アトピー肌向け化粧水のおすすめランキング!アトピー肌のスキンケアに良い低刺激な化粧品8選!

アトピー肌向け化粧水のおすすめランキング!アトピー肌のスキンケアに良い低刺激な化粧品8選!

アレルギー体質の人や、生まれつき肌が弱い人に多く見られるアトピー性皮膚炎。激しいかゆみや湿疹が出るのが特徴で、症状が悪化すると通院や薬が欠かせなくなるという人は多いと思います。

アトピーは、何度も繰り返し発症し、完治するのが難しいと言われている皮膚疾患です。環境の変化や、化粧品や衣類の擦れなどの小さな刺激で重症化することもあり、肌に合う化粧水を見つけるのもひと苦労ですよね。

本ページでは、アトピー向けの化粧水の選び方やおすすめの商品、肌に優しいスキンケア方法などをまとめてみました。今まで何を試しても肌に合わなかったという人は、ぜひ商品選びの参考にしてみて下さいね!

星マークこの記事で紹介するアトピー肌向け化粧水一覧!

1位ヒューマンフローラ プレミアムローション
ヒューマンフローラ プレミアムローション
善玉菌で肌環境を整え、乾燥に負けない健やかな肌を作ります

トライアルセット限定価格:1,080円(税別1,000円)
2位ヒフミド エッセンスローション
ヒフミド エッセンスローション
3種類のヒト型セラミドが、バリア機能が低下したアトピー肌にみずみずしさをプラス

トライアルセット限定価格:980円(税込)
3位ファンケル モイストリファイン
ファンケル モイストリファイン
化粧液 ファンケルの独自成分をWで配合し、乾燥しがちな肌にしっとり潤いを与えます

トライアルセット限定価格:1,510円(税込)
4位エトヴォス モイスチャライジングローション
エトヴォス モイスチャライジングローション
しっとり潤い肌に欠かせないヒト型セラミド配合で、乾燥や肌荒れに優しくアプローチ

トライアルセット限定価格:2,052円(税込)
5位ディセンシア つつむ ローションセラム E
ディセンシア つつむ ローションセラム E
敏感肌専門ブランドの化粧水でアトピーケアも安心

トライアルセット限定価格:980円(税込)
6位ノブⅢ フェイスローション
ノブⅢ フェイスローション
臨床皮膚医学に基づいて作られた化粧水で肌のバリア機能を強化

トライアルセット限定価格:1,620円(税別1,500円)
7位ティモティア 保水バリアローション
ティモティア 保水バリアローション
肌と同じセラミド配合で今までにない潤いを実感

トライアルセット限定価格:500円(税込)
8位キュレル 化粧水Ⅲ とてもしっとり
キュレル 化粧水Ⅲ とてもしっとり
乾燥性敏感肌の肌荒れを防ぎ、角質層の深くまで潤いを行き渡らせる

ミニセット限定価格:1,026円(税込)

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1,アトピー肌に化粧水選びが重要なわけ

アトピー肌に化粧水選びが重要なわけ

健康的な肌には、皮脂やセラミドなど、肌の水分量を一定に保つための天然の保湿成分が存在します。これらの成分は、乾燥を防いだり、空気中の汚染物質やウイルスから肌を保護するなどの重要な役割を担っています。

アトピー肌とは、これらの保湿成分が極端に少ないため、ちょっとした刺激でかゆみや湿疹が出やすい肌のことをいいます。とくに、季節の変わり目や寝不足が続いた時などは、いつにも増して肌が乾燥しやすくなるので、アトピーが重症化しやすい傾向にあります。

アトピーを悪化させないためには、保湿メインのスキンケアで保湿成分を補給をしなければなりません。

肌に潤いを行き渡らせるのに、もっとも効果的な方法が化粧水を使った保湿ケアです。低刺激、かつ保湿力の高い化粧水を使うことは、肌のバリア機能の強化に繋がります。

ただし、アトピー肌は、普通肌の人なら問題のない成分にも敏感に反応することがあるので、化粧水選びは慎重に行なわなければなりません。

症状を緩和させるためのお手入れが逆に症状を悪化させてしまう場合もあるので、成分や肌との相性をしっかりと確認することが大切です。

1-1,アトピー肌の皮膚状態とは

激しいかゆみやジュクジュクした湿疹などが特徴のアトピーですが、皮膚では一体どのような反応が起こっているのでしょうか?ここからは、アトピー肌とそうでない人の肌を比較しながら、アトピー肌の皮膚状態を説明していきます。

アトピー肌はバリア機能が弱まっている状態

たるみ・シワを改善する 引用元:https://www.risou.com/

私たちの肌は、表面から順に表皮・真皮・皮下組織の3つの層に分類されます。さらに、一番表面にある表皮は、角質層(角層)・顆粒層・有棘層・基底層とより細かく分類されます。

この中で、水分を蓄え、乾燥や外的刺激から肌を守っているのが角質層です。角質層には、皮脂膜や天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質と呼ばれる3つの保湿成分が存在し、肌のバリア機能を正常に保つのに重要な役割を担っています。

それぞれの保湿成分には、次のような特徴があります。

『皮脂膜』が肌表面の水分蒸発を予防

皮脂と聞くと、オイリー肌やベタベタした肌をイメージしてしまいますが、健康な肌を維持するには皮脂の存在が必要不可欠です。皮脂が汗と混じり合ったものは皮脂膜と呼ばれ、水分の蒸発を防いだり、ウイルスや有害物質が肌に侵入するのを防いでいます。

皮脂膜は、別名天然の保湿クリームとも言われています。

『天然保湿因子(NMF)』が肌をやわらかく保つ

アミノ酸や尿素などから構成され、肌のバリア機能を正常に保っているのが天然保湿因子(NMF)です。親水性が高いNMFは、水分を吸収しながら肌にハリや柔軟性を与えています。

『細胞間脂質』が肌内部の水分量を維持

『細胞間脂質』が肌内部の水分量を維持

細胞間脂質は、角質層内にある細胞と細胞の間を埋めている脂質のことです。細胞をレンガに例えると、細胞間脂質はそれぞれの細胞をつなぎ合わせるセメントのような役割を担っており、水分が蒸発するのを防いでいます。

細胞間脂質の主な成分は、セラミドと脂肪酸、コレステロールで、このうちセラミドが占める割合は約50%です。これはつまり、セラミド不足の肌は、水分が蒸発しやすい乾燥肌であると言い換えられます。

健康な肌では、角質層内の保湿成分が乾燥やウイルスの侵入を防いでくれるので、多少の刺激にはある程度の耐性を持っています。

一方で、アトピー肌は、肌に備わっているべき保湿成分が極端に少ないため、ささいなことが刺激となり、かゆみや湿疹となって現れます。症状が出るきっかけは人それぞれですが、敏感な人は、衣服の擦れのような僅かな刺激でもかゆみが出る場合も。

保湿成分が少ないということは、つまり、肌のバリア機能が正常に働いていないということ。アトピー肌は、乾燥や外的刺激への耐性が弱く、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまうのです。

アトピー肌は治療とともにスキンケアが重要

アトピー肌は治療とともにスキンケアが重要

アトピーの治療は、ステロイドなどの外用薬によるものが一般的ですが、加えて保湿メインのスキンケアも重要となります。事実、アトピー患者に保湿ケアを推奨する医師は多く、薬とスキンケアを併用した方が症状が悪化しにくいこともわかっています。

アトピー性皮膚炎の病態を、皮膚の生理学的機能異常を伴い、複数の非特異的刺激あるいは特異的アレルゲンの関与により炎症を生じ慢性の経過をとる湿疹としてとらえ、その炎症に対してはステロイド外用薬やタクロリムス軟膏による外用療法を主とし、生理学的機能異常に対しては保湿・保護剤外用などを含むスキンケアを行い、痒に対しては抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の内服を補助療法として併用し、悪化因子を可能な限り除去することを治療の基本とするコンセンサスが確立されている。

引用元:http://www.kyudai-derm.org/

アトピー症状が出にくい肌を作るには、化粧水を使った保湿ケアが効果的です。化粧水は、乾燥しがちなアトピー肌に水分を与え、肌のバリア機能を強化するのに役立ちます。

ただし、ささいなことがかゆみに繋がってしまうアトピー肌は、化粧水そのものが刺激となる恐れもあります。肌に余計な負担をかけないために、化粧水選びは慎重に行なう必要があるのです。

それでは、次からは実際にどんな化粧水がアトピー肌に良いのか?その選び方を見ていきましょう。

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2,アトピー肌の化粧水の選び方

アトピー肌の化粧水の選び方

同じアトピー肌でも、人によって相性のいい化粧水は異なります。成分や使用感を確認しながら、自分の肌に合う化粧水を見つけていきましょう。

ここからは、アトピー肌でも失敗しない化粧水選びのコツを紹介していきます。

2-1,低刺激な化粧水を選ぶ

アトピー肌は、ちょっとした刺激にも敏感に反応します。人によっては汗や熱、衣類の摩擦でかゆみが出てしまうほどなので、できるだけ刺激の少ない化粧水を選ぶことが大切です。

以下に、アトピー肌で刺激となりやすい成分をまとめてみました。化粧水を選ぶ際は、まずはこれらの成分が配合されていないかどうかをチェックしてみて下さい。

  • 防腐剤(パラベン、フェノキシエタノールなど)
  • エタノール(アルコール)
  • 合成界面活性剤
  • 香料
  • 着色料など

上記の成分は、化粧水をはじめとする多くのスキンケアアイテムに配合されます。これらは、化粧品を長持ちさせたり、つけ心地をなめらかにする目的で配合されるもので、美肌効果を高めるものではありません。

肌への負担を軽減するためにも、保湿成分以外のものが配合されている化粧水は避けることをおすすめします。

成分表を見てもわからない時は、「赤ちゃんにも使える」「低刺激」などの表記があるものを選ぶとわかりやすいです。最近は、アトピーや敏感肌向けの商品も増えているので、成分に詳しくない人は、パッケージを参考に化粧水を選ぶと失敗しにくいですよ!

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2-2,高保湿成分が配合されている化粧水を選ぶ

肌が乾燥しやすく、普通の肌に比べてバリア機能が弱いアトピー肌は、保湿に重点を置いたスキンケアが必要です。保湿効果の高い成分が配合された化粧水を選び、一回一回のお手入れを丁寧に行いましょう。

アトピー肌におすすめの保湿成分には以下のものがあります。

セラミド

角質層には、細胞と細胞のすき間に入り込み、肌の水分が蒸発するのを防いでいる「細胞間脂質」と呼ばれる油分が存在します。細胞間脂質の約50%はセラミドで構成されていて、肌の乾燥を防ぐのに重要な役割を果たしています。

セラミドは、現在わかっているだけで300種類以上が確認されていますが、化粧品に配合されるセラミドは大きく分けて4種類に分類されます。

大分類小分類化粧品の表示名
合成セラミドヒト型セラミドセラミド1、セラミド2、セラミドNP、セラミドAP
合成セラミド(類似セラミド)セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド
天然セラミド天然セラミドビオセラミド、セレブロシド、ウマスフィンゴ脂質
植物性セラミド植物性セラミド、グルコシルセラミド、コメヌカスフィンゴ糖物質

この中でも、とくに保湿力が高く、どんな肌質にも合うと言われているのがヒト型セラミドです。ヒト型セラミドは、人間の肌に近い構造になるように天然酵母を原料にして生成されています。

セラミドはもともと人の肌に存在する成分ということもあり、刺激が少なく、アトピー肌でも安心して使えるのが最大の魅力です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、肌にハリや潤いを与えてくれる代表的な美容成分の一つです。たった1gで6リットルもの水分を抱え込み、乾燥を予防したり、外的刺激から肌を保護する役割を担っています。皮膚のほか、関節や眼球、脳にも存在します。

ヒアルロン酸は、人間の肌にもともと存在する保湿成分です。ただ、その量は年齢とともに減少し、40代になると赤ちゃんの頃と比べると約半分にまで減ってしまいます。

化粧水の成分を肌にキープするためには、ヒアルロン酸の保水力が欠かせません。ヒアルロン酸不足の肌は、ちょっとした刺激でダメージを受けやすく、水分も蒸発しやすいため、アトピー肌の人は積極的に取り入れましょう。

コラーゲン

たんぱく質の一種であるコラーゲンは、皮膚の約70%を占める肌の土台となる成分です。網目状の繊維が水分を保持し、肌の弾力を保っています。

美肌成分としてのイメージが強いコラーゲンですが、皮膚だけでなく骨や靭帯にも存在しています。「若さの源」と呼ばれることがあるように、コラーゲンは若々しい体作りに必要不可欠なのです。

最近では、コラーゲンペプチド(体内への吸収率を高めるためにコラーゲンを細かく分解したもの)に、アトピー抑制効果があることがわかりました。

株式会社ディーエイチシー(本社:東京都港区、代表取締役会長 兼CEO:吉田 嘉明、以下:DHC)は、群馬大学医学部皮膚科監修のもとで進めた臨床試験の結果から、コラーゲンペプチドとマイタケエキスがアトピー性皮膚炎を抑制することを明らかにし、IID 2018 国際皮膚科学会議(米国フロリダ州、2018 年5 月16-19 日) で発表致しました。

引用元:https://top.dhc.co.jp/

コラーゲンは、直接アトピー治癒に繋がるものではありませんが、症状を抑制するには一定の効果が期待できることがわかっています。保湿作用にも優れていますし、バリア機能を強化するという意味でも、コラーゲン配合の化粧品がおすすめです。

プロテオグリカン

保湿やエイジングケアに効果があるとして知られるプロテオグリカンは、糖とたんぱく質の複合体です。肌細胞の増殖を促し、メラニン抑制や色素沈着の改善など、美肌を目指す人に嬉しい効果がたくさんあります。

プロテオグリカンが注目され始めた頃は、牛の限られた部位からほんの少ししか抽出できない、非常に希少価値の高いものでした。その価値は1g3,000万円とも言われ、一般人が美容目的で気軽に購入することはできませんでした。

しかしその後、鮭の鼻軟骨から抽出する技術が確立されたことで、現在ではプロテオグリカン配合の化粧品が数多く販売されています。

プロテオグリカンは、ヒアルロン酸やコラーゲン生成にも役立ちます。それ自体にも優れた保水効果がありますので、潤いやハリ不足を感じる人におすすめしたい成分です。

アミノ酸

先に紹介したコラーゲンは、アミノ酸を元にして生成されます。

角質層内に存在し、水分の蒸発や外的刺激から肌を保護している天然保湿因子(NMF)も、アミノ酸と深い関わりがある成分。NMFは、その半分がアミノ酸で構成されているので、肌のバリア機能を強化するには、アミノ酸を積極的に取り入れる必要があるのです。

ちなみにアミノ酸は、化粧品の成分表では、アスパラギン酸やプロリン、アラニンなどと表記されることもあります。

エラスチン

ゴムのように伸び縮みする性質があり、肌に柔軟性を与えているのがエラスチンです。たんぱく質の一種で、コラーゲン同士を結びつけながら肌に弾力を与えています。年齢によるシワやたるみが気になる人は、エラスチン配合の化粧品が効果的です。

エラスチンは、ヒトの体内にもともと存在している成分です。アレルギーや刺激が少ない上、それ自体に優れた保水作用があるので、乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使えます。

リピジュア

たるみ・シワを改善する 引用元:https://www.nof.co.jp/

リピジュアは、細胞膜を構成するリン脂質を元に開発された保湿成分で、洗い流しても潤いをキープできることが特徴です。その保水力はヒアルロン酸の2倍を誇り、多くのスキンケア用品に配合されています。

また、リピジュアはもともと医療用に開発されたものであるため、刺激や毒性はほとんどありません。

あまり聞きなれない名前ですが、化粧品の成分表には、ポリクオタニウム-51、またはポリクオタニウムー61と表記されます。それぞれの違いは油溶性の性質があるかどうかで、油溶性のポリクオタニウムー61は口紅などのメイク用品にも配合されることがあります。

2-3,トライアルセットなどで化粧水と肌の相性を試せるものを選ぶ

ひと口にアトピーと言っても、症状の程度は人それぞれです。同じ化粧水を使っても肌に合う人合わない人がいます。

気になる化粧水を購入しても、肌に合わず結局使用しなかったという経験がある人も多いかもしれませんね。

そんなアトピー肌の人には、少量をお得な料金でお試しできるトライアルセットがおすすめです。購入前に肌との相性が確認できるので、ぜひトライアルセットを有効活用してみましょう!

3、アトピー肌にもおすすめな化粧水ランキング!

アトピー肌には、肌に優しく保湿力が高い化粧水でのお手入れが効果的であることがわかりました。ここからは、さっそくアトピー肌と相性のいい化粧品を紹介していきます。

商品の特徴や価格、実際に使用した人の口コミも合わせて紹介していきますので、化粧水選びの参考にしてみて下さいね。

ヒューマンフローラ プレミアムローション

ヒューマンフローラ プレミアムローション

商品情報
  • 商品名:ヒューマンフローラ プレミアムローション
  • 容量:120ml
  • 通常価格:9,180円(税込)
トライアルセット限定価格:1,080円(税別1,000円) 商品のおすすめポイントや特徴

肌にもともと存在する善玉菌の働きを活かし、保湿力やバリア機能を高めてくれるのが、ヒューマンフローラのプレミアムローションです。アトピー肌はもちろん、あせもやあかぎれにも効果があり、赤ちゃんから大人まで肌質を問わず使えます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

脂漏性湿疹で悩んでいましたが、ある記事を読んでサンプルを入手、使用感が良くやっと見つかったという感じです。

女性口コミ ○

もう1年以上使用してます。

初めは、主人の皮膚炎で合うものを捜していて試したのがキッカケでした。もともと私もアトピー、使ってみると刺激もなく今まで出会った化粧水の中で一番良かったんです。

これからも継続して使うつもりです。

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

アトピー向けのスキンケア用品は高額なものが多いです。肌に合うかどうかわからないのに、いきなり高いものを買うのはとても勇気がいることですよね。

そんな人は、一人1セット限りのトライアルセットを購入してみましょう。ヒューマンフローラでは、プレミアムローションに加え、ソープと乳液が5日間お試しできるセットが初回に限り1,000円で購入できます。

ヒューマンフローラのスキンケアシリーズは、テレビや雑誌でも取り上げられることの多い人気商品です。アトピー肌の人からの評判も高く、幅広い年齢層から支持されていますので、気になる人はぜひお得なトライアルセットをお試し下さい。

小林製薬 ヒフミド エッセンスローション

小林製薬 ヒフミド エッセンスローション

商品情報
  • 商品紹介:小林製薬 ヒフミド エッセンスローション
  • 容量:120ml
  • 通常価格:3,240円(税込)
トライアルセット限定価格:980円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

3種類のヒト型セラミドを配合し、乾燥した肌に潤いを与えてくれるのが、ヒフミドのエッセンスローションです。アトピーが原因のカサつきが気になる人や、保湿ケアをしても粉を吹いてしまう人におすすめです。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

セラミドってすごい!とこの化粧水を使用して思いました。乾燥肌ではないもの、口回りが粉吹きするくらい乾燥してしまうことがあったのですが、この化粧水を使用するようになって、それが全然なくなりました。

女性口コミ ○

刺激なくうるおいます。 くせがないし、肌荒れが気になるときにも安心して使えます。

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

アトピー肌の人に人気のヒフミドは、初回に限ってお得なトライアルセットが購入できます。人気の化粧水をはじめ、メイク落としや洗顔石鹸、保湿クリームなどがまとめてお試しできるので、ヒフミドの購入を検討している人におすすめです。

ヒフミドのトライアルセットは980円で購入でき、さらに今だけとても可愛いトートバックがついてきます。アトピー肌にも優しいヒフミドシリーズが気になる人は、この機会にぜひお得なトライアルセットを試してみて下さいね!

ファンケル モイストリファイン 化粧液

ファンケル モイストリファイン 化粧液

商品情報
  • 商品名:ファンケル モイストリファイン 化粧液
  • 容量:30ml
  • 通常価格:1,512円(税込)
トライアルセット限定価格:1,510円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

無添加化粧品で人気のファンケルから、乾燥肌にぴったりの化粧水が登場しました。モイストリファイン化粧液は、潤い不足によって乱れた肌のキメを整え、肌に健康的なみずみずしさをプラスしてくれます。

ファンケルの独自成分「モイストチャージコラーゲン」と「アクティブセラミド」を配合し、乾燥知らずのなめらか肌をサポートします。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

28歳を迎えそれまで使用していた化粧水が合わないと感じ、同ラインの乳液と併せて購入しました。 乾燥肌のため当初推奨されている量では不安だったのですが、さらりとしたテクスチャーなのにお肌にのせるととっても潤います。 使用し始めて現在2ヶ月程経ち、例年だと秋?冬の乾燥がもっとも気になる時期ですが今年は調子が良いです。しばらくリピートします!

女性口コミ ○

最近、乾燥する季節ですが、これを使ってから乾燥しなくなりました。肌の表面はベタつかず、肌の奧はしっとりします。

今まで保湿クリームとか塗っても表面だけが潤って、結局時間が立つと乾いて肌の奥が突っ張る感じがしたんですが、この商品を使ってからは不思議に乾燥しなくなりました。これからも、続けて使いたいと思います。

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

2018年9月にリニューアルしたばかりのモイストリファインシリーズは、初回限定でお得なトライアルセットをお試しできます。化粧水と乳液がたっぷり一ヶ月分使えて、料金はたったの1,510円です。さらに今だけ、クレンジングや洗顔、保湿パックなどの特典付き!

注文後、最短2日で手元に届くので、アトピーの症状が悪化しやすいこの季節もすぐに使い始められますよ!

エトヴォス モイスチャライジングローション

エトヴォス モイスチャライジングローション

商品情報
  • エトヴォス モイスチャライジングローション
  • 容量:150ml
  • 通常価格:3,200円(税別)
トライアルセット限定価格:2,052円 商品のおすすめポイントや特徴

保湿ケアに欠かせないセラミド配合で、肌に潤いを与えながら、肌本来の保水力を育ててくれるのが、エトヴォスのモイスチャライジングローションです。パラベンや界面活性剤不使用なので、ダメージを受けやすいアトピー肌にも負担をかけません。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

低刺激で高保湿なものを探している時に雑誌でみかけてトライアルから使い始めてリピートしています。

トロッとしたテクスチャーで少し塗り心地がベタとしますが、私的には高保湿感もあり気に入っています。朝起きてもモチモチした感触があるので良いと思います。また、肌のバランスが整うので生理前なのど肌荒れも少なくなりました。

なのでリピートして使っています!

女性口コミ ○

ヒト型セラミド化粧水を探していてこちらを購入しました。

トロッとしたテクスチャーで少し塗り心地がベタとしますが、私的には高保湿感もあり気に入っています。朝起きてもモチモチした感触があるので良いと思います。また、肌のバランスが整うので生理前なのど肌荒れも少なくなりました。

なのでリピートして使っています!

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

アトピー肌や敏感肌の人に人気のエトヴォスは、化粧水だけでなく、洗顔、美容液、保湿クリームまでがセットになったトライアルセットを販売しています。

たっぷり2週間分がなんと1,900円で購入できるので、はじめてのアイテムを本購入するのに抵抗がある人でも安心ですよ♪口コミでも評価の高いアイテムなので、一度試してみましょう!

ディセンシア つつむ ローションセラム E

ディセンシア つつむ ローションセラム E

商品情報
  • 商品名:ディセンシア つつむ ローションセラムE
  • 容量:120ml
  • 通常価格:3,672円(税込)
トライアルセット限定価格:980円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

アトピーによる肌荒れを防ぎ、肌に潤いをたっぷり届けてくれるのが、ディセンシアのつつむローションセラムEです。保湿ケアに欠かせない5つのアミノ酸を配合し、肌のバリア機能を強化してくれます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

今年の6月~8月ごろ、顔アトピーが悪化して、赤み、かゆみ、熱を持った感じがあり、落ち込んでいたのですが、こちらのトライアルセットを注文し、使用感がとてもよかったので、現品を購入しました。

なかなか肌にあうスキンケアに出会えないのですが、こちらを使って回復できました。

体調や季節の変化、ストレスで肌が悪化しやすいので、そういうときに使えるスキンケアを見つけられて安心です。

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

数多くの女性誌で紹介されているつつむシリーズですが、こちらもお得なトライアルセットが購入できます。化粧水のほか、ライン使いできるスキンケアアイテム計7点で、料金はたったの1,470円と大変リーズナブル。

今なら洗顔ネットとエイジングケアのサンプルもついてくるので、お得なこの機会にぜひトライアルセットを購入してみてみましょう♪

ノブⅢ フェイスローション

ノブⅢ フェイスローション

商品情報
  • 商品名:ノブⅢ フェイスローション
  • 容量:120ml
  • 通常価格:4,320円(税込)
トライアルセット限定価格:1,620円(税別1,500円) 商品のおすすめポイントや特徴

敏感肌のために作られたノブⅢフェイスローションは、香料・着色料・アルコール不使用の肌に優しい化粧水です。厳選された保湿成分を配合し、アトピー肌に必要な潤いをしっかり届けます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

今まで使っていた化粧品があわなくなってしまったことがきっかけで購入しました。刺激がなく、保湿もちゃんとされるので助かりました。とろみのある化粧水が苦手なのですが、この化粧水は比較的さっぱりとしていて良かったです。

Twitterでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

アトピー肌や敏感肌の人から長年支持されているノブのスキンケア用品ですが、まだ使ったことがない人にはお得なトライアルセットをおすすめします。メイク落としから美容液までライン使いできるセットは、たっぷり7日分が1,500円で購入できます。

さらに、今だけセラミド配合の高保湿美容液がついてくるので、お得なこの機会にぜひ試してみましょう!

7位 ティモティア 保水バリアローション

ティモティア 保水バリアローション

商品情報
  • 容量:200ml
  • 通常価格:3,990円(税込)
トライアルセット限定価格:500円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

ティモティアの保水バリアローションは、肌に潤いを与え、乾燥や外的刺激から肌を保護してくれる化粧水です。アトピー肌でカサカサゴワゴワになってしまった肌にも優しく潤いを届けます。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

今まで数々の化粧水を試してきましたが続けて使うものはありませんでした。化粧品ジプシーの私でしたが、こちらは本当に気に入ってしまいました!

お水のようにサラサラの液体なのに潤います。角質ひとつひとつがふっくらしてキュッと引き締まる感じで、乾燥を感じる事も少なくなりました。

昨日も「お肌きれい!」と言われてすごくうれしいです。使い続けます!

まずはトライアルセットを試してみよう!

ティモティアの保水バリアローションのつけ心地を確認したい人には、500円で購入できるトライアルセットがおすすめです。初回に限り送料無料で、今だけ洗顔石鹸と保水クリームもついてくるので、気軽にお試しできるのが嬉しいですね!

花王 キュレル 化粧水Ⅲ とてもしっとり

花王 キュレル 化粧水Ⅲ とてもしっとり

商品情報
  • 商品名:花王 キュレル 化粧水Ⅲ とてもしっとり
  • 容量:150ml
  • 通常価格:1,800円(税別)
ミニセット限定価格:1,026円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴

キュレルの化粧水Ⅲ(とてもしっとり)は、つらい肌荒れを繰り返すアトピー肌に優しく浸透する化粧水です。香料や着色料、アルコールフリーなので、バリア機能が低下した肌にも刺激を与えません。

良い口コミをチェック

女性口コミ ○

冬になると、いくら保湿してもかさかさと皮膚が潤わず悩んでいました。

そんな超乾燥肌を救ったのがこの化粧水でした。しっかり肌の奥まで浸透して長時間潤います。夜つけて、朝起きた肌が違うのでビックリでしたし、アトピーなので痒くなるものもありますが、私にはぴったりでした。もうなん本リピートしたかわかりません。

Twitterでの評判

Instagramでの評判

まずはトライアルセットを試してみよう!

乾燥肌や敏感肌に人気のキュレルは、約20日分じっくり使えるミニセットがお試しできます。セット内容は、化粧水30mlと保湿クリーム10gの2点セットで、ネットショップやドラッグストアで購入できます。

料金も1,026円と大変リーズナブルなので、いきなり正規品を購入するのに抵抗がある人も安心して購入できますね。

4,アトピー肌に優しい化粧水の使い方

アトピー肌に優しい化粧水の使い方

自分の肌に合いそうな化粧水を見つけたら、次は実際に肌につけて保湿ケアをしていきましょう。アトピー肌の場合、どれだけ肌に優しい化粧水を使っても、使い方やタイミングを間違えると肌状態を悪化させる恐れがあります。

より効果的なスキンケアをするため、以下の点に注意しながら、丁寧で正しいお手入れを心がけましょう。

4-1,どんな化粧水でもパッチテストは必ず行う

どんなに口コミがいい商品でも、自分の肌と相性が合うかどうかは実際に使用するまでわかりません。ささいなことが刺激となるアトピー肌は、新しい化粧品を使う時に必ずパッチテストを行なって下さい。

パッチテストのやり方を解説!

まず、化粧水と絆創膏を用意します。絆創膏のガーゼ部分に化粧水を染み込ませ、二の腕の内側などの目立たない部分に貼り付けて2日ほどおきます。

テスト中、肌に異常を感じたらすぐに絆創膏をはがして下さい。過去に使用していたもので、間隔をあけて再度使う場合も、念のためパッチテストをすると安心ですよ!

4-2,アトピー肌向け化粧水は洗顔後1分以内を目安に

洗顔中は、どんなに気をつけても、肌の水分や皮脂が流れ出てしまいます。洗顔後、化粧水をつけるまでの時間が長いと、その間にどんどん肌は乾燥していきますので、できるだけ早く化粧水をつけましょう。

一般的に、洗顔してから化粧水をつけるまでの時間は3分以内が理想と言われています。しかし、アトピー肌はバリア機能が弱く肌が乾燥しやすいため、1分以内を目安に化粧水をつけましょう。

洗顔の際は、手元にスキンケア用品を準備しておき、洗顔後すぐに保湿ケアができるようにしておくといいですね。

化粧水の正しいつけ方は以下の手順を参考にしてみて下さい。

アトピー肌の化粧水の付け方

4-3,アトピー肌のケアで気をつけたい注意点

アトピー肌のケアで気をつけたい注意点

デリケートなアトピー肌は、一つ一つのスキンケアを丁寧かつ慎重に行わなければなりません。普通肌では何ともないことでも、アトピー肌にとっては刺激となってしまうこともあります。

毎日のスキンケアでは、以下の点を頭に入れて、肌に優しいお手入れを心がけましょう。

アトピー肌はシンプルケアを心がけて

複数の化粧品を使うということは、それだけ多くの美容成分を肌に触れさせるということです。使用できる化粧品が限られるアトピー肌は、あれこれとスキンケアアイテムを使うことで肌が特定の成分に反応し、アトピーを悪化させる恐れがあります。

また、複数のアイテムを使っていると、肌荒れしてしまった時、どの成分・アイテムに反応をしたのか、原因特定もしにくくなるのです。

アトピー肌は、化粧水と保湿剤のみのシンプルケアで、過剰なスキンケアは控えるようにして下さい。

クレンジングや洗顔料も低刺激なものを選ぼう

肌への刺激を防ぐため、クレンジングや洗顔料も低刺激なものがおすすめです。

洗浄力の高いオイルクレンジングは、肌が極端に乾燥しているアトピー肌には厳禁です。ミルクやクリームなど、肌に負担の少ないテクスチャーのクレンジングを選び、スピーディーにメイクオフしましょう。

また、ミネラルファンデーションを使う、ウォータープルーフのメイクはしないなど、落としやすいメイクを心がけることも大切ですよ。

洗顔料は、泡立てている間にも肌の水分は蒸発していくので、泡で出るタイプの洗顔料を選ぶと時短に繋がります。

保湿は乳液よりも白色ワセリンを

化粧水のあとは乳液で保湿ケアをしたいところですが、アトピー肌には乳液ではなく白色ワセリンがおすすめです。

というのも、乳液には界面活性剤が配合されているものが多く、通常の肌であれば問題ありませんが、アトピー肌は刺激に感じる場合があります。

一方、白色ワセリンは、肌に浸透しないため沁みる心配がない上、肌に保護膜を張ることで肌を保護するため、アトピー肌でも安心して使えます。

肌に合う乳液であれば問題ありませんが、心配な人は成分がシンプルなアイテムを使うと肌トラブルが起きにくいですよ!

5,アトピーってそもそも何?

アトピーってそもそも何?

そもそも、アトピーとは一体どのような病気なのでしょうか?何が原因で、どのような治療法があるのか、まずはアトピーに関する基礎知識を詳しく見ていきましょう。

『アトピー性皮膚炎』という皮膚の病気

アトピーの正式名称は、アトピー性皮膚炎といってアレルギー体質の人、または肌のバリア機能が弱い人に起こりやすい皮膚疾患です。

アトピー性皮膚炎は,増悪・寛解を繰り返す,?痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くはアトピー素因を持つ).アトピー素因とは,①家族歴・既往歴(気管支喘息,アレルギー性鼻炎・結膜炎,アトピー性皮膚炎のうちいずれか,あるいは複数の疾患)があること,または② IgE 抗体を産生しやすい素因をさす.

引用元:https://www.dermatol.or.jp/

アトピーは、症状が落ち着いたり悪くなったりを繰り返し、なかなか治りにくいことが特徴です。また、食物アレルギーや花粉症、喘息持ちの人は、アトピー体質になりやすいことがわかっています。

アトピーになる原因についてですが、アトピー体質かどうかは遺伝による要因が大きく関係しています。

ただ、親がアトピーだからといって、必ずしも子供に症状が出るわけではありません。兄弟姉妹間でもアトピーの症状が出る人とそうでない人がいて、個人の体質や生活習慣などが影響しているとされます。

子供の場合、食物アレルギーがアトピーの引き金になっていることが多く、卵や牛乳、小麦を食べて症状が出るケースが多く見られます。

特定の物質にアレルギー反応が出るとわかれば、アレルゲンとなる食品を避けることでアトピー症状が出るのを防げます。子供は体の成長とともにバリア機能も強化されるので、年齢とともに自然に落ち着いてくることも多いようです。

一方で、成人のアトピーはダニや花粉、ホコリなどが原因となることがほとんどです。これらの外的要因を完全に避けるのは難しいため、成人のアトピーは子供のアトピーに比べて治りにくいと言われています。

加えて、大人はストレスによって症状が強く出ることも多いです。生まれつき皮脂やアミノ酸、セラミドなど、天然の保湿成分が極端に少ないことも重なると、大人になってもアトピーは改善されないのです。

本来、私たち人間の肌には、外的刺激や乾燥から肌を守るための「バリア機能」が備わっています。バリア機能は、肌が十分に潤うことによって正常に保たれるもので、保湿因子の少ない肌は、つまり、バリア機能が弱い肌であるというわけです。

アトピー体質の人は、普通肌の人と比べて肌が乾燥しやすい傾向にあります。肌の乾燥はアトピーの症状を悪化させることにつながるため、日頃のスキンケアで肌をしっかりと保護する必要があります。

外用薬&スキンケアでアトピーは改善する

外用薬&スキンケアでアトピーは改善する

現代医学をもってしても、アトピーを完全に治療することは難しいと言われています。とくに、成人のアトピーは慢性化しやすいため、上手に付き合いながら、症状が悪化するのを防がなければなりません。

アトピーの治療法として、もっとも一般的なのがステロイド外用薬による薬物療法です。ステロイドは、人間の体内にある副腎皮質という器官から分泌されるホルモンを合成した薬で、抗炎症作用やアレルギー抑制効果があります。

ステロイドには、アトピーに対して強力に働きかけるというメリットがある一方で、人によって皮膚の萎縮や多毛などの副作用が出る場合があります。そのため、体質的にステロイドを使用できない人は、非ステロイド内服薬など、その他の治療法が推奨されます。

そして、アトピーの改善には、保湿重視のスキンケアも効果的です。慢性的に肌が乾燥しているアトピー肌の人は、そうでない人に比べてバリア機能が著しく低下しています。これを改善するには、スキンケアを徹底し、肌に不足している保湿成分を積極的に補うことが大切です。

アトピーは、さまざまな要因が複雑に組み合わさって起こる病気です。スキンケアだけで完治するものではありませんが、肌が十分な潤いをキープできれば、バリア機能の強化に繋がります。

症状を悪化させないためにも、日頃のスキンケアを大切にしながら、上手にアトピーと付き合っていきましょう。

5-1,アトピーを悪化させる原因とは?

アトピーを悪化させる原因とは?

昨日までは肌状態が落ち着いていたのに、ある日突然かゆみや湿疹が止まらなくなったという経験はありませんか?

これは、日常生活の中にアトピーを悪化させる原因が潜んでいて、無意識のうちにその行動を取ってしまっていることが原因です。

では、具体的にどのようなことがアトピーを悪化させているのでしょうか?普段の生活では気がつきにくい原因を探っていきましょう。

合わないスキンケアによる刺激

アトピーの症状を軽減するには、保湿メインのスキンケアが欠かせません。一方、肌に合わないアイテムを使ったり、誤った方法スキンケア方法を行うとアトピーは悪化してしまいます。

スキンケア時、少しでも違和感を覚えた時は、そのアイテムの使用は一旦中断して下さい。普段使いしているものでも、季節や環境の変化によって刺激を感じることもあります。アトピー体質の人は、常に肌の様子を確認しながら、正しい保湿ケアを心がけて下さいね。

ストレスによる免疫力の低下

ストレスがアトピーにもたらす影響は非常に大きいです。とくに、ストレスがかゆみとなって現れるケースが多く、このかゆみはストレスの根本原因を解決するまで続くと言われています。

遺伝要素、環境要素だけでもアレルギーになりますが最近では受験や進学、就職、転勤、失恋といった心理的なストレスでアトピーになるケースが増えています。

引用元:http://www.nihonatopy.join-us.jp/

私たちの身体は、ストレスを感じるとストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」という物質を分泌します。コルチゾールは、角質層のセラミドを分解してしまう作用があるため、アトピーを悪化させる原因となるのです。

とはいえ、ストレスの原因を取り除くことが難しい場合もありますよね。できるだけアトピーを悪化させないために、趣味をはじめ軽い運動など、気分転換になることを取り入れるようにしましょう。

紫外線による肌ダメージ

バリア機能が弱いアトピー肌は、長時間の紫外線を浴び続けることは絶対にNGです。とくに、紫外線量の多い5?9月と、その期間の10?15時は注意が必要です。

紫外線を浴びると、肌は炎症を起こし日焼けをします。普通肌であれば、日焼けによるヒリヒリ感も数日程度で落ち着きますが、アトピー肌の場合はそう簡単にはいきません。日焼けは乾燥を引き起こしてしまうため、アトピー悪化の要因になるのです。

加えて、強い日差しを浴びて体温が上昇すれば、かゆみの悪化の原因にも。

もし日焼けしてしまった場合は、日焼け後のヒリヒリが落ち着くまで低刺激な化粧水で水分補給をして、白色ワセリンなどで肌を保護しましょう。乳液や美容液などを使うのは、肌のほてりが落ち着くまで待ってくださいね。

また、ほてりが落ち着くまで保冷剤などを使ってお肌を冷やすのも良いですね。

長時間の外出や屋外でのイベントでは、帽子や日傘、マスクなどを活用しながら、上手に紫外線対策をして下さい。アトピー肌の日焼け止めは、できるだけ低刺激なものを選ぶようにしましょう。

6,化粧水に+したいアトピーケア

アトピーを軽減するため、化粧水によるケア以外にもできることがあります。腕や脚、背中など、全身に症状が出やすい人は、これから紹介するプラスαのケアも取り入れてみて下さい。

栄養バランスの整った食事を心がける

栄養バランスの整った食事を心がける

皮膚や骨、血液は、普段の食事から作られます。栄養バランスのいい食事を摂れば、健康で強い肌が作れますので、アトピーケアに繋がる食事を心がけましょう。

食事でアトピーを軽減させるには、高ビタミン・高ミネラル・低脂肪がカギとなります。ビタミンは、主に野菜や果物に多く含まれます。緑黄色野菜、キウイ、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、みかん、アセロラなどは積極的に摂取するようにして下さい。

ただし、これらの果物にはソラレンという光毒性物質が含まれ、食後に紫外線を浴びると肌ダメージを受けてしまう恐れがあります。

ソラレンは、かゆみや炎症以外に、シミや色素沈着を引き起こすことがあります。ビタミンを多く含む食品を摂取する時は夕方以降がおすすめです。

また、アトピー体質の人は、油っぽいものやスナック菓子にも気をつけなければいけません。とくに、マーガリンや油で揚げたスナック菓子に含まれるトランス脂肪酸には注意が必要です。

ソラレンは光毒性物質といわれ、紫外線を吸収する性質がある物質です。肌の紫外線に対する感受性を高めてしまうので、よりダメージを与えやすくなってしまいます。その作用は食後2~7時間続くといわれています。

引用元:https://cs.sundrug.co.jp/

紫外線対策は1年中行うこと

先述の通り、紫外線はアトピー肌に悪影響を及ぼすので、季節を問わず紫外線対策は徹底して行なって下さい。

紫外線対策には、日焼け止めを塗るのがもっとも手軽で効果的な方法です。ただ、アトピー肌に合う化粧品が限られてしまうことを考えると、日焼け止め以外の方法でも紫外線予防をすることが大切です。

例えば、帽子や日傘を持ち歩いたり、マスクで顔を保護するなど、肌に直接紫外線が当たらないようにしましょう。日差しの強い時間帯の外出は避けるのもいい方法です。

また、室内にいても窓から日差しが差し込みますので、遮光カーテンで日光をシャットアウトする、夏でも薄手のカーディガンを羽織るなどして対策するようにして下さいね。

ストレスは定期的に発散させる

ストレスはアトピーによるかゆみを悪化させる要因の一つです。ストレスは自覚症状を感じるまでに時間がかかり、気付いた頃にはかゆみや湿疹が止まらなくなるというケースも。

また、進学や転勤などで生活環境が変化する時期も、知らず知らずのうちにストレスを感じてしまいがちです。

日頃からストレスを感じやすい人は、自分なりの発散方法や気分転換になることを見つけておくことが大切です。

質のいい睡眠を毎日しっかりとる

睡眠不足はアトピーの症状を悪化させてしまうと考えられています。質の良い睡眠を取ることで、敏感になった肌状態も改善に向かうとされるので、睡眠時間はしっかりと確保しましょう。

人間の身体は、睡眠中に脳の疲労を回復させ、肌細胞を活発に生成しています。とくに、入眠後3時間は肌の生まれ変わりに欠かせない成長ホルモンが多量に分泌されているので、アトピーの軽減のためには睡眠が欠かせません。

毎日同じ時間にベッドに入り、同じ時間に起きれるよう1日のスケジュールを調整してみましょう。さらに、寝具の素材にこだわったり、間接照明やアロマを活用するのもおすすめですよ。

また、体のかゆみで不眠になりがちな人は、入浴後の保湿をしっかり心がけましょう。浴室に低刺激なボディクリームを持ち込んでおき、体を拭く前にたっぷりと塗り込んでおくと良いですよ。

7,アトピーの皮膚科治療について

アトピーの皮膚科治療について

皮膚科でのアトピー治療にはいくつかの方法があります。もっとも一般的なのがステロイド治療ですが、最近ではステロイド以外の治療法も広く知られるようになってきました。

ここでは、ステロイド以外のアトピーの治療法の一部を簡単に紹介します。

軽度のアトピー、ステロイドが合わない人などに処方される非ステロイド薬

ステロイドが体質に合わない人、またはアトピーの症状が軽度の人に対して処方されるのが非ステロイド薬です。内服薬と外用薬があり、症状によって使い分けされます。

ステロイド外用薬での治療に比べ、非ステロイド薬は治療期間が長引く傾向にあります。その分医療費が高くつくため、ステロイドによる副作用がなければ非ステロイド薬が処方されることはあまりないようです。

主な非ステロイド薬には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などがあります。

患部に紫外線を当てるPUVA療法

薬を服用してから、患部に波長の長い紫外線を当てる治療法で、光線療法とも呼ばれます。アトピー以外に、乾癬(かんせん)や白斑、悪性リンパ腫など、幅広い治療に用いられています。

PUVA療法は、アトピー治療に対して一定の有効性や安全性が確認されていますが、希望したからといって誰でも受けられるものではありません。PUVA療法は、主にステロイド治療に反応しない重篤患者、または、医師が必要と判断した患者にのみ適用される治療法です。

アトピーを悪化させるストレスを減らす心理療法

アトピーが悪化する原因の一つ、ストレスを軽減するための治療法が心理療法です。

心理療法は、ストレスを感じていることは自覚できても、それを上手く解消できない人に推奨される治療法です。カウンセリングによってメンタルケアをしたり、安定剤を服用しながら精神的負担を減らしていきます。

アトピーの改善は治療&スキンケアが大切

PUVA療法と心理療法は、治療内容によって、一部保険が適用外となります。また、ステロイド治療に比べて長期化することが多いため、多くの皮膚科では、保険内で治療ができる薬での治療を推奨しています。

治療に時間がかかるということは、つまり、経済的な負担も増えるということ。さらには、あれこれと複数の治療法を試しても、一向に症状が改善されなければ患者自身にも不安が付きまといます。それがストレスとなり、症状が悪化してしまっては本末転倒です。

そういったことを防ぐためにも、アトピー治療は、ステロイド外用薬での治療とスキンケアによるバリア機能の強化が基本となっています。

ここで間違えないでほしいのが、スキンケア自体にアトピーを治療する効果はないということです。スキンケアは、あくまで「アトピー症状が出にくい肌環境にするための手段の一つ」という位置付けにすぎません。

症状が悪化した時は、まず皮膚科で適切な治療を受けることが大切です。そして、医師の指示に従いながら、適切な方法で保湿ケアをスタートさせましょう。

8,アトピー肌にまつわるQ&A

アトピー肌にまつわるQ&A

ここまでアトピーに関する基礎知識や化粧水でのスキンケア方法を紹介してきました。最後は、アトピー肌にまつわる疑問をQ&A形式で解決しておきましょう。

Q.アトピーには化粧水は必要ないって本当?

A.その人の肌質によります。化粧水を使った方が症状が落ち着く人もいれば、何もつけない方が肌に合う人もいます。

どちらが正しいと言い切ることは難しいので、自分の肌に合ったスキンケア方法を選ぶのが正解です。アトピー肌といっても全員が同じ治療やスキンケアで肌質が改善するとは限りません。

ただし、化粧水を使うことに慣れている人が、ある日突然保湿をやめてしまうと、乾燥が悪化し、アトピー症状が強く出てしまうことがあります。

化粧水の使用を中断したい場合は、自己判断はせず、まずはかかりつけ医に相談しましょう。

Q.アトピー肌にオーガニック製品は良くない?

A.天然原料を使ったオーガニック化粧品はアトピー肌にはオススメできません。

というのも、アトピー体質の人は何らかのアレルギーを持っているため、植物など自然由来の成分でアレルギー反応を起こしてしまう恐れがあるからです。

たとえば、よくオーガニック化粧品に配合されるローズエキスですが、バラ科の植物にアレルギーを持っている人は使用に注意した方が良いでしょう。代表的なバラ科の植物はりんごやなし、桃、さくらんぼなどです。

アレルギー元が特定できている場合は成分表で事前に確認ができますが、そうでなければオーガニック化粧品の使用は避けることをおすすめします。

9,肌に合う化粧水を見つけて、アトピーと上手に付き合っていこう!

アトピーの症状を改善するには、薬での治療に加え、化粧水を使ったスキンケアが有効とされています。保湿メインのスキンケアで肌のバリア機能が強化できれば、かゆみや湿疹が出にくい健やかな肌を維持できるはずです。

肌に合う化粧水を見つけられずにいる人は、成分に注目しながら、トライアルセットが購入できるものを試してみるといいでしょう。自分に合ったスキンケア方法を見つけて、上手にアトピーと付き合っていって下さいね!

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