洗顔ブラシで毛穴の黒ずみ・角栓を解消!選び方と効果的な使い方を解説!

洗顔ブラシで毛穴の黒ずみ・角栓を解消!選び方と効果的な使い方を解説!

肌の悩みで常に上位にランクインしているのが、毛穴の詰まりや黒ずみ。何を試しても改善できずに困り果てている人も多いはずです。

そんな中、ここ最近になって毛穴ケア専用の美容アイテムが大注目されているのをご存知でしょうか?

それは洗顔ブラシです。洗顔ブラシは、普通の洗顔では落としきれない小さな角栓をしっかり洗い流し、使い続けることで毛穴自体を小さくしてくれる夢のようなアイテムです。

ブラシと聞くと、なんとなく肌に負担をかけそうなイメージもありますが、肌質に合ったものを正しく使えば肌に悪影響を及ぼす心配はありません。

このページでは、今話題の洗顔ブラシの選び方や正しい使い方を詳しく紹介していきます!

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洗顔ブラシの役割と効果

洗顔ブラシは、毛穴の詰まりや黒ずみはもちろん、血行促進やマッサージ効果も期待できる優れものです。

でも、どんな肌質でも使えるのか、肌を傷つけてしまわないかなど疑問もありますよね。そこで、まずは洗顔ブラシが一体どのようなものなのかを詳しく見ていきましょう。

洗顔ブラシを使うメリットとは?

一般的に毛穴の大きさは0.2mm以下と言われていますが、皮脂の分泌量や肌老化によってそれ以上大きくなることがあると言われています。

顔には約20万個もの毛穴が存在しています。通常、一つひとつの毛穴の大きさは約0.2ミリと小さく、見た目にはわからない程度ですが、様々な原因によって開いた毛穴は明らかに存在感を放っています。
引用元:毛穴のメカニズムを知って「黒ずみ」にさようなら

普通の洗顔では肌表面の汚れを落とすことができますが、「毛穴に蓄積した角栓を取り除く」という意味では洗浄力が不十分です。とくに、凹凸のある鼻周辺は力を均等にかけるのが難しいので、毛穴の詰まりや黒ずみが目立ちやすくなります。

そこで取り入れて欲しいのが洗顔ブラシです。

洗顔ブラシとは、読んで字のごとく洗顔の際に使用するブラシのことで、毛穴に詰まった汚れをしっかりとキャッチできます。商品によっては40万本以上が植毛されているものもあり、手で洗うよりも高い洗浄力が期待できるのです。

洗顔ブラシを使う具体的なメリットには以下のものがあります。

  • 顔全体をムラなく均一の力で洗うことができる
  • 毛穴の奥の汚れを落とすことができる
  • マッサージ効果がある
  • 化粧水や美容液の浸透力がアップする

洗顔ブラシを使う一番のメリットは、顔全体を同じ力で洗えることです。すみずみまで泡が行き渡るので、毛穴の詰まりや黒ずみ解消に大きな効果を発揮します。

毛穴の汚れがきれいに落ちると、相乗効果で洗顔後のスキンケア用品の浸透力がアップ。化粧水や美容液の成分が肌にぐんぐん染み込んで、毎日のスキンケアの効果を最大限に引き出せるのです。

また、洗顔ブラシには血行を促進して肌を活性化させる作用もあるので、エステでマッサージを受けているような感覚を味わえます。

毛穴・黒ずみ・角栓に効果的

毛穴・黒ずみ・角栓に効果的な洗顔ブラシを使った洗顔方法を紹介します。

毛穴には、皮脂を分泌することによる乾燥防止の役割や、老廃物を押し出すデトックス機能があります。毛穴を閉じたり、汗を出すことで体温を調節する作用もあり、人の体の健康を維持するために欠かせない役割を担っています。

毛穴には外敵から肌を守るバリア機能だけでなく、汗や皮脂といっしょに体の中の老廃物を排出するというデトックス機能も果たしています。他にも、毛穴は体温調整の役割も果たしているのです。寒い冬には、毛穴をギュッと縮めることで血管も収縮し、体温を下げないように調整しています。また、毛穴の奥には、汗を体の外に出す汗腺があり、暑いときに汗をかくことで上がった体温をクールダウンさせる役割があります。
引用元:毛穴の役割

老廃物は日々排出されるものですし、適度な皮脂も肌には必要です。ただし、肌代謝が乱れると、これらの役割をうまく果たすことができず、その結果毛穴の詰まりや黒ずみが悪化していきます。

綿棒や毛抜きで角栓を押し出したり、毛穴パックを使うなどして独自の毛穴ケアをしている人は多いと思います。これらの方法は角栓が取れた時は気持ちがいいですが、続けることで毛穴をさらに広げてしまう恐れがあり、根本的な解決策にはなりません。

一方で、洗顔ブラシは1本1本の毛が細く柔らかいため、毛穴を広げることなく角栓を除去できます。使い続けることで毛穴の黒ずみも目立たなくなるので、気になるイチゴ鼻もつるんとなめらかな状態に生まれ変わります。

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洗顔ブラシの選び方

毛穴の詰まりや黒ずみ、角栓除去に効果的な洗顔ブラシですが、電動・手動や毛の質などその種類はさまざまで、何を選べばいいか迷うこともあるかと思います。

効果を最大限に引き出すためには、肌質や毛穴の悩みを考慮し、自分の肌に合った洗顔ブラシ選びが大切です。ここからは、洗顔ブラシの種類や選び方のコツを紹介していきます。

洗顔ブラシの主な種類は3つ

洗顔ブラシは、大きく3つの種類に分けられます。それぞれの特徴は次のとおりです。

1電動タイプ

ブラシ部分が回転、振動することで毛穴の汚れを落とす電動タイプ。手に持って肌に優しく当てるだけなので、初心者さんでも使いやすいことが特徴です。ブラシ部分の付け替えが可能なものや、タイマー機能が搭載されているものなどがあります。

2筆タイプ

筆タイプの洗顔ブラシは、パット見でメイクブラシのイメージです。

メイクブラシのような見た目で、キメ細かい泡を作ることができるのが筆タイプです。馬毛や豚毛などの細くてやわらかい天然毛を使用していることが多く、肌に負担をかけずに洗えます。

3ハンディタイプ

洗顔ブラシには、いくつかのタイプがありますが、こちらは筆タイプの洗顔ブラシです。

ハンディタイプの洗顔ブラシは、上記2つにて比べリーズナブルなお値段が魅力。ただし、ブラシ部分は化学繊維やシリコンを使っているものがほとんどです。

機能性だけではなくブラシの素材も重要

洗顔ブラシを選ぶ時は、ブラシの素材にも注目しましょう。洗顔ブラシは肌に直接当てるものなので、実際に手にとって肌触りを確認してから購入するのがオススメです。

筆タイプの洗顔ブラシはメイクブラシによく似ています。そのため、メイクブラシを洗顔時に代用できるのでは?と考える人もいるかも知れません。

残念ながら、メイクブラシを洗顔ブラシとして活用することはできません。メイクブラシは洗顔ブラシに比べて1本1本の毛が硬いので、洗顔時に使用すると肌を傷つけたり赤みやかゆみの原因になることがあります。

電動や筆などの機能性はもちろんですが、洗顔ブラシを選ぶ時は毛の素材も意識しながら自分の肌に合ったものを選びましょう。

洗顔ブラシの選び方のポイント

洗顔ブラシの選び方のポイントを写真付きで口コミ報告します。

洗顔ブラシ選びで失敗しないためには、自分の肌の悩みと毛穴ケアが必要な部位を明確にすることが大切です。

例えば、鼻の毛穴ケアをメインに使いたい場合は筆タイプの洗顔ブラシがオススメ。筆タイプは柄の部分が持ちやすく、小鼻などの細かい部分にもしっかりと毛を当てることができます。

筆タイプのものには小鼻専用の商品もありますので、手にとって使い心地を確認してみるのがいいでしょう。

洗顔ブラシで顔全体のお手入れをしたい人は、電動タイプやハンディタイプのものがオススメです。電動のものはブラシ部分を付け替えたり、泡立てが簡単になるなどのメリットがありますが、その分値段は高くなります。

一方で、ハンディタイプは価格がお手頃な反面、細かい部分に当てにくいというデメリットがあります。肌が敏感な人は化学繊維やシリコンの毛が負担になってしまうこともありますので、使用頻度や長時間の使用は避けるなどの工夫が必要です。

洗顔ブラシを選ぶ時は、顔のどの部分に使うのかを明確にした上で、自分の肌質に合ったものを選ぶようにして下さいね。

洗顔ブラシの効果的な使い方とは?

自分に合う洗顔ブラシを見つけたら、次は効果を最大限に引き出すための正しい使い方を身につけることが大切です。

どのタイプも基本的な手順は同じですが、使用前は必ず説明書を確認するようにしましょう。

クレンジングは先に行っておく

クレンジングは先に行っておくことが大事になってきます。

普通の洗顔と同じで、メイクをしている場合は先にクレンジングを行います。

メイクの油分は、専用のクレンジング剤でなければきれいに落とすことができません。メイクしたまま洗顔ブラシを使うと、毛穴に油分が詰まって症状を悪化させてしまう恐れがあります。

また、洗顔ブラシにクレンジング剤やメイクの油分が付着すると、次回使用時に肌に汚れをつけてしまうことになります。洗顔ブラシは何十万もの極細毛が植毛されているので、こってりしたメイク汚れが絡むとそれを落としきるのは一苦労です。

毛穴の汚れを防ぐため、そして、洗顔ブラシを清潔に保つために、洗顔前のクレンジングは欠かさずに行って下さいね。

多めの泡を先に作る

多めの泡を先に作ることは、洗顔ブラシを使うことの準備としては大切だったりします。

洗顔の基本は、細かい泡をたくさん作り、泡を転がすように洗うことです。手で洗う時はもちろんですが、洗顔ブラシを使う時も決して力任せにゴシゴシ擦ってはいけません。

洗顔料は水や空気を含ませると、ふんわりとした泡状に変化します。水分や空気の量が少ないと洗顔料の分子が大きいままで、毛穴に入りこむことができず肌表面の汚れしか落とせないのです。

さらに、テクスチャーが硬いままだとすすぎの時に余計な時間がかかります。肌の負担を軽減するためにも、細かい泡をたくさん立ててから洗うようにしましょう。

洗顔ブラシを使った洗顔の手順

たっぷりの泡を準備したら、早速洗顔していきましょう。皮脂量が多いおでこや鼻などのTゾーンからスタートし、あごや?、目元と進んでいきます。

肌に赤みやかゆみが出やすい人は、?や目元など皮膚が薄い部分は手洗いにしても大丈夫です。

洗顔ブラシは手で洗うよりも高い洗浄力が期待できるので、長時間肌に当てる必要はありません。顔全体を洗ったら、ぬるま湯で手早くすすいで下さい。

やわらかいタオルで水分を拭き取ったら、時間をおかずに保湿ケアを行います。化粧水をたっぷりなじませ、水分が蒸発しないよう乳液で肌にしっかりフタをしてあげましょう。

洗顔ブラシを使うときの注意点

洗顔ブラシを使うときの注意点について写真付きで口コミ報告していきます。

毛穴の詰まりや黒ずみ解消に効果的な洗顔ブラシですが、使い方を間違えると肌の乾燥やかゆみなどの肌トラブルを招いてしまう恐れがあります。

以下の点に注意しながら、肌に負担をかけない洗顔を心がけて下さい。

ブラシを顔に押し当てない

洗顔ブラシを使う時についやってしまいがちなのが、ブラシを顔に押し当ててしまうことです。

洗顔ブラシの毛は細くてやわらかいため、優しく肌に当てると毛穴に毛先が入り込み、余分な角栓を取り除きます。

ところが、洗顔ブラシを強く押し当てると毛先が曲がり、先端が毛穴に入り込めなくなります。それでは角栓を除去することはできず、むしろ肌を痛めつけるだけなので、洗顔ブラシを使う意味がなくなってしまいます。

とくに、電動タイプのものは肌に刺激を与えない振動数を計算して作られていますので、必要以上に押し付けないように気をつけましょう。

特殊な洗顔料を使わない

特殊な洗顔料を使わないことが洗顔ブラシを使うポイントでもあります。

より高い効果を求めるため、酵素洗顔やピーリング洗顔と併用しようとする人がいるのですが、これらの洗顔料は汚れを落とす力が強すぎるので絶対にやめて下さい。

洗顔ブラシはノーマルタイプの洗顔料を使う前提で作られています。ブラシの力だけで十分に汚れを落とせるのに、洗浄力が強い洗顔料を使うと必要以上に皮脂や水分を奪ってしまいます。

洗顔ブラシを使う時は、特殊な洗顔料の使用は避け、ノーマルタイプの洗顔料をよく泡立てて使うようにして下さいね。

長時間洗わない

洗顔ブラシは角栓除去に大変効果的なアイテムです。普通の洗顔では落とせない頑固な詰まりにも効果を発揮しますが、その分洗浄力がかなり強いことを理解しましょう。

洗顔ブラシの使用時間は一ヶ所あたり10?20秒以内が目安で、皮膚が薄く皮脂量が少ない部分は手早く、おでこや小鼻は丁寧に洗うことが大切です。それ以上時間をかけると余分な皮脂や新しい角質まで落としてしまうので、長時間の使用は厳禁です。

電動タイプの洗顔ブラシにはタイマー機能が搭載されているものもありますから、その時間内で収まるように時間配分を決めて使うようにして下さいね。

まずは週に1度から始める

洗顔ブラシは、通常の洗顔と比べ10倍以上の洗浄力があると言われています。それだけ汚れを落とす力が強いため、肌への負担を軽減するという意味でも毎日使用するのは控えて下さい。

洗顔ブラシの効果を確認するため、慣れるまでは週1回のペースから始めてみましょう。2~3回使用しても効果を実感できないようであれば、少しずつ使用頻度を上げて自分に合ったペースを見つけていきます。

敏感肌や乾燥肌の人は、使用する時期によって肌が乾燥したり、赤みやかゆみが出てしまうこともあります。その場合は使用を中断し、たっぷり保湿をして肌が回復するのを待ちましょう。

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洗顔ブラシのお手入れ方法と買い替えのタイミング

洗顔ブラシのお手入れ方法と買い替えのタイミングについて考えてみました。

洗顔ブラシは消耗品です。品質が劣化したブラシを使い続けると、チクチク刺激を感じたり毛穴の汚れを落としきることができなくなります。

ここからは、洗顔ブラシのお手入れ方法と買い替えのタイミングを紹介していきます。

洗顔ブラシのお手入れ方法

洗顔ブラシ使った後は、洗顔料が残らないようにぬるま湯でしっかりと洗い流します。熱湯を使うと品質劣化を早めてしまうので、必ずぬるま湯で丁寧にすすいで下さい。匂いや汚れが気になる時は、ブラシやパフの専用クリーナーでお手入れするのもオススメです。

洗顔料を洗い流したら、タオルで水分をしっかり吸い取り、ブラシの根元部分まで完全に乾かします。いつまでも湿っていると雑菌が繁殖して衛生的にも良くありませんので、お風呂場に置きっぱなしにするのは絶対にやめて下さい。

また、早く乾かすためにドライヤーを使うのもNGです。ドライヤーの熱がブラシを痛めてしまい、品質劣化につながります。

使用後はブラシ部分を下に向けて、できるだけ風通しのいい場所に吊るして保管しましょう。天気のいい日は日当たりのいい場所に置くと短時間で乾かせます。

洗顔ブラシの寿命はどのくらい?

洗顔ブラシの寿命は、商品や使用頻度によって大きく異なります。一般的には3ヶ月から半年が目安ですが、肌触りが変わったなと思ったらその時点でブラシ交換を行いましょう。

電動タイプのものは、ブラシ部分だけ交換できるように単品で購入できるものがほとんどです。ハンディタイプはパーツのみ交換することができないので、洗顔ブラシそのものを買い換えなければなりません。

まずは3ヶ月間使ってみて、毛先が外に広がってしまっているようであればブラシ交換が必要です。毛先の長さのバラつきが目立つようになった時も、ブラシの劣化のサインとなります。

切れたり折れ曲がった毛先では毛穴の汚れは除去できませんので、速やかにブラシ交換を行って下さい。

肌に合った洗顔ブラシで毛穴の悩みを解消

洗顔ブラシは、毛穴の詰まりや黒ずみを解消するのに大きな効果を発揮します。角栓を除去すれば化粧水の浸透力がアップし、肌のトーンや透明感も上がります。

使い方やお手入れ方法などいくつか注意しなければいけないことがありますが、正しく使えば毛穴の詰まりや黒ずみ、角栓を改善することができます。自分の肌に合った洗顔ブラシを選び、長年の毛穴の悩みをすっきり解消して下さいね!

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