肌フローラを正常化する美肌菌化粧品おすすめ8選！肌の善玉菌を増やすスキンケア厳選ランキング

私たちヒトの体に無数に存在している「菌」。その種類は多種多様で、体に悪影響を及ぼすものもあれば、健康な体を維持するのに欠かせない菌もあります。

数ある菌の中でも、ここ最近メディアに取り上げられて話題となったのが「美肌菌」です。美肌菌とは、肌表面に常に存在するもので、その名の通り美肌へと導いてくれる女性に嬉しい菌のことをいいます。

この記事では、美肌菌に関する基礎知識や美肌菌を増やす方法、おすすめ化粧品などを紹介していきます。じっくり読み進めて、トラブル知らずの健やか美肌を手に入れて下さいね！

この記事で紹介する美肌菌コスメ一覧！

	ナノクリア 2億5千万個も配合された乳酸菌ラ・フローラが健やかな肌を作る 初回定期価格：980円（税抜）
	エルピダ セリア 一人ひとりの肌に合ったオーダーメイド美肌菌ケア 初回お届け価格：2,700円（税抜）
	ヒューマンフローラ 整菌スキンケアシリーズ 肌に住んでいる美肌菌の力を最大限に引き出す 初回限定トライアルセット：1,000円（税抜）
	ラ・ピールプラス スムースクリアエッセンス グルカンオリゴサッカリドを配合し、無添加処方で育菌をサポート 定期モニター初回限定価格：1,200円（税込）
	HANAオーガニック 皮膚常在菌を支える「バイオエコリア」配合で、その人の肌に適した肌環境を整える 初回限定トライアルセット：1,480円（税込）
	ビオメディ エッセンスミルクリーム LG100配合&エイジングケア成分配合、化粧品で肌荒れしやすい人にもおすすめの低刺激処方 初回購入価格：2,997円（税込）
	鈴木ハーブ研究所 乳酸菌ローション 1本あたり4,000億個のラ・フローラEC12を配合しており、肌そのもの美肌力を整える 定期便初回：1,500円（税抜）
	ビオニスト 化粧水と美容液の2役をこなすローションは、肌本来の潤う力をサポート トライアルセット：2,138円（税込）

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1,肌の上にも菌がいる？美肌菌とは？

皆さんは「菌」と聞いてどんなものをイメージしますか？風邪や食中毒など、健康被害を引き起こすような菌を想像したでしょうか？それとも、乳酸菌やビフィズス菌といった体に良さそうなものをイメージしましたか？

冒頭でもお伝えした通り、菌の種類や人体への影響はさまざまです。菌の総数種に関しては専門家の間でも意見が分かれるほどで、未だはっきりと解明されていない種類の菌も数多く存在します。

もし、皆さんが菌というキーワードに対して何か悪い印象を持っているようでしたら、それは間違いであることを最初に理解して下さい。菌はそれ自体が悪いものではなく、棲息する環境によって良くも悪くもなりうるのです。

ここから先は、菌に対するマイナスな先入観や固定概念は抜きにして読み進めて下さいね。

菌は、ヒトの体のありとあらゆる器官に存在するものです。菌の数がもっとも多いのが腸内で、その数はなんと100兆個とも言われています。腸の次に菌の数が多いのが皮膚で、皮膚に存在する菌は『皮膚常在菌』と呼ばれています。

皮膚常在菌は、体全体で1兆個以上、顔だけだと1000万~10億個存在し、これらの菌が肌を清潔に保つ役割を果たしています。皮膚常在菌にはいくつか種類があり、顔には5~7種類の菌が確認されています。

綺麗な肌は、これら複数の菌がバランスよく存在することで成り立ちます。皮膚常在菌のバランスを整えるためにも、まずはそれぞれの菌の性質を正確に理解し、美肌作用のある菌を増やすためのスキンケアを心がけましょう。

1-1,主な皮膚常在菌を紹介！

前項では皮膚常在菌について紹介しましたが、ここからはスキンケアと直接関係のある主な皮膚常在菌について詳しく説明していきます。

表皮ブドウ球菌

表皮ブドウ球菌とは、肌表面や毛穴の周りに存在する菌のことで、汗や皮脂を餌にして肌の栄養となる物質を作り出しています。世間で「美肌菌」と言われているものはこの表皮ブドウ球菌のことを指し、潤いに満ちた健康な肌を守るためには表皮ブドウ球菌の働きが欠かせません。

美肌菌の具体的な役割には、

• 保湿作用のあるグリセリン関連物質を分泌する
• 抗菌ペプチドを産生し肌荒れを防ぐ
• 脂肪酸を分泌し肌を弱酸性に保つ

などが挙げられます。これらは全て肌を美しく保つのに必要な働きなので、日頃から表皮ブドウ球菌を増やすためのケアが必要です。

表皮ブドウ球菌を増やすための具体的なお手入れ方法は、後ほど詳しく説明していきます。

アクネ菌

ニキビの原因菌として知られるアクネ菌も、普段から肌に住み着いている皮膚常在菌の一つです。皮膚常在菌なのに、なぜニキビができやすい人とそうでない人がいるの？と不思議に思う人もいるかも知れません。

実は、アクネ菌には善玉菌と悪玉菌の2種類が存在し、前者には肌を弱酸性に保ちながら病原体の繁殖を抑える働きがあるんです。アクネ菌＝悪者というイメージが強いですが、善玉のアクネ菌は、そのイメージとは真逆の役割を担っているということを覚えておいて下さいね。

一方で、悪玉のアクネ菌は、皆さんご存知のとおりニキビの原因となる厄介な菌です。アクネ菌自体は空気に触れるのを苦手とする嫌気性細菌なので、肌代謝が正常に行なわれている肌で増殖することは基本的にはありません。

アクネ菌が善玉菌と悪玉菌どちらに傾くかは、その時の肌状態によって大きく異なります。通常、アクネ菌はその他の菌のバランスが保たれていれば肌の上で悪さをすることはなく、おとなしい時のアクネ菌は善玉菌として機能します。

ところが、体調不良やストレスなどで菌のバランスが乱れると、アクネ菌は肌トラブルの元となる悪玉菌に変身します。このように、菌のバランスによって善玉菌にも悪玉菌にもなりうる菌のことを「日和見菌」と言います。

アクネ菌が好むのは、角栓によって毛穴が詰まった空気に触れにくい環境です。アクネ菌は皮脂や古い角質をエサにして増殖していくので、汚れが蓄積された毛穴はアクネ菌にとって絶好の住処と言えるわけです。

マラセチア真菌

マラセチア真菌は、ヒトをはじめとする恒温動物の皮膚に存在する酵母菌の一種です。正常は肌においてはマラセチア真菌がいても大きな問題はありません。ただ、脂質が多い環境ではフケが増えたり癜風（でんぷう）という感染症を引き起こす恐れがあります。

近年では、マラセチア真菌がアトピーの症状を悪化させることが明らかになりました。マラセチア真菌の増殖を防ぐには、高温多湿の環境を避けたり、栄養バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌は、皮膚や腸内など体のいたるところに棲息する菌で、数種類あるブドウ球菌の中でもとくに病原性が高いことが特徴です。普段はおとなしくしているのでとくに問題ありませんが、肌に傷がある時や洗顔後は注意が必要です。

というのも、黄色ブドウ球菌は肌のpH値がアルカリ性に傾くと増殖し、炎症やかゆみを引き起こすという性質があるからです。最悪の場合、傷口を化膿させたり、食品に付着すると食中毒の原因となることもあります。

肌のpHって？

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2,美肌菌を増やす化粧品の選び方

皮膚常在菌は肌環境によって増えたり減ったりしますが、綺麗な肌作りのためにはそれぞれの菌のバランスを整える必要があります。

表皮ブドウ球菌（以後「美肌菌」と表現します）は、多ければ多いほどいいというものではありません。最も良いのは「育菌力」を鍛えること。何かの原因で一時的に美肌菌が減ってしまっても、また元の状態まで増やすことのできる肌状態になるのが理想です。

では、美肌菌は具体的に何をすれば増やせるのでしょうか？ここからは、美肌菌を育てるのに必要な化粧品の選び方を紹介していきます。

2-1,美肌菌の餌になる成分が入ったものを選ぶ

美肌菌を増やすため、まず試してほしいのが乳酸菌やオリゴ糖配合の化粧品を使うことです。美肌菌は、乳酸菌やオリゴ糖をエサに増えることがわかっているので、これらの成分を積極的に取り入れて、まずは美肌菌を育てることから始めましょう。

とはいえ、乳酸菌やオリゴ糖にもいくつか種類があり、全ての種類が美肌菌を活性化させる訳ではありません。育菌に効果がある種類をまとめていますので、まずは以下の表をご覧下さい。

乳酸菌やオリゴ糖配合の化粧品を選ぶ時は、まず具体的な成分名をチェックすることをお勧めします。成分表を見て、上記の成分名が書かれていれば美肌菌を増やすのに効果があると理解してOKです。

2-2,アルコール（エタノール）が使われていないものを選ぶ

雑菌の繁殖を抑えたり、化粧品の成分を均一に混ぜるために配合されるアルコール。今や化粧品に使用されることが当たり前となっている成分の一つですが、美肌菌を育てるのにアルコールは適切ではありません。

なぜなら、アルコールの殺菌効果が美肌菌にも作用し、その働きを弱めてしまうからです。化粧品の品質を保持するための成分は必要です。ただ、アルコールによって美肌菌の働きが弱くなったり、美肌菌自体の数を減少させてしまうのは避けたいところ。

化粧品を選ぶ時は、できるだけアルコール不使用のものを選ぶようにして下さいね。

ちなみに、化粧品に配合されるアルコールとは、一般的に「エチルアルコール」のことを意味します。エチルアルコールは、化粧品の成分表では「エタノール」と表記されますが、他にも「◯◯アルコール」という成分がいくつもあり、成分表を見ただけでは少々紛らわしいかも知れません。

そこで、化粧品に使われるアルコールの種類をいくつかまとめてみました。まずは以下の表をご覧下さい。

これらは全て、化学構造としてはアルコールに分類される成分ですが、エタノールとは全く違う性質を持ちます。主に、成分同士を均一に混ぜ合わせたり、化粧品の粘度を高めるために使われるので、美肌菌の働きにはあまり影響がありません。

同じアルコールでもそれぞれの性質や役割は異なりますので、化粧品選びの際の参考にしてみて下さい。

2-3,美肌菌の育成に特化した商品を選ぶ

スキンケア用品の中には、美肌菌を育てるのに特化した「育菌コスメ」が存在します。育菌とは、具体的にいうと、美肌菌の栄養となる成分を配合している、または美肌菌を培養して配合できるという意味があります。

どんな化粧品を選べばいいかわからないという人は、美肌菌を育てることに着目した商品を選ぶようにしましょう。おすすめ商品は次の見出しで詳しく紹介していきます。

美肌菌化粧品のおすすめランキング

美肌菌について正しい知識を身につけたところで、次はさっそく美肌菌を増やすための化粧品を選んでみましょう。

ここでは、前項で説明した

• 美肌菌のエサになる成分が配合されている
• アルコール不使用

という条件を満たした商品をランキング形式で紹介しています。実際に使用した人の口コミも合わせて掲載していますので、ぜひ商品選びの参考にしてみて下さいね！

4,美肌菌を増やすスキンケアの一工夫

美肌菌を増やすためにできることは他にもあります。以下で紹介している方法は毎日のお手入れに簡単にプラスできるものばかりなので、さっそく今日から取り入れてみて下さいね。

美肌菌は、クレンジングや洗顔で簡単に流れ落ちてしまいます。とくに、洗浄力の高いクレンジングは肌に必要な水分や油分まで落としてしまうため、W洗顔はできるだけ控えることが大切です。

美肌菌を守るためには、W洗顔不要のクレンジングを使ったり、または落ちやすい化粧品を使うなどの工夫をしましょう。メイクや皮脂汚れが残るのでは？と不安に感じる人もいるかも知れませんが、オイル不使用の化粧品であれば洗顔だけでも簡単に落とせます。

美肌菌は落としすぎると適量に戻るまでに時間がかかるため、洗いすぎで肌に負担をかけないように注意して下さい。

寝起きの洗顔は気分もさっぱりして気持ちがいいものですが、朝は洗顔料を使って洗う必要はありません。これは、睡眠中は美肌菌を増やすのに適した時間であり、眠っている間の汚れはぬるま湯ですすぐだけで十分落とせるからです。

メイク前は肌をスッキリ綺麗に洗いたい気持ちもわかりますが、美肌菌を肌に残すためにも、朝はぬるま湯だけで顔を洗うことが大切です。

4-1,ビフィズス菌ヨーグルトのホエーでパックをする

美肌菌は、普段皆さんが食べている食品を使ったパックでも増やせます。その食材とは、女性の美容と健康を支えているヨーグルトです。ビフィズス菌には美肌菌を増やす効果があることは説明済みですが、その働きを生かした育菌ケアがヨーグルトパックです。

ヨーグルトパックには、紙のフェイスマスクを使う方法とコットンに染み込ませて行なう方法の2種類があります。パックで使用するのは基本的にはどちらも同じものなので、まずは以下の材料を準備しましょう。

• 無糖のビフィズス菌ヨーグルト…1パック（大きめのもの）
• キッチンペーパー
• 紙のフェイスマスク1枚、もしくは大判コットン3～5枚程度
• 500g程度の重しになるもの（500mlペットボトル、水を張ったボウルなど）

肌が弱い人は、パックをする前に二の腕の内側でパッチテストをすると安心です。水分を切ったヨーグルトは濃厚でおいしいのでそのまま食べてもOKですし、バターやクリームチーズの代用品としても使えます。

5,スキンケア以外でも美肌菌を増やすポイント

スキンケア以外でも美肌菌を増やすコツがあります。美肌菌は皮脂や汗をエサにしますから、美肌菌が増殖するのに適した肌環境を作ってあげるのがポイントです。

具体的な方法を以下にまとめてみました。

就寝前に軽く汗ばむストレッチor筋トレを行う

睡眠中は皮脂の分泌量が増加します。就寝前に体をあたためることは、美肌菌が好むエサを増やすのに効果的です。じんわりと汗をかく程度のストレッチや筋トレを行い、美肌菌が増殖するのを手助けしましょう。

また、適度な運動は良質な睡眠にもつながります。美肌菌が増殖するだけでなく、睡眠の質も向上するなんてまさに一石二鳥！女性に嬉しい効果ばかりですので、ぜひ今日からおやすみ前のストレッチを始めてみて下さいね。

ただし、あまり本格的に体を動かすと目が冴えて眠れなくなることがあるので、軽く汗ばむ程度の運動量で抑えることが大切です。

肌を必要以上に触らないよう習慣づける

例えば、ほお杖をついたり、口元に手を当てるなどの癖は、美肌菌の増殖を妨げる原因となります。顔を触る癖がある人は、スキンケアやメイクの時以外はなるべく肌に触れないように心がけるようにしてください。

また、タオルで拭いたり、着替えで衣類が顔に擦れることも摩擦となって肌に刺激を与えることがあります。手以外にも、肌に触れるものは全て美肌菌に影響を与えるということを頭に入れておいて下さいね。

湯船に浸かるときはぬるめのお湯で

入浴で汗をかくことは美肌菌の増殖につながりますが、熱すぎるお風呂に長時間浸かるのはNGです。というのも、熱いお湯や長時間の入浴は美肌菌のエサとなる皮脂を流し、体全体から水分が失われている状態になるからです。

また、入浴によって失われるのは皮脂だけではありません。肌にもともと備わっているセラミドなどの天然保湿成分は、お湯の温度が高いと皮脂と一緒に流れ落ちてしまいます。セラミド不足の肌はバリア機能が低下しているため、乾燥やニキビなどの肌トラブルが起きやすくなります。

美肌菌や天然の保湿成分を守るためにも、入浴は37～39℃程度のぬるま湯で長くても10分程度で済ませるように心がけましょう。

タオルはスポンジは使わない

美肌菌が棲息するのは顔だけではありません。皮膚常在菌は、顔以外にも頭皮やボディ、粘膜などにも存在します。もし、ボディの肌トラブルが多いようであれば、タオルやスポンジを使うのを控えてみるのもおすすめです。

タオルやスポンジを使うと、どうしてもゴシゴシと力が入ってしまいますよね。部位にもよりますが、ボディは顔に比べて皮脂量が少なく、ゴシゴシこすり洗いするだけであっという間に美肌菌が流れ落ちてしまいます。

それだけでなく、肌に必要な新しい角質まで洗い落としてしまうことになり、肌の乾燥を悪化させることにつながります。とくに、アトピーなどの皮膚疾患がある人はタオルやスポンジを使ったこすり洗いは厳禁です。

ボディの汚れは、ボディソープや石鹸をつけた手のひらで優しく撫でるようにして洗うだけで十分に落とせます。美肌菌や新しい角質を守るためにも、タオルなどを使ったこすり洗いは一旦お休みしてみることをオススメします。

どうしてもタオルやスポンジを使いたい時は

夏場や運動後などで汗を大量にかいた時は、タオルでしっかり汚れを洗い流したいと思う人も多いでしょう。そんな人は、タオルの素材にこだわってみて下さい。

肌に優しい素材には、綿や麻、海綿などの天然繊維が挙げられます。これらの素材は肌を傷つけにくく、目の荒い合成繊維に比べて肌への負担を大幅に減らせます。

種類によっては多少泡立ちが悪いと感じることもありますが、洗面器などにあらかじめ泡をたくさん準備しておけば問題はクリアできます。まずは自分の肌をいたわり、美肌菌の増殖を邪魔しないボディケアを心がけてみて下さいね。

ボディの保湿の必要性

保湿と聞くと、つい顔のお手入ればかりしてしまいがちですが、ボディを洗った後は顔と同じように保湿ケアをしっかり行なって下さい。とくに、腕や脚、首などが乾燥しやすい人は、季節を問わずお風呂上がりにボディクリームをつける習慣をつけましょう。

6,美肌菌にまつわるQ＆A

本ページでは、美肌菌に関する基礎知識や美肌菌の増やし方のコツを紹介してきました。最後は、ここまでで紹介しきれなかった美肌菌にまつわる疑問をQ&A形式で解説していきます。美肌菌についての正しい知識を身につけて、美肌づくりの参考にしてみて下さいね。

Q,化粧水は美肌菌を減少させるって本当？

A,まず、この情報が正しいかどうかを説明すると、答えはNOです。

ネットで美肌菌について調べてみると、「化粧水が美肌菌を減少させる」という情報が目に入ってくることがあります。化粧水は、肌に潤いを与えるために必要不可欠なアイテムです。いくら美肌菌を増やしたいからといって、化粧水を使わないという話にはならないですよね。

化粧品を使うことと美肌菌が減少することは、必ずしもイコールではありません。今までどおり、洗顔後は化粧水で肌にしっかりと水分を与えて大丈夫です。

では、なぜこのような噂が流れているのでしょうか？その理由は、化粧水の成分と使い方が深く関係しています。

本ページ内において、化粧水に含まれるアルコールが美肌菌の働きを弱めてしまうという話を説明しました。これはつまり、アルコール不使用の化粧水を使えば、美肌菌を減少させることはないと言い換えられます。

また、不必要に肌を触ったり、強い摩擦を加えることも美肌菌の減少につながることも先述のとおりです。化粧水をつける時に、手やコットンでゴシゴシと擦り込まなければ、美肌菌を減少させることはありません。化粧水のつけすぎで美肌菌が流れてしまわないよう注意することも大切です。

このように、化粧水の成分や使い方次第では、美肌菌は増やすことも減らすことも可能です。化粧水で美肌菌を減少させないよう、商品選びとスキンケアは慎重に行なって下さいね。

Q,ブドウ球菌は体にも良い？増やしても安全？

A,ブドウ球菌といっても、その種類はさまざまで、それぞれ常在する場所や体への影響は異なります。本ページで取り上げた美肌菌（表皮ブドウ球菌）は、健やかで美しい肌を守るのに欠かせない存在ですが、体内に侵入すると何らかの病原性を発することがあります。

例えば、手術で使われる医療器具に表皮ブドウ球菌が付着していたとして、その医療器具を体内に留置すればそこから菌が増殖します。これによって内臓の一部が炎症を起こす化膿症を発症することもあるので、表皮ブドウ球菌だから絶対に安全とは言い切れません。

また、黄色ブドウ球菌は表皮ブドウ球菌よりも病原性が高く、健康な体でも何らかの疾患を引き起こすことがあります。ジュクジュクした湿疹ができるとびひは、黄色ブドウ球菌が原因で起こる皮膚疾患の代表例で、傷口をそのままにすると症状が悪化するのが特徴です。

上記で紹介した疾患は、いずれもブドウ球菌が体内に侵入した場合に起こりうるものです。繰り返しの説明にはなりますが、菌は種類や棲息する場所によってその働きが大きく異なります。

表皮ブドウ球菌に関しては、皮膚の上で増殖する分には美肌効果があるのでどんどん増やして大丈夫です。黄色ブドウ球菌も、肌が乾燥していたり傷口がなければ、基本的に悪さをすることはありません。

どちらの菌も、経口で大量に摂取するなどしなければ体の中で悪さをすることはまずありませので、安心して美肌菌を育てましょう。ここで紹介した疾患の例は、知識として覚えておく程度にとどめて置いて下さいね。

Q,手作り化粧水を使ったら美肌菌は増える？

A,本ページにおいて、アルコール配合の化粧水が美肌菌の働きを弱めてしまう恐れがあることを説明しました。それでは、アルコール不使用で、かつ自分好みの成分を使った化粧品を手作りした場合はどうでしょうか？

防腐剤を加えていない手作り化粧水は雑菌が繁殖しやすく、保管状態や使い方によってはかえって美肌菌を弱らせる恐れがあります。

アルコール不使用という点では、化粧水が美肌菌に悪影響を及ぼすリスクは大幅に軽減できます。化粧品の成分表を見ると、アルコール以外にもよくわからない成分が数多く記載されていますから、全て自分好みの処方ができることはメリットと言えるかもしれません。

しかし、いくら肌に優しい化粧水を作ったとしても、雑菌が繁殖してしまった化粧品ではかえって美肌菌の働きを弱めてしまいます。その結果、肌トラブルが起きてしまっては元も子もありません。

また、基本的に大量生産して保管がきかないため、使うたびに作る手間もあり、市販品を購入するよりも費用が高くなってしまいます。

そのため、きちんとした衛生管理や素材にこだわれない限りは、手作り化粧品での育菌ケアはオススメできません。美肌菌を増やすスキンケアをするのなら、それに特化した専用の化粧水を使うことを推奨します。

Q,腸内フローラと肌フローラ、どっちを優先した方が美肌になれる？

A,私たちの身体に棲息する菌のうち、美しく健やかな肌を作る効果があるのは美肌菌だけではありません。腸内に棲息する細菌も、そのバランス次第では美肌ケアに大変有効に働きます。

私たちヒトの腸内には、500~1,000種類、100兆~1,000兆個以上の菌が棲息していると言われています。体質や生活習慣によって菌の数に個人差はありますが、それだけ多くの菌が日々絶妙なバランスを保ちながら、健康な体を維持してくれているのです。

腸内に住む菌は、その姿が植物が群生しているお花畑に似ていることから「腸内フローラ」と呼ばれます。腸内フローラには、胃で消化しきれなかった食べ物を栄養物質に作り替えたり、腸内の免疫細胞を活性化する働きがあります。

肌を土台を作るのは日々の食事から摂取した栄養源ですから、腸内フローラの働きによって良質な栄養が増えることは健やかな美肌作りにつながります。また、腸の動きが活発になればおのずとお通じも改善されるので、体内に溜まった老廃物を排出するのにも効果的です。

このことから、腸内環境を整えることが美肌への近道であることがわかります。腸内フローラを上手に増やせば、身体の内側から美肌ケアができるというわけですね。

では、腸内フローラと美肌菌は、どちらを優先すればより高い美肌効果を得られるのでしょうか？

美肌菌の優れた働きについては本記事全編にわたってお伝えしてきましたが、より高い美肌効果を得るためには腸内フローラの働きも欠かせません。美肌菌だけ増やしても、腸内環境が悪ければ肌状態は改善できませんし、その逆もまた然りです。

何度も説明しますが、菌はその時の体調や棲息する場所によって良くも悪くもなります。腸内フローラと美肌菌どちらか一方だけに気をつけるのではなく、身体の内側と外側両方からアプローチをすることが大切です。

7,話題の育菌コスメで肌トラブルのない健康美肌を手に入れよう！

スキンケアの常識を覆し、菌を増やすことで美肌へと導いてくれる育菌コスメは、今や女性たちの間でもっとも注目を集める美容方法です。美肌菌はどんな人の肌にも存在しますから、化粧品の力を借りて菌をどんどん育ててあげましょう。

この記事を読んでも、まだ美肌と菌の関係がいまいち理解できない人もいるかもしれません。そんな方は、まず本ページで紹介した育菌コスメを試してみて下さい。きっと、使い続けるうちに肌が綺麗になるのを実感できるはずですよ！

紹介したおすすめの美肌菌コスメを購入する

• ナノクリア
• エルピダ セリア
• ヒューマンフローラ 整菌スキンケアシリーズ
• ラ・ピールプラス スムースクリアエッセンス
• HANAオーガニック
• ビオメディ エッセンスミルクリーム
• 鈴木ハーブ研究所 乳酸菌ローション
• ビオニスト

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