今や保湿化粧水は美容液レベルの保湿力!?肌の乾燥を防ぐ高保湿成分とは?

今や保湿化粧水は美容液レベルの保湿力!?肌の乾燥を防ぐ高保湿成分とは?

“化粧水はほとんどが水分で効果がない”なんて言われますが、そんなことはありません!有効成分がきちんと配合されたものなら、美容効果は十分に期待できます。

最近は化粧品の開発が進み、ひと昔前では化粧水には取り入れることのできなかった保湿成分を配合できるようになったり、より肌に浸透するシステムを導入したりと、化粧水の精度は格段にアップしています。

そこで今回は、最新の保湿化粧水にはどれくらいの保湿効果が期待できるのか、どんな保湿成分が含まれているのかなど、保湿化粧水の最新情報をお伝えしたいと思います!

おすすめの保湿化粧水もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

肌の保湿に大切なもの

肌の保湿には、「水分を補給する」「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」という3つの役割があります。

乾燥して失われた水分を与えたら、その水分をキープし、蒸発しないようにフタをする。この一連の流れが保湿ケアの基本です。

そして保湿ケアに必要となるのが「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」という3つの成分。この3つの成分は水分をキープする能力が非常に高く、3大保湿成分と呼ばれています。

これら3大保湿成分は、肌内部で次のような働きをします。

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできています。

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできています。

「セラミド」があるのは、表皮の一番外側の「角質層」。角質層は肌表面の潤いを保つ部分で、ここに並ぶ角質細胞の隙間を保水力の高いセラミドなどの細胞間脂質が埋めることで、角質層の水分は保たれているのです。

セラミドは3大保湿成分のなかでも最強の保湿力をもつ成分で、肌の水分の約80%を維持しています。

さらにコラーゲンが真皮全体に網目状に張り巡らされていることで、肌にハリと弾力が生まれます。またコラーゲンは水分を抱え込んで逃さない親水性で、真皮の潤いを保つ働きも兼ねています。

そのコラーゲンの間を埋めているのがヒアルロン酸。ヒアルロン酸は1グラムで6リットルもの水分を保持するほどの優れた保水力で、真皮に潤いを与えています。

このように角質層と真皮の2つの層に3大保湿成分が存在することで、肌は潤いをキープできているのです。

しかしこれら3大保湿成分は、加齢や洗顔などさまざまな要因で減少。失われた保湿成分を補給しなければ、肌は潤いを保てなくなります。

そこで活躍するのが、保湿化粧水です。保湿化粧水が肌の保湿にどのような働きをするのかを、次の章で紹介していきます。

保湿化粧水の役割

保湿化粧水の保湿効果は、肌の表面そして角質層で発揮されます。保湿化粧水の働きを知るために、まずは肌の表面と角質層が、保湿とどのように関係しているのかを見てみましょう。

3大保湿因子が整った肌は、バリア機能が働きます。引用元:RERUJU

肌の一番表面は、汗と皮脂が混じり合ってできた「皮脂膜」が張られバリアを形成しています。皮脂膜のバリアは紫外線やホコリ、細菌などが肌の内部に侵入しないように守ると同時に、水分が蒸発するのを防ぎます。

皮脂膜の下にあるのが角質層。角質層内には、3大保湿成分同様に保水効果のある成分「天然保湿因子(NMF)」の入った角質細胞が順序よく重なって並びます。そしてその隙間を埋めるようにセラミドなどでできた細胞間脂質が存在します。

角質細胞がきちんと整列し、細胞間脂質が隙間なく満たされていると、水分の逃げ道が塞がれ、水分は蒸発することなく角質層内に保たれます。

このような角質層の働きを「肌のバリア機能」と呼びます。

バリア機能は、角質細胞内にある天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質が減少することで低下してしまいます。角質細胞の重なりは乱れ、細胞間脂質にも隙間ができ、そこから水分が蒸発してしまうのです。

また角質層には、3大保湿成分のセラミドだけでなく、ヒアルロン酸も存在していることが最近になって証明されました。

角質層には、3大保湿成分のセラミドだけでなく、ヒアルロン酸も存在していることが最近になって証明されました。引用元:美的.com

今までは真皮層にしかないとされていたヒアルロン酸ですが、角質層の水分保持にも役に立っていることがわかったのです。

ですがこれら角質層に存在する保湿成分は、さまざまな要因で減少してしまいます。ヒアルロン酸に至っては、寿命はわずか半日から数日という短さ。

保湿成分が不足したままだとバリア機能は低下し、どんどんと水分の蒸発は進んでしまうのです。

だからこそセラミドやヒアルロン酸が配合された化粧水で水分補給することが大切。

これこそが、保湿に必要な「水分を補給する」「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」という3つ工程の1番目に当たる役割になるからです。

ここでポイントとなるのは、ただ水分を補給するのではなく、セラミドやヒアルロン酸といった保水力の高い成分を補給すること。

そもそもただの水を肌に塗ったところで、肌のバリア機能に防御され浸透しません。お風呂に入っても、肌が水を吸って膨らまないのと同じで、バリア機能が水の浸透を防いでいるからです。

その点、化粧品用に開発されたセラミドやヒアルロン酸は分子が小さく、肌に浸透するようになっています。

角質層まで浸透したセラミドやヒアルロン酸は、体内の水分をキャッチし逃さないので、保湿の2番目の役割である「水分を保持する」ことも同時にできるのです。

今では化粧水の役目は、水分の補給だけでなく水分の保持も兼ねています。これは、化粧水に配合するための保湿成分が進化したおかげです。

ではこの化粧品用に開発された保湿成分について、詳しく見てみましょう。

3大保湿成分が化粧水で活躍

3大保湿成分が化粧水で活躍

化粧水はほとんどが水分のため、一昔前までは水溶性の美容成分しか配合することができず、大きな美容効果は期待できませんでした。

しかし最近は開発が進み、油溶性の成分を水溶性に変化させたり、肌への浸透が難しかった成分がスムーズに浸透するようしにたり、化粧水は格段に進化しています。

ここでは、保湿化粧水に配合されている3大保湿成分「セラミド」「ヒアルロン酸」、そして「コラーゲン」について、最新の情報をご紹介したいと思います。より効果的な成分を知っておけば、保湿化粧水を選ぶ際に役に立ちますよ!

セラミド

美容液で人気のヒト型セラミドは油分の多い成分のため水には溶けにくく、化粧水に配合されることはほぼありません。しかし米から抽出した植物性のセラミドは、溶解性に優れ水に溶けやすい素材のため、化粧水に配合することができるのです。

植物性セラミドはヒト型セラミドには及びませんが高い保水力を備えています。化粧水に配合される際の成分名は「グリコシルセラミド」です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は分子が大きく粘性が高いので、肌内部には浸透せず肌表面に水分を含んだ膜を作ることで肌のバリア機能をサポートします。

化粧水に配合されるヒアルロン酸は、下記の2つです。

加水分解ヒアルロン酸

ヒアルロン酸を加水分解し、低分子にしたもの。分子量は通常のヒアルロン酸の数百分の一で、角質層にまで届きやすく、角質層内の水分を保つ役目をします。粘性が低く、べたつかないのが特徴。

ラベルに記載される成分名も「加水分解ヒアルロン酸」です。

アセチルヒアルロン酸

スーパーヒアルロン酸と呼ばれ、通常のヒアルロン酸の約2倍の保水力を持ちます。親油性を持つため肌の皮脂膜との相性もよく、長時間水分を肌に留めます。また、湿度に影響されることなく肌の水分量を一定に保つことができるのも特徴です。

成分名は「アセチルヒアルロン酸Na」。

保湿効果はアセチルヒアルロン酸が一番高く、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸の順に持続します。

コラーゲン

コラーゲンも高分子のため、肌内部には浸透せず、肌表面に膜を張って水分の蒸発を防ぎます。

化粧水に配合されているコラーゲンは、下記の3つです。

水溶性コラーゲン

コラーゲンを低温でゆっくりと分解し、コラーゲン以外の成分を除去したもの。肌の表面に膜を張り、肌のバリア機能をサポートします。粘度は高めで、とろみがあります。

加水分解コラーゲン

低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドと言われます。肌の表面に膜を張り水分の蒸発を防ぎます。粘性が低く、肌なじみがよいのが特徴です。

生コラーゲン

水溶性と加水分解コラーゲンの特性を併せ持ったコラーゲン。角質層まで浸透して角質層内の水分を保持します。

このように今までは肌の表面でしか活躍できなかった成分が、角質層内に届いて肌の潤いを保つ働きができる成分へと進化しました。

このように進化した保湿成分が化粧水に配合されることで、保湿化粧水の必要性が見直されてきているのです。

しかしより効果的な保湿化粧水を探すには、3大保湿成分が配合されていること以外にも、気をつけておきたいポイントがあります。

失敗しない保湿化粧水の選び方

保湿化粧水を選ぶ際に大切なのは、どんな働きをする3大保湿成分が配合されているのかをきちんと確認すること。

重度の乾燥肌や3大保湿成分が減少した年齢肌なら、セラミドや加水分解ヒアルロン酸などが配合されたものを。これらは、角質層内まで浸透して肌内部の潤いを持続してくれます。

油分不足を感じるなら、水溶性コラーゲンや加水分解コラーゲンを配合したものがおすすめ。肌表面に膜を張り、皮脂膜をサポートしてくれます。

そして配合されている3大保湿成分が確認できたら、さらに次の3つのポイントをチェックしてください!ここで紹介するポイントが保湿成分の効果をアップさせるカギになります。

1:保湿成分がナノ化されたもの

肌内部の潤いを保つには、保湿成分が角質層まで届くことが基本。保湿成分が小さくナノ化されていたり、ナノカプセルに入っていたりするものは、保湿成分の浸透が期待できます。

各メーカーとも浸透性の開発には力を入れていて、独自の浸透システムをアピールポイントにしている化粧水もたくさんあります。

そのような化粧水は、効果が実感できやすいです。

2:保湿成分同士の相乗効果

保湿成分は、いくつかの種類が同時に配合されていることで、より効果が高くなるものがあります。具体的には、次のような組み合わせです。

・加水分解ヒアルロン酸×セラミド

加水分解ヒアルロン酸は角質層内で水分を保持します。この時に角質層のバリア機能を高めてくれるセラミドを一緒に摂取しておけば、ヒアルロン酸がキープした水分が乾燥から 守られやすくなります。

・セラミド×天然保湿因子(NMF)

セラミド×天然保湿因子(NMF)

3大保湿成分の次に代表的な保湿成分が「天然保湿因子(NMF)」です。天然保湿因子は角質層内に並ぶ角質細胞の中に存在して、セラミドとともに角質層の水分を保持しています。

天然保湿因子をセラミドと一緒に補給しておくことで、角質層内の潤いバランスが保たれ、より保湿が満たされます。

3:肌を乾燥させる成分に注意

せっかく保湿力の高い成分を配合していても、乾燥を招く成分が一緒に入っていれば保湿効果は薄れてしまいます。

乾燥の原因となる成分で特に化粧水に含まれやすいのが、エタノールなどのアルコール類。エタノールには殺菌作用があるため、防腐剤として利用されます。

また美白化粧品に配合されるビタミンC誘導体も、乾燥の原因となる成分。ビタミンC誘導体には皮脂の分泌を抑える作用があるため、肌バリアに必要な皮脂が不足してしまい、乾燥が起こりやすくなります。

保湿を重視するのであれば、エタノールやビタミンC誘導体など乾燥の原因になる成分が入っていないことを確かめて購入してください。

それでは最後に、3大保湿成分がたっぷりと配合されたおすすめの保湿化粧水をご紹介します!

おすすめの保湿化粧水

ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート

ディセンシア アヤナス ローション コンセントレートは、保湿化粧水です。

セラミドの中でも最も保水力の高いヒト型セラミドを配合した化粧水です。油溶性のため化粧水には配合されにくいヒト型セラミドをナノサイズにしてカプセル化。通常のセラミドの4倍の浸透力で角質層を潤します。
トライアルセット価格:1,480円(税込)

アスタリフト モイストローション

アスタリフト モイストローションは、3種類のヒアルロン酸とコラーゲンが配合された保湿化粧水です。

水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲンなど3種類のコラーゲンとヒアルロン酸が配合されたローション。肌につけたとたんにスーッとなじみしっとりと潤う、新感触のテクスチャーです。
トライアルセット価格:1,000円(税抜き)

エトヴォス モイスチャライジングローション

エトヴォス モイスチャライジングローションは保湿成分がふんだんに配合された保湿化粧水です。

グルコシルセラミドをはじめ、肌表面で潤いの膜を作るヒアルロン酸と、角質層に浸透するヒアルロン酸、そして天然保湿因子(NMF)など、肌の内と外の両方から潤いを与えてくれる保湿成分がふんだんに配合されています。
トライアルセット価格:1,900円(税別)

肌の乾燥具合やテクスチャーの好みは人それぞれです。まずはトライアルセットで保湿効果や、肌なじみを試してみてください!

まとめ

最近の保湿化粧水がいかに保湿効果に優れているか、お分かりいただけましたか?

保湿はどの年代の人にとっても、一番大切なスキンケアです。しっかりと保湿していれば肌のバリア機能が働き、健康なお肌へと変わっていきます。

乾燥はもちろん、肌荒れやくすみなどの肌トラブルを抱えている人は、まずは保湿を徹底してはいかがでしょう。肌に潤いが戻れば、肌の悩みも解消されていきますよ!

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