めるベストなタイミングはいつなのか、疑問を感じたことはありませんか?エイジングトラブルをそれほど実感していない20代でもアンチエイジングケアを行ったほうがいいのでしょうか。

エイジングケアは早い段階から始めた方が良い!

エイジングケアは、できるだけ早く始めたほうが肌のエイジングを遅らせ、美肌を保ち続けられます。

特にエイジングサインの代表であるシミやシワなどは、長年の紫外線ダメージが蓄積された結果なので、一刻も早く紫外線ケアなどの予防的なエイジングケアは取り入れるようにしましょう。

また肌の弾力に関係するコラーゲンやエラスチンも20歳頃をピークに減少する一方です。自覚はなくとも確実に肌内部では老化は始まっているので、20代からでもアンチエイジングケアを取り入れると未来のエイジングケアに繋がります。

いつもと肌の感触が違う、スキンケア用品の浸透が何となく悪いような気がする、これまで使用していたスキンケア用品が物足りなく感じるなど、はっきりした不調ではないけれど肌に違和感を抱いたり変化を感じたりしたら、それがエイジングのサインかもしれません。

そのタイミングを逃さずにアンチエイジングケアを取り入れるといいでしょう。

9-1,年代別のアンチエイジングケア

ここでは、年代別に取り入れたいアンチエイジングケアをご紹介します。

20代のアンチエイジングは予防が基本!

20代のうちは予防のエイジングケアを心掛けます。20代はシミやシワなど、深刻なエイジングサインが現れていないことが多い年代なので、高価なアンチエイジングケア用品を使用するよりも将来の肌の為に予防するケアを行うのが大切です。

まず、エイジングトラブルの大きな原因となる紫外線対策を徹底して行うようにします。クレンジングや洗顔などの基本的なスキンケアの正しいやり方を習慣づけておくことも大切です。また、すべての肌トラブルの原因となる乾燥を防ぐ保湿ケアを重点的に行うようにしましょう。

30代のアンチエイジングは油分の補給を意識して

30代は20代の頃とは違う肌の変化を実感する年代。エイジングサインを自覚し始めて、悩みが出てくる年代でもあります。

30代の肌はうるおいを保つ力と一緒に皮脂の分泌量も減少中。保湿を心掛けると同時に油分の補給も意識するようにしましょう。

保湿は20代の頃から意識している方も多いと思いますが、30代になると20代のままのケアでは油分不足で肌は乾燥しがちになります。肌の状態をよくチェックして、自分に合ったクリームや乳液を使用するようにしてください。

40代のアンチエイジングは徹底保湿+悩みを解決する成分を補給

40代になるとエイジングサインをはっきりと自覚するようになります。まず基本は徹底した乾燥対策。乾燥はエイジングサインをより悪化させてしまうので、保湿効果の高いスキンケア用品を使用して乾燥から肌を守ってください。

また保湿と並行して悩み別のケアもプラスしましょう。シミが気になるのならば美白効果のあるハイドロキノンやアルブチン、シワが気になるのであればビタミンC誘導体やレチノールといった具合に、自分の肌悩みに対応している成分が入ったアンチエイジング化粧品を選ぶといいでしょう。

10,アンチエイジングケアにまつわるQ&A

アンチエイジングケアにまつわるQ&A

Q:オールインワン化粧品だけでもアンチエイジングケアはできる?

A:アンチエイジングでは手間暇かけた丁寧なスキンケアが大切ですが、エイジングケア成分が入っているものを選べば、オールインワン化粧品でもアンチエイジングケアが可能です。

とくに、エイジング世代は仕事や育児などで忙しく、スキンケアに時間をかけていられない人も多いと思います。スキンケアに時間をかけられないのであれば、アンチエイジング成分の入っているオールインワン化粧品を選びましょう。

中でも、プラセンタエキスやコラーゲン、アスタキサンチンなどが入っている商品がオススメです。

オールインワン化粧品だと一度で化粧水、美容液、クリームの役割を果たしてくれるので、エイジングを悪化させる原因の一つでもある「肌に触りすぎる」心配がないこともメリットとして挙げられます。

Q:手作り化粧品でもアンチエイジングケアはできる?

A:手作り化粧水やクリームなど、自作している方もいらっしゃるでしょう。余分な添加物などが入らず自分の好みの香りにできるなどの利点がありますが、アンチエイジングにはあまりおすすめできません。

手作り化粧品は保存料などを添加しないため長期保存ができず、少量を繰り返し作る必要があります。保存の際も温度管理などが必要なので、手作り化粧品は市販の化粧品よりも手間がかかり、コストパフォーマンスがあまり良くありません。

また、高価なアンチエイジング成分を配合しようと思ったら、市販品を購入するより高くつくこともあります。

アンチエイジングに関しては、手作り化粧品よりも市販の化粧品のほうがコストパフォーマンスに優れ、手間もかからないのでおすすめです。

11,まとめ

人間は誰でも年を取るものとはいえ、いつまでも若々しく美しい肌でいたいもの。

自分に合ったアンチエイジング化粧品を取り入れるとともに、老化を加速させる生活習慣やスキンケアなども見直しましょう。

また、エイジングケアには体の中からのケアも大切です。抗酸化作用のある成分を食事からたっぷり補給し、適度な運動で新陳代謝をアップさせて、年齢を感じさせない肌づくりをはじめましょう。

アンチエイジングケアを始めるのに早いも遅いもありません。今から始める エイジングケアが、年齢を感じさせない美肌作りの第一歩ですよ♪

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