プラセンタを用いた美容方法について女性医師が徹底解説!Part4-2:サプリメント編
4回(Part4が3部構成のため実際には6回)に渡るプラセンタシリーズもいよいよ終盤を迎えることになりました!
Part1、Part2、Part3では、プラセンタに関する基本的な知識を解説させていただきました。
そしてPart4-1(応用実践編)は、医療現場でのプラセンタ療法についてご説明しています。
このコラムでは、ご自宅でできるプラセンタの活用方法について、サプリメントに焦点を当ててご紹介していきますね。
皆様が身近に感じやすい内容になっていると思いますので、ご自身のプラセンタ使用法にぜひ取り入れてみてください!
プラセンタサプリメント
自宅でできるプラセンタ活用法として、直ぐに思い浮かぶのはやはりサプリメントやドリンク、プラセンタ配合のコスメなどではないでしょうか?
その中でも、体内で吸収されるという理由で、とりわけサプリメントが人気のようですね。
今回は、プラセンタサプリメントについて、効果的な摂取量や時間、期間などについて詳しくご説明していきます。
プラセンタサプリメントとは
一般的には、プラセンタエキスを配合した錠剤のことをプラセンタサプリメントと言います。
以前は牛由来のプラセンタが多く使われていましたが、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の影響を受けて厚生労働省により禁止され、現在では使用されなくなりました。
その結果、日本では主に豚や馬由来のプラセンタが使用されています。
プラセンタサプリメントは、分類上いわゆる「健康食品」に属しています。健康食品には明確な定義がなく、広く健康の保持増進に資する食品全般を指すとされています。
その中で、安全性や有効性に関する基準をクリアしたものが保険機能食品とよばれているのです。
サプリメントとは、健康食品のうち特定成分が濃縮された錠剤やカプセルのようなものだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、形態や機能、効果などは特に決められているわけではありません。
今日では、肌質改善や美肌効果、体質改善などの目的で、プラセンタ成分を配合した錠剤やカプセル、ドリンクタイプのサプリメントがたくさん販売されています。
多くの製品の中から、配合されているプラセンタの種類や品質、含有量、他の配合成分などに着目して、ご自身の症状や目的に合わせたものを選ぶことが大切です。
即効性はあるものの、医薬品(特に医療用医薬品)のプラセンタ製剤は、医療機関の受診が必要だったり、対面販売でないと購入できなかったりという制限がありますよね。
しかし、サプリメントであればドラッグストアやネットで気軽に入手できるため、手間がかからず、比較的継続してプラセンタを摂取しやすいことがメリットです。
それに、一般医薬品と比較すると安いため、経済的な負担も軽くてすみます。
ただし法律上の定義がないため、きちんとした高品質のプラセンタサプリメントを選択するようにしましょう。
プラセンタサプリメントの種類
動物由来の豚プラセンタ、馬プラセンタが多く使用されており、様々なメーカーからたくさんのサプリメントが販売されているので迷ってしまいますよね?
豚プラセンタのサプリメントは、市販のものの中で最も多く、比較的値段も低めに設定されています。しかし、厳しい基準をクリアしたSPF豚を使用したSPFプラセンタは有効成分が多く残っているので、その分値段も高くなっています。
馬プラセンタは、アミノ酸の含有量が豚プラセンタの約1.2倍であること、体温が高いため寄生虫が住みにくいこと、主に使用されるのは厳格で衛生的な環境で飼育されているサラブレッドであること、などから高い人気です。
しかし、1回の出産で一頭しか産まれないため、胎盤の確保が難しく、希少価値があるので高価格に設定されています。
動物由来のプラセンタは、育成環境がアミノ酸などの有効成分含有量に影響を与えるため、快適な環境で育った動物の胎盤を使用したプラセンタほど成分が安定し、安全性も保証されています。
植物由来プラセンタや海洋性プラセンタもありますが、動物由来プラセンタに含まれる成長因子がないので、作用の範囲が限られる可能性があることを覚えておいてくださいね。
以前はヒトプラセンタ注射液‘ラエンネック’を製造販売している日本生物製剤の‘JBPポーサイン100’を愛用していました。
こちらは豚プラセンタ100%のサプリメントです。
医療機関専売品ですし、なんといっても製薬会社が作っているものなので、信用できると思ったので選びました。
今でも絶大な人気があり、医療機関のみの取り扱いとなっているにも関わらず、非正規販売ルートで売買が行われているようです。
『「JBPポーサイン100」非正規販売ルートへのご注意のお知らせ|株式会社日本生物製剤』から抜粋
皆様も‘JBPポーサイン100’を購入する際には、必ず正規ルートでお買い求めくださいね。
たまのヒトプラセンタ注射+‘JBPポーサイン100’でなんの問題もなかったのですが、ふと馬プラセンタを試してみたくなりまして…
現在はフローレス化粧品の‘母の滴 サラブレッド100’を飲んでいます。
1箱30カプセル入りで6500円(税抜)、値下げ前は8241円(税抜)という高級品…
ですが、ホームページの説明を読めば読むほど製品へのこだわりや品質保持が感じられて、たまらなく惹かれてしまい…
実際、会社にお電話して色々と質問したときにも、とても丁寧なご回答・ご対応をしてくださったので決めました。
5箱買うと1箱プレゼントなのでお得です(笑)
ヒトプラセンタを使用したサプリメントは、基本的に医療機関でのみ処方され手に入れることができます。
厚生労働省が認可した、限られた製薬会社によって製造される製品です。
これまでヒトプラセンタを使用したサプリメントといえば、黒い箱にゴールドのラインが入った『ラエンネックP.O.』が有名でしたよね。
数年前に発売された、この『ピュアプラセンタD.R.』は、「飲むヒト・プラセンタ」とも呼ばれています。
国内の安全な胎盤を、凍結乾燥して抽出した100%プラセンタ乾燥末で、ラエンネックP.O.と比べて非常に豊富な細胞増殖因子が含まれています。
2カプセルで、注射薬(ラエンネック)1アンプルと同等以上の力価があるともいわれています。
注射は苦手だけれどもヒトプラセンタを使ってみたい、通院が難しくてプラセンタ注射が続けられない、という方々にとてもオススメです。
プラセンタ注射が全く苦にならないので、サプリメントでヒトプラセンタを試したことはないのですが、クリニックに行く度に『ピュアプラセンタD.R.』を始めてみようかな…と考え続けてはいます。
『ラエンネックP.O.』の頃からなのでかなり長いこと迷っているのですが…
1箱100カプセル入りで16000~20000円(税抜)ほどの価格帯なので、決してお安くはありませんが、品質や効果を考えると、見合っているのではないかと思います。
注射+今飲んでいる『母の滴 サラブレッド100』の方が、『ピュアプラセンタD.R.』だけを飲むよりずっと高くつくんですよね(笑)
プラセンタサプリメントに期待される効果
プラセンタの成分による作用は、もちろんサプリメントでも効果を発揮します。ですから、このコラム内のプラセンタシリーズPart3で書かれていることが期待できます。
読み返す前に、改めてここで美容効果に着目してみましょう。
プラセンタに含まれるアミノ酸、核酸、ヒアルロン酸、成長因子などが新陳代謝を促進してコラーゲンを増やす働きをするため、お肌の保水力が高まりハリが出る、という研究結果が医学学会で発表されています。
また、プラセンタの経口摂取は美容効果をもたらすことも実証されました。プラセンタの新陳代謝促進作用は、お肌のターンオーバーを早めたり正常化したりする働きがあり、成分中の抗酸化作用がお肌の酸化を防いでくれます。
そのため、紫外線などのダメージによるシミ・しわの予防にも効果的です。プラセンタによって元々のお肌が保湿され、紫外線によるダメージを軽減し、メラニン色素が沈着してシミになることを予防してくれるというわけなのですね。
プラセンタサプリメントが、女性だけでなく男性にも愛用されているのは、健康の維持や向上が期待できるからです。
疲労回復、滋養強壮や肩こり・腰痛の改善にも効果が認められたという研究結果もあるんですよ。
プラセンタサプリメントの副作用
ヒトプラセンタも動物由来プラセンタも、成分に特別大きな違いはないため、プラセンタサプリメントによる重い副作用の可能性は、とても低いと考えられます。
厳密にいうと、サプリメントはあくまでも「健康食品」ですので、医薬品のように「副作用」という言葉は当てはまらないということをご理解くださいね。
とはいえ、プラセンタサプリメントにはタンパク質・アミノ酸が含まれているため、アレルギーを起こす可能性はあります。
体力や肝機能が低下している方、アレルギー体質の方は、摂取する際に充分お気を付けください。
また、プラセンタサプリメントにはプラセンタ以外の成分も含まれています。プラセンタとの相乗効果を期待して配合されているのですが、その成分やカプセルなどプラセンタ以外のものに対するアレルギーが出現することもあります。
この場合はプラセンタの副作用というよりも、その他の成分の影響が考えられますので、配合成分を確認したり、製品を変えてみると良いでしょう。
症状が重く長く続くときには、医療機関を受診して、医師にご相談くださいね。
プラセンタサプリメントの摂取による一時的な体調不良は、『好転反応』である場合が多く、症状が重くて軽快する傾向がないときには、ごく一部の例を除いてプラセンタ以外の成分が原因である可能性が考えられます。
好転反応とは、症状や体調が改善する方向に進む途中で、一時的に通常時よりも体の調子が悪くなるという正常な反応現象のことをいいます。
健康食品である以上、用法用量の明確な決まりはありませんので、製品の選択や摂取方法、摂取量は消費者である私たち自身の判断に委ねられています。
「プラセンタは医薬品にも使用される成分だから安全」と頭から決め込んで、誰もがどんな飲み方をしても良いというわけではありません。
サプリメントのプラセンタ含有量
プラセンタサプリメントを見極める上で非常に重要なポイントです!
製造過程において、加熱による滅菌処理をした後、そのままエキス(原液)で使用するものと、エキスを乾燥させて粉末状にした純末を使用するものがあります。
後者の場合、熱による水分蒸発で乾燥させる方法だと有効成分が壊れやすいため、純末にするためにフリーズドライ製法を用いたサプリメントが高品質とされています。
また、プラセンタは配合量の記載において、数値の基準が設定されていないため、各メーカーにより表記方法が異なります。
「プラセンタエキス○○mg配合」と表記されていても、濃度がわかりませんので、必ずしも数値の大きい製品に多くのプラセンタが配合されているとは限りません。
例えば、10000mgのエキスを乾燥させて50倍濃縮したプラセンタ純末は200mgになってしまいます。
製品によって、濃縮前のエキスの量である「10000mg配合」と表記するものもあれば、純末の「200mg配合」と表記するものもあるので、目に見える成分配合量だけでは、正確なプラセンタ含有量がわからないこともあります。
つまり『配合量≠含有量』だということに注意してください!
さらには抽出前の胎盤の重さに換算した数値が表記されていることもあるため、どのような状態での配合量表記なのかをきちんと見極めるようにしましょう。
プラセンタ製品を選ぶときには『プラセンタエキス純末の量』に注目してくださいね。
近年では、多くのプラセンタ製品において、プラセンタ含有量が「プラセンタエキス純末」と表示されている傾向にあります。
プラセンタ純末は、胎盤から抽出した液状またはペースト状のプラセンタエキスをフリーズドライなどの方法で、水分を除去したものです。
日本健康・栄養食品協会(JHNFA)の品質規格基準では、プラセンタエキス含有食品には、含まれるプラセンタエキス純末の量を表示すること、と記されています。
完全に統一されれば、実際その製品にプラセンタエキスがどのくらい含まれているか直ぐに比較できるようになりますね。
プラセンタの摂取量はどのくらい?
美容や健康を目的として多くの人に愛用されているプラセンタサプリメントですが、実際どのくらいの摂取量が適切なのか、気になるところですよね。
実は、プラセンタサプリメントの摂取量に関して、現在のところ明確な基準は定められていないのです。
結論から申し上げますと、現在のところ、1日の摂取量はプラセンタ純末として100mg(以上)を目安とすればよいのではないかと考えられています。
厚生労働省から設置を認められ、健康食品の規格基準と認定に係わる日本健康・栄養食品協会(JHFA)が公式に発表している数値だからです。
摂取量の目安は“プラセンタエキス純末100mg”ですので、表示されているプラセンタエキスの配合量とは異なるという点にご注意ください。
前項で詳しくご説明しましたが、サプリメントにおける配合量の記載には数値の基準がないため、抽出方法や製造過程により成分配合量の表示は商品により様々です。
正確なプラセンタ含有量を理解していないと、適切な摂取量もわからなくなってしまいますので、よく確認して摂取することを心がけましょう。
メーカーが推奨している1日摂取量がある場合には、その通りに摂取してみるのもひとつの方法といえます。
ですが、プラセンタ含有量の把握は、習慣付けておいた方が良いと思いますよ。
プラセンタ摂取量に関する2つのウワサ…嘘?本当?
1.プラセンタの1日摂取量は300~500mg?
日本薬学会で、プラセンタエキスを1日300~500mg摂取した女性10名に肌状態の改善が認められたという研究結果が発表されました。
それをきっかけに、300~500mgが適正な摂取量だという話が広がったといわれています。
しかし、プラセンタエキスの原料や飼育環境、抽出方法や製造過程により効果の出現や実感に大きな差が出るといわれていますので、この摂取量が適正かどうか判断しかねるというのが正直なところです。
2.プラセンタサプリメントの経口摂取は20%しか吸収されない?
医薬品としてのプラセンタ製剤を製造している製薬会社が、自社のヒト由来プラセンタサプリメントについて、有効成分の2割しか吸収されない、と発表してしまったことがウワサの発端のようです。
この情報は限定のプラセンタサプリメントのみを対象としたもので、全ての商品に当てはまるわけではありません。
プラセンタサプリメントの内容は前述の通り、メーカーによって大きな違いがあるためです。
しかし、対象となった製品は2 カプセルの摂取で注射1回分と同等の効果が期待されるもので、医療機関のみで取り扱われるほど信頼性・安全性の高いサプリメント。
摂取量のうち吸収されるのが20%、というのはある程度の目安となり得るかもしれませんね。
プラセンタ摂取量の制限
サプリメントとしてのプラセンタエキスは健康食品として扱われます。医薬品ではないため、決められた摂取量というものはありません。
元々人間の体内に存在する成分を含んでいるエキスですので、少しくらい多めに飲んだとしても、重大な問題が起こる可能性は低いと考えられます。
それに、摂取量が少ないよりも、多いほど効果を実感しやすいともいわれています。
しかし、上限がないからといって大量摂取しても、全てが体内に吸収されるわけではないので、効率良く摂取することが必要となります。
プラセンタ以外の配合成分も含め、自分に合う、合わないといった相性の問題、年齢・体格・体質による効果の個人差もありますので、メーカーが推奨している、もしくは製品に明記された摂取量を目安として、体調や効果の様子をみながら増減することをオススメします。
目的によって違う!プラセンタの摂取期間
プラセンタは、サプリメントの場合は特に、摂取したからといって直ぐに効果が期待できるわけではありません。
元々自分に不足していた成分が補給され、満たされてからプラセンタの作用が実感できます。マイナスをゼロにして、そこからプラスに持っていくわけです。
つまり、目的が何であれ、まずは体質を改善して不調な部分を正常化することが、はじめの一歩ということになりますね。
プラセンタ効果の実感までには個人差がありますが、だいたい3ヶ月程度とされています。
摂取することによって大きな問題が起こらない限りは、その期間までは継続した方が良いでしょう。
摂取を開始した直後には、皮脂分泌の増加を感じることがあります。これはプラセンタが作用し始めた証拠でもあります。
目的以外の部分での効果を実感することもあり、体質や肌質が改善されてきたことがわかるかもしれません。
年齢にもよるのですが、摂取から約2ヶ月で効果を実感しなくなるケースがあります。
これは、不足していた成分の補給が完了して、一度身体がゼロになった状態と考えることができます。
そこからさらに継続することでプラスが増えて行き、目的とする効果が期待できると思いますよ。
目的に応じたプラセンタサプリメントの最低摂取期間を、簡単にご紹介しておきます。
もちろんサプリメントは「食品」ですので、自己判断での期間の延長、摂取量の減少・中止は自由に行うことができます。 あくまでも、目安として参考にする程度に留めてくださいね。
プラセンタサプリメントを飲み始めてから、効果を実感するまでの期間には、個人差がありますが、美白目的なら半年、美容・美肌目的なら1年が最低でも継続していただきたい期間の目安となります。
アンチエイジング目的の場合には、さらに長く続けていく必要があります。「予想より長い時間かかるんだ!?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、プラセンタは比較的美肌効果を実感しやすいといわれています。
シミやシワの解消、お肌のハリ・弾力や保湿といった美肌や肌質改善を含む美容目的であれば、長期間飲み続けるため、入手方法やコストの面などで負担の少ないサプリメントを選んでくださいね。
プラセンタサプリメントは、継続的に摂取することこそが最も効果的であり、オススメの方法です。
効果的にプラセンタを摂取するタイミング
プラセンタの効果を実感するためには、適切な摂取量、有効な摂取期間と合わせて、効率的な時間に摂取することが重要です。
サプリメントは、製造するメーカーによって、吸収率アップが望める時間帯の説明が異なっています。
しかし、多くの製品で共通して推奨しているのは、「空腹時」の摂取なんですね。
空腹時は、胃酸の分泌が少なく、栄養素が吸収されやすいため、プラセンタの成分がより効率的に体内へと吸収されやすくなっている、ということなのでしょうか。
いくつかのパターンをご紹介しますので、ご自分の生活リズムに合った時間帯を選んで摂取してみてください。
起床直後
朝食前の空腹時に摂取するのもオススメです。
プラセンタに含まれる豊富な栄養素が、その日の活力源にもなります。
就寝前
最も実践している方が多く、美肌目的の場合、特に推奨されています。 睡眠中の成長ホルモンの分泌に合わせて、プラセンタを補給することで、美肌効果が促されます。
細胞が生まれ変わるといわれる、就寝から3時間以内のお肌のゴールデンタイムに間に合わせるため、就寝30分前のプラセンタ摂取がベストだという説もあります。
以前は夜の10時~2時までがお肌のゴールデンタイムだといわれていましたが、医学的な根拠がないことがわかって驚きましたよね。
根っからの夜型人間のため、基本的にその時間帯に寝ていることがない私にとっては朗報でしたが(笑)
つまり重要なのは、睡眠の質なのです。
美肌をつくるために大きな役割を果たす成長ホルモンは、入眠後3時間以内に分泌されるといわれています。
ですから、少なくとも入眠してから3時間は、良質な睡眠を取るように心がけてくださいね。
肉体・精神疲労時
肉体疲労時には、身体機能を正常に保つために必要な成分が失われてしまいますので、それらの補給のためにもプラセンタが役立ちます。
また、ホルモンバランスや自律神経の働きを整える作用により、精神的にも安定する効果が期待できますよ。
飲酒前、二日酔い時
プラセンタ医薬品が慢性肝疾患の治療に使われている、と前回のコラムで書いてあったことを覚えていますか?
プラセンタは肝機能の働きを高め、アルコールの分解を助けます。
今はほとんど飲まないのですが、かつて毎晩のように飲んだくれていた頃、お酒を飲む前にはプラセンタサプリメントを通常の倍量摂取し、その上プラセンタ注射までしていました(笑)
飲酒前にプラセンタを摂取しておくと、肝臓がよく働くので、通常時よりもたくさん飲める気がします…
毎日継続して摂取
空腹時に摂取するとの同じくらい、とても大切なことです!
飲み忘れても問題はありませんが、継続するほど効果を実感しやすいので、可能な限りは続けた方が良いでしょう。
もし自分で決めた時間に服用できなくても、寝る前までに1日のどこかで摂取すれば大丈夫ですよ。
応用編の第2章、プラセンタサプリメントの記事はいかがでしたか?これまでのコラムよりも、ずっと身近な内容で、読みやすかったのではないかといます(笑)
プラセンタは、不快な症状の改善や健康の維持だけでなく、美容の分野でも様々な効果が期待されるため、男女を問わず幅広い年代の方々にご使用いただける万能な成分。
Part4-1でご紹介したように、医療機関でのプラセンタ療法を受けられない方でも、サプリメントなどの健康食品であれば、あらゆる面での負担が少なく、気軽に始められるのではないでしょうか?
また、毎日プラセンタサプリメントを継続的に服用し、特別なイベント前にドリンク剤やゼリーをプラスする、などオリジナルで効果的な摂取方法を考えてみるのもオススメ!
次回Part4-3では、プラセンタコスメを中心としたスキンケアや美容法について、私物の写真盛りだくさんでご紹介する予定です。どうぞお楽しみに♪
参考文献
- 株式会社日本生物製剤社内資料
- プラセンタ患者向けパンフレット(稗田憲太郎:胎盤漿療法より抜粋)私物
- プラセンタ療法と統合医療 吉田健太郎・著(たま出版)
- 体にやさしい実践プラセンタ療法 吉田健太郎+各科医師16人(東洋医学舎)
- 胎盤力 プラセンタ・パワー 吉田健太郎・著(H&I)
- プラセンタ医療の現場から 景山司・著(現代書林)
- 健康食品Q&A(消費者庁資料)
- 株式会社日本生物製剤 → ホームページはこちら
- 「JBPポーサイン100」非正規販売ルートへのご注意のお知らせ|株式会社日本生物製剤 → ホームページはこちら
- 「健康食品」のホームページ|厚生労働省 → ホームページはこちら
- 健康食品|消費者庁 → ホームページはこちら
- 健康や栄養に関する表示の制度について|消費者庁 → ホームページはこちら
- 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会:健康補助食品とは → ホームページはこちら
- プラセンタ食品 品質規格基準概要 – 日本健康・栄養食品協会 → ホームページはこちら
- Viva Placenta → ホームページはこちら
- クラシエのプラセンタ → ホームページはこちら
- プラセンタの1日当たりの摂取量 – 上限と下限 ベストな摂取目安量は? → ホームページはこちら
- 「日本薬学会第128年会」にて研究発表。プラセンタ経口摂取による肌状態改善効果|一丸ファルコス株式会社 → ホームページはこちら
- メディカルサプリ|カルミア美肌クリニック → ホームページはこちら
- プラセンタの効果的な7つの飲み方|キレイのネタが100個ある新・美容ブログ → ホームページはこちら
- プラセンタを飲む時間帯で効果が変わる!プラセンタを飲むベストな時間帯 → ホームページはこちら
- プラセンタエキス(化粧品):Cosmetic-Info.jp → ホームページはこちら
- プラセンタサプリの種類や効果の違いを詳しく解説 → ホームページはこちら
- 【医師監修】プラセンタをサプリメントで摂るのは効果的?|スキンケア大学 → ホームページはこちら
- 【医師監修】プラセンタサプリメントの正しい選び方|スキンケア大学 → ホームページはこちら
- 3/4 知ってびっくり!?プラセンタ「エキス」の秘密 [美容サプリメント] All About → ホームページはこちら
- 【医師監修】プラセンタ療法とプラセンタの薬理作用|スキンケア大学 → ホームページはこちら
- 医薬品のプラセンタ錠とプラセンタサプリ、何が違うか調べてみました|プラセンタの効果と選び方 → ホームページはこちら
- プラセンタコラーゲン150粒入の通販|ドクターウエルネス → ホームページはこちら
- 北海道サラブレッドプラセンタ|母の滴サラブレッド100|プラセンタのフローレス化粧品≪公式サイト≫ → ホームページはこちら
著者プロフィール
脇坂 英理子
東京女子医科大学医学部を卒業。元々は麻酔科を專門としていたが、その後一般的な内科と美容内科・美容皮膚科も経験。現在は、医療・健康・美容などの知識を活かしライターとしても活躍中。
※当記事についての免責事項はこちらをご覧ください。 → 『免責事項』のページを見る