オールインワン化粧品を味方につければスキンケアはもっと楽しくなる!

オールインワン化粧品を味方につければスキンケアはもっと楽しくなる!

30代~40代のおよそ4割が使ったことがあるオールインワン化粧品。あなたは使ったことはありますか?

洗顔したら、オールインワン化粧品ひとつでスキンケアが完了するというのは、とても魅力的ですよね。

ただしオールインワン化粧品に限らず、化粧品にはメリット・デメリットがあります。そのため、使い方や選び方をきちんと知らずに使うと、思わぬ肌トラブルに見舞われることも…。

そこで、オールインワン化粧品の正しい使い方や注意点を説明したいと思います。オールインワン化粧品を使いこなせば、もっとスキンケアが楽しくなりますよ!

味方につけたいオールインワンゲルランキングしてみました。

スキンケアの役割は、健やかな肌を維持すること

基礎化粧品の目的は、健やかな肌を維持することです。健やかな肌というのは、表皮のターンオーバーのリズムが整っていること。では、ターンオーバーが整う肌状態にするためには何が必要だと思いますか?

それは、保湿です。保湿はスキンケアの基本です。保湿がしっかりできていれば、乾燥もしませんし、肌荒れすることもありません。美白やエイジングケアも必要かもしれませんが、スキンケアの基本は保湿であることをしっかり頭に叩き込みましょう。

しっかり保湿はできてる?スキンケア3つのポイント

スキンケアの役割は、健やかな肌を維持すること

1、一度のスキンケアにいくつの化粧品を使っていますか?

肌を潤しましょう!と言われたら、あなたは何をしますか?化粧水をつける?美容液をつける?クリームをたっぷり塗る?パックをする?

肌を潤すとは、水分や美容成分を肌に与えて、逃がさないようにすることです。そう考えると、化粧水は、水なので化粧水だけなら蒸発してしまいます。美容液は美容成分が豊富に配合されていますが、化粧水をつけてからでないと浸透がイマイチです。

クリームはどうでしょうか?油性成分が多く含まれているので、潤いを閉じ込める力があります。

ただ、それだけではふっくらとした肌にはなれません。パックは、美容成分をより浸透させる方法として有効ですが、放置しすぎると反対に乾燥する原因になります。

2、忙しいときも、保湿はできていますか?

化粧水に美容液、クリームやパックなど、女性のスキンケアは実に手がかかります。朝は何かと忙しいし、仕事終わりは一刻も早くベッドにダイブしたいですよね。

また、旅行にはできるだけ身軽で行きたいものです。一式持っていくとなると、それだけでかさばってしまいます。

さらに、子育てしていると、自分にかける時間はほとんどなくなります。化粧水を重ね付けしたり、美容液やクリームをつける時間がなくなり、スキンケアがおろそかになります。

3、スキンケアのやり過ぎになっていませんか?

化粧水に美容液、クリームやパックなど一度のスキンケアで肌に触れる回数を数えたことはありますか?

クレンジング時の肌への摩擦が乾燥を招くと言われていますが、化粧水や美容液など一式を肌につけるとなると、肌を触れる回数はさらに増えます。

浸透させようと肌を何度も行ったり来たりと擦ると、良かれと思ってやっていたスキンケアは実は、肌トラブルを引き起こしていたなんてこともよくある話です。

スキンケア熱心な人ほど、肌の悩みを抱えているのはそうしたことが原因かもしれません。

オールインワン化粧品は、化粧水からクリーム、パックまでをひとつに集約した化粧品です。全てをひとつにしたので、それぞれ単品を全て使ったときと比較すると、やはり劣りはしますが、一定の保湿効果はあると言えます。

もし、3つのポイント全てに『?』を感じたら、オールインワン化粧品のほうが、あなたのスキンケアには適しているかもしれません。

オールインワン化粧品のメリット・デメリット

オールインワン化粧品のメリット・デメリット

オールインワン化粧品は、使い方によってはあなたの肌を潤すことができます。その一方で、デメリットも知っておかないと、使用してからがっかりすることもあります。

事前に、オールインワン化粧品の特徴を知っておくことで、使用満足度を高めることができるので、参考にしてください。

オールインワン化粧品のメリット

・時短でスキンケアできる。
・肌への摩擦を極力防ぐことができる。
・化粧水~クリーム、パックまで一通りのケアが必要最低限行える。
・基礎化粧品を一通り揃えるより、コストを抑えられる。
・化粧品がかさばらない。

オールインワン化粧品が向いているタイプ

→スキンケアに時間をかけられない人
→肌が敏感で少しでも摩擦を減らしたい人
→化粧水だけのスキンケアしかしていない人
→コストを抑えたスキンケアをしたい人

オールインワン化粧品のデメリット

・単品ずつを使用したときよりも、効果は減る。
・肌の変化に対して、細やかな調整ができない。
・べたつきが気になったり、メイクのりが悪くなることがある。
・季節によって、保湿力に物足りなさを感じることがある。

オールインワン化粧品が向いていないタイプ

→その日の肌状態に応じて適切なスキンケアをしたい人
→コスパよりも効果を重視したい人
→化粧品の使用感を重視したい人

メリット・デメリットがそれぞれあるので、一つあるといざという時にぱっと使えるので便利です。

オールインワン化粧品の選び方

種類別オールインワン化粧品のタイプ

スキンケアの基本は、保湿です。まずは、保湿効果の高いものを選ぶようにしましょう。保湿されていない肌に、いくら美容成分やリフトアップ効果のあるものを使用しても効果は薄いと考えられます。

スキンケアの基本である保湿を第一優先にして、保湿成分の多いものを選ぶようにしましょう。

目的別オールインワン化粧品のタイプ

保湿

最も多いのが保湿に特化したオールインワン化粧品です。セラミドやヒアルロン酸、リピジュアやコラーゲン、アミノ酸やプラセンタなど比較的保湿効果の高い美容成分が多く配合されています。

美白

美白効果が期待できるビタミンC誘導体や美白成分を配合したオールインワン化粧品です。肌代謝を促すための成分やメラニン生成を予防する効果のある成分がメインとなります。

アンチエイジング

シワやたるみ対策に真皮層のコラーゲンなどの生成力をサポートする成分などを多く含んでいるのが特徴です。さらに、抗酸化成分を含み、肌の衰えにアプローチしてくれます。

敏感肌

肌への刺激を極力抑えた肌に優しいオールインワン化粧品です。主に、旧指定表示成分となっている防腐剤や石油系合成界面活性剤、合成香料や合成着色料、鉱物油などを添加していないものが敏感肌用となっています。

種類別オールインワン化粧品のタイプ

オールインワン化粧品の選び方

美容液タイプ

水溶性成分が中心のオールインワン化粧品です。ブースター効果のあるものがあり、美容成分の浸透をより高めてくれるので、サラサラしていても乾燥の心配はありません。クリームのようなテクスチャーが苦手な方に適しています。

ジェルタイプ

ジェルタイプも水溶性成分が多めになりますが、油性成分も配合されており、多くのオールインワン化粧品がジェルタイプになっています。浸透力がよく、しっとり感よりもやや軽めの使用感です。

クリームタイプ

ジェルタイプよりも油性成分を多く含むしっとり感の高いオールインワン化粧品です。厚みがあるので、マッサージしながらスキンケアすることができます。

カップタイプorボトルタイプ

ジェルやクリームタイプに多いのが、カップに入ったオールインワン化粧品です。手で直接すくい取るものやスパチュラですくい取るものがあります。

ジェルやサラサラしたリキッドタイプに多いのがボトルに入ったオールインワン化粧品です。中身が直接空気に触れることがないので、酸化や劣化を防ぐことができます。

どちらでも、基本的には安全性が確認されていますが、菌の繁殖を少しでも防ぎたい場合は中身が直接触れられないタイプの容器を選びましょう。

まとめ

オールインワン化粧品を味方につければスキンケアはもっと楽しくなる!

オールインワン化粧品には、一定の保湿力はあるものの、やはりひとつで全てを済ませるとなるとその効果には限界があります。それでも、スキンケア方法にオールインワン化粧品という選択肢は、あると便利です。

使い方によっては、オールインワン化粧品の方が適していて、お財布にも優しくなります。時間がないときや忙しいとき、スキンケアに時間が取れないときには、オールインワン化粧品の方が満遍なく全てのスキンケアを行うことができるからです。

オールインワン化粧品は、これまで選んできた化粧品と同様に、肌質・肌悩み・使用感によって選ぶようにしましょう。

季節や肌状態によっては、オールインワン化粧品にプラスして化粧水やクリームをプラスすることで一年中使うことができます。時と場合によってスキンケア化粧品を使い分けることで、肌の調子を上手にコントロールすることができます。

オールインワンスキンケアも良いけど、単品を重ね合わせるスキンケアも好きなので、化粧品ランキングも作りました。

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