女性医師が徹底解説!くすみシリーズPart3:毛穴詰まりタイプのくすみの原因と対策法!

女性医師が徹底解説!くすみシリーズPart3:毛穴詰まりタイプのくすみの原因と対策法!

くすみシリーズ Part1』でご紹介した様々なくすみの原因別タイプのうち、今回は毛穴詰まりタイプについて、特徴や対策法をご紹介していきたいと思います。セルフチェックで、このタイプに当てはまった方はぜひご覧ください。

また、くすみの原因は複数のタイプが組み合わさってしまうことも多く、毛穴詰まりタイプの方は、角質肥厚も起こっている可能性がありますので、『Part2』にも目を通していただくと良いかと思います。

普段から毛穴が気になっているあなた!そのくすみはもしかしたら毛穴の詰まりが原因かもしれませんよ?

毛穴詰まりによるくすみとは

ホコリや汚れ、皮脂、古くなった角質が、毛穴に入り込んで詰まると、角栓となります。

角栓そのものができることも、くすみの原因となりますし、角栓が酸化して過酸化脂質に変化すると、黒ずんでみえるといわれています。

毛穴のひとつひとつは小さいものですが、それぞれが黒くなるとお顔全体がグレーもしくは黒くくすんだように見えてしまうというわけですね。

分かりやすく例えると、白い紙に黒い点がたくさん描かれているところをイメージしてみてください。ひとつずつの点は小さくても、その紙を遠くから見るとグレーっぽくなりますよね。

それが、毛穴詰まりによるくすみです。

詰まりだけじゃない?毛穴トラブルによるくすみ

毛穴のトラブル

代表例として『毛穴詰まりタイプのくすみ』としていますが、お顔のくすみを起こす原因となる毛穴トラブルは、詰まりだけではありません。

毛穴が汚れる原因として、詰まりをはじめとして、角栓、黒ずみ、開きなど様々な状態が挙げられます。

同じようなものといってしまえばそれまでですが、要するに毛穴トラブルの全てが、くすみを起こす原因となり得るのです。

そして、毛穴トラブルの多くは、皮脂の過剰な分泌や、間違ったクレンジング・洗顔による不十分なメイクオフが原因です。

元々オイリー肌の方は、適切な洗顔を行なわないと、毛穴トラブルからくすみを起こしやすいので、スキンケアには十分な注意を払いましょう。

Eriko's 豆知識

毛穴の黒ずみ、詰まりや角栓は、いったん気になってしまうと、つい過剰なケアをしたくなるものです。

しかし、毛穴トラブルに関してケアのしすぎは禁物!過剰な毛穴ケアを毎日続けると、逆効果でお肌へのダメージとなり、別のトラブルに繋がるリスクがあるのでご注意くださいね。

毛穴詰まりによるくすみの特徴と症状

おさらいになりますが、このタイプのくすみが起こりやすい方、くすみの症状についてご説明します。

  • 敏感肌、インナードライの傾向がある
  • オイリー肌で皮脂が多い
  • お肌がゴワついている
  • 毛穴や角栓が目立つ
  • スクラブ入り洗顔料や毛穴パックをよく使う
  • 角栓を毎日除去している
  • ファンデーションのノリが悪い
  • メイクを落とさずに寝てしまうことがある
  • お肌が灰色っぽくくすんでいる
  • お肌が黒ずんでくすんでいる

酸化したお肌の汚れや角栓、毛穴詰まりは黒っぽいので、毛穴トラブルによるくすみは灰色がかって見えるか、もしくは黒ずんでいるのが特徴です。

毛穴詰まりは鼻に起こりやすいですが、Tゾーンや頬の毛穴の開きでもくすみは起こり得ます。

毛穴詰まりによるくすみの対策法

今日から実践できることからプロによる治療まで、様々な対策法をご紹介していきますね。

メイクでカバー

くすんだお肌を隠そうとして、ファンデーションを厚く塗るのは逆効果です。くすみが改善されるまでの対策としてコントロールカラーを使用しましょう。

全体的にグレーっぽくなっている毛穴詰まりタイプのくすみには、イエロー系のコントロールカラーが向いています。

また、特に黒ずみが気になる部分には、少しピンク系をプラスするのもオススメです。

頑張りすぎて明るく見せようとせず、あくまでも本来のお肌の色に近づけるようにしましょう。

適切な毛穴ケア:やりすぎはNG!

過剰な毛穴ケアはNG!

毛穴の詰まりや角栓が気になるからといって、過剰なケアをしていませんか?

毛穴パックのやりすぎ、ピンセットでの角栓除去は、毛穴内部やお肌そのものへダメージを与えやすく、トラブルの原因にもなり得ますので注意してくださいね。

毛穴ケアの基本は、あくまでも優しく適切な洗顔と心得ましょう。

ちなみに私の場合

毛穴すっきりパック

小鼻まわりの毛穴が気になって、毎日のようにパックをしていた時期がありました。

お手軽なアイテムを選んだのが悪かったのかもしれませんが、毛穴への効果はさほど感じられず、逆にパックした部分が赤くなってしまったり、お肌がヒリヒリしたりと残念な結果に終わりました。

効果の感じ方には個人差があると思いますが、とにかく、小鼻パックは詰まりを無理やり引き剥がす方法なので、お肌へのダメージを考えた場合、やりすぎはオススメできません。

正しいクレンジングと洗顔

毛穴詰まりによるくすみの対策としては、正しいクレンジングと洗顔が一番基本的なケアとなります!

丁寧なケアを行い、顔についた汚れやほこり、余分な皮脂、メイクをきちんと落とすことを心がけましょう。毛穴の角栓汚れなどが気になる方は酵素洗顔などもおすすめです。

クレンジングや洗顔の際は、クレンジング料や泡をクッションにして、肌に強い摩擦がかからないようにやさしい力加減で行いましょう。肌を強くこすったり不要な摩擦を与えると、肌の負担になります。

洗顔の最重要ポイントは、お肌に必要以上の摩擦を与えないこと、お肌への負担となるものを使わないこと、の2つだと覚えておいてくださいね。

あなたは大丈夫?間違った洗顔方法チェック!

間違った洗顔方法

「え?どうしてこれがいけないの?!」と思う項目があったかもしれませんね。
1つずつ理由をご説明していきます。

洗顔料は洗い上がりのしっとり感のみ重視

洗顔後の乾燥を防いで、うるおいを保つことはもちろん大切。ですが、クレンジングや洗顔の役割は“余分な汚れや皮脂、メイクを洗い流すこと”なんです。

配合されている保湿成分や美容成分に注目して洗顔料を選ぶのも悪くはないのですが、あまりこだわりすぎないように。本来の洗顔の役割がきちんと果たせるアイテムを選びましょう。

1日に3回以上洗顔している

オイリー肌の方は特にそうかもしれませんが、お肌の脂っぽさが気になったとしても、1日に何度も洗顔を繰り返すのは控えてくださいね。

お肌のうるおいを保ち、外部刺激から守るためには、適度な皮脂が必要なのです。

過度な洗顔によって皮脂を落とし過ぎると、お肌は乾燥しやすくなり、お肌トラブルが増えるばかりか、乾燥を改善しようと皮脂が増加してしまうことも考えられています。

皮脂を減らそうと一生懸命洗顔していたのに、脂っぽいお肌になってしまったら逆効果ですよね。

熱湯または冷水で洗顔している

冷たい水で洗うことにより、毛穴が引き締まって開きが改善されるように感じるかもしれませんが、実はそれは一時的な現象。

毛穴の開きが治ったのではなく、急激に冷えたことによって縮んだだけなのです。

また、熱めのお湯は皮脂や汚れを落としやすくしますが、お肌にとって必要な皮脂までも落とし過ぎてしまい、乾燥などの原因になります。洗顔するときは、ぬるま湯にしてくださいね。

泡立てネットを使用、少ない水で泡立てている

泡立てネットは、水をほとんど使わなくても洗顔料をふわふわと泡立てることができて便利ですよね。

ただし、見た目にはボリュームのあるもこもこの泡でも、適度な水分が含まれていないと、お肌への摩擦を起こしやすくなってしまうことがあるのです。

泡立てネットを使用するときは、水を足しながらたっぷりとキメ細かい泡を作るようにしましょう。

2分以上かけてじっくりと洗顔している

洗顔の時間は長ければいいというものではありません。基本的には、顔に水分をつけてから1〜1分半以内に洗顔を終わらせましょう。

長時間、お肌に洗顔料が付いていたり、洗い続けていたりすると、お肌にとっては負担となり、乾燥の原因にもなってしまいます。

鼻やおでこなど気になる部分はゴシゴシ洗う

部位に関わらず、クレンジング・洗顔において“ゴシゴシ”というのはNGワードだと認識しましょう。

ゴシゴシによって摩擦が生じ、お肌への負担になります。特に、目もとや口もとは、おでこや頰よりもお肌が薄いので、力のかけ方を調節して泡をクッションに優しく洗うようにしましょう。

洗顔後はタオルでしっかりゴシゴシ拭き取る

“ゴシゴシ”はNGワードでしたよね。タオルで水分を拭き取る際にもそれは同じです。

特に、タオルで拭くときには洗顔しているときよりもお肌に摩擦を与えやすいので、ぽんぽんと軽く当てるように拭き取りましょう。

また、使用するタオルにも注意してください。使い古してケバだったタオルだと、より強い摩擦が生じてしまいます。

脂っぽく感じたときは普段よりもしっかり洗顔

元々オイリー肌の方だけでなく、なんとなく顔が脂っぽく感じたとき、いつもよりも入念に洗顔をしていませんか?

しかし、それは逆効果なんです。トラブルが起きてしまっているお肌、毛穴への過剰な洗顔は、かえって負担になってしまうことがあるからです。

お肌を清潔に保ち、毛穴に汚れが溜まらないように心がけるのは大切なことですが、やりすぎには気を付けましょうね。

正しいクレンジングの手順

正しいクレンジングの手順
  1. 最も皮脂が多く、お肌の厚いTゾーンからこめかみにかけてクレンジングをスタートします。
  2. Tゾーンの次、もしくは同じくらい皮脂の多いUゾーンになじませていきます。
  3. 顔の内側から外側へ、クレンジング剤を優しく広げていきます。
    指の腹を使っても良いのですが、なるべく余分な力がかからないように、手のひら全体を使うことをオススメします。
  4. 33~36℃くらいのぬるま湯で洗い流します。
    お湯が熱すぎるとお肌を乾燥させる原因となってしまいますし、冷水だとメイクが落としきれないことがあります。
    熱くも冷たくも感じない、人肌程度あるいは体温より少し低い温度のぬるま湯が適切です。

正しい洗顔方法

正しい洗顔手順
  1. まず最初に、手を洗って清潔にします。 クレンジングの後だから清潔なのでは?と思うかもしれませんが、手についている雑菌を落としたいので念のため手を洗っておくと、洗顔料がよく泡立つようになるというメリットもあります。
  2. ぬるま湯で顔を軽く素洗いします。
    洗顔前の素洗いによって、毛穴が開くので、汚れが落ちやすくなります。
  3. 手の平か泡立てネットに洗顔料をつけて、きめ細かく密度の高い泡をつくります。
    もっちり泡がクッションになって、手とお肌の間の摩擦を軽減し、お肌への負担が軽くなります。
  4. 洗顔料の泡を広げていきます。
    皮膚が厚く皮脂の多いTゾーン(鼻から額)からスタートします。毛穴の黒ずみが起こりやすい鼻は、指の腹を使って細かくクルクルと洗います。
    その後、Uゾーン(フェイスライン)→頬→口周り→目周りの順に、手の平全体か指の腹を使って、小さな円を描くように優しく行ってください。
  5. 33~36℃のぬるま湯で、ゴシゴシせずに優しく泡を洗い流します。
    お湯を擦り付けるのではなく、手のひらにぬるま湯を溜めて、そこに顔を近づけてつける、というような感覚で。
    すすぎは20~30回を目安にしてくださいね。おでこ(髪の生えぎわ)や小鼻の横、あごやこめかみは、泡が残りやすいので、特にしっかりすすぎましょう!
  6. 洗顔を終えたら遅くても5分以内に、清潔な柔らかいタオルで、優しく押さえるように水分を吸収させます。
  7. 水分をふき取った後、3分以内には化粧水などで保湿ケアをしてください。
    洗顔直後からお肌の乾燥は始まっています。
    顔を洗った後のスピーディーなふき取りと保湿ケアがとっても大切です!

Eriko's 豆知識

洗顔料を顔にのせるとき、ただおもむろに行ってはいませんか?実は洗顔料ののせ方、広げ方にもちょっとしたポイントがあるのです。

洗顔料の広げ方

お肌が厚く皮脂の多い部分から始めて、お肌の薄い乾燥しやすい部分を最後にするのがベストです。

Tゾーン(鼻から額)やUゾーンはわりと頑丈な部位ですが、目もとや口もとは繊細な部位なので優しくしてあげましょう。

ちなみに私の場合

コスメデコルテ フォーミングウオッシュ

私にとって大好きなコスメブランドはいくつかあるのですが、コスメデコルテもそのひとつ。

以前は「高いものは良いに決まってる!」ということで最高級ラインAQシリーズを使用していました(笑)。もちろん今でもとっても優秀なシリーズであることに変わりはありません。

毛穴ケアを気にしたとき目に止まったのが、コスメデコルテの中のフィトチューンというライン。毛穴の目立ちやくすみに特に注目したシリーズなんですね。

クレンジングはポンプ型のものが拭き取りタイプだったのでパス。(私は洗い流したい派なのです)。

このフィトチューン「フォーミング ウォッシュ」は、とにかく泡のもっちり感が素晴らしい!!

思わず食べたくなってしまうクリームのような泡です。ネットで泡立てなくても、ポンプからキメの細かい濃密で弾力のある泡が出てくるなんて便利すぎます…。

毛穴トラブルだけでなく、乾燥肌にも良いみたいですね。毛穴ケアコスメにありがちな「スッキリさっぱりはするのだけれどお肌がキシキシする感じ」が全くありません。

とにかく大好き!優秀!便利!と個人的に大絶賛のアイテムです。

コスメデコルテ クリアパウダーウオッシュ

大好きなコスメデコルテからもうひとつ。同じフィトチューンの「クリア パウダーウォッシュ」です。

ベストコスメを受賞しているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。こちらは酵素洗顔パウダーになります。

通常の洗顔では落としきれない、毛穴の奥の汚れや古くなった角質もすっきりオフしてくれるので、毛穴詰まりや角質肥厚タイプのくすみでお悩みの方にぴったりのアイテムです。

酵素洗顔のオススメ成分プロテアーゼと、毛穴引き締め作用のあるグリシルグリシン(GG)が配合されていて、毛穴をなんとかしてやろうという意気込みが伝わってきます。

私は毎日ではなく、週に一度くらいのスペシャル洗顔として、あるいは毛穴の開きや黒ずみが特に気になるときに使用しています。

CAP VC-spark cleansing serum

最後に隠し玉をご紹介しましょう。
学芸大学にあるトータルビューティーサロン『CAP』さんのオリジナルコスメ「VC-spark cleansing serum」です。

ちなみに多店舗展開はしておらず、学芸大学にしかありません。知人がこのサロンに通っていて、オススメされたのがこのアイテム。

先日初めてヘッドスパに行ってみて、購入してきました。なんと1本でクレンジング、洗顔、保湿・美白パックができてしまうという驚きのセラムなんです。

ポンプからジェルが出てきて、顔に塗るだけで、しばらくすると自然発泡するので、少し放置して洗い流すだけの簡単手順。面倒くさがりの私にはありがたいアイテムだと思いました。

100gで¥5800(税別)なので決してプチプラコスメではありませんが、役割の多さを考えるとお得なのかもしれませんね。

一応このアイテムの商品URLを載せておきますので、ご興味のある方はぜひ。
https://salon-cap.com/goots_09.html
(通信販売を行っているかどうかはわかりません)

泥炭石

プチプラ好きな方のために、オススメのアイテムを見つけました!ペリカン石鹸の『泥炭石』です。毛穴ケアの石鹸としては既にとても有名みたいですね。

炭は表面に目には見えない無数の穴が開いており、その穴が汚れを吸着して毛穴の皮脂汚れを洗い流してくれるわけです。

泥(ベントナイト)には保湿作用があるので、さっぱりだけでなくしっとり感も味わえて¥734(税込)はお得だと思います!

全成分表示を見たらパパインも配合されているので、毛穴トラブルでお悩みの方はぜひ試していただきたいアイテムです。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を塗ることにより、お肌の表面に溜まった古い角質を除去して、お肌のターンオーバーを整える方法です。

毛穴トラブルに対して有効なのはもちろん、角質肥厚タイプのくすみにも効果的だと考えられます。

薬剤により古くなった角質を溶かすので、パックやピンセットで強制的に角栓を除去する訳ではありません。

くすみの原因となっている乱れたターンオーバーを正常化して、自然な流れで毛穴の詰まりや黒ずみ、角栓を改善してくれます。

自宅でできるホームピーリングと、クリニックで受けるピーリング、エステのフェイシャルコースで行われるピーリングがあります。

ケミカルピーリング、特にセルフピーリングについては、この連載コラムの“自宅用ピーリング剤の選び方!女性医師が教えるピーリングケアの効果!” に詳しく書いてありますので、そちらをご参照いただければと思います♪

美容クリニックでの専門的な治療

自分でケアするのが限界!手間がかかるのはイヤ!という方は、クリニックでの毛穴ケアを試してみるのもひとつの手段です。

毛穴外来がある美容クリニックも存在するので、そこで徹底的な毛穴治療をしてみるのも良いでしょう。

代表的な毛穴の専門治療をご紹介しますね。

ケミカルピーリング

クリニックでは、よりお肌に浸透する強い薬剤を使用するため、効果が実感しやすいでしょう。

イオン導入をプラスするのがオススメです。

レーザーピーリング

ケミカルピーリングをレーザーで行う方法です。メラニン色素と同じ超微細粒子のカーボンローションをお肌に塗り、毛穴に浸透させてレーザーを照射することで、毛穴の中の汚れ、古くなった角質を吹き飛ばす施術です。

お肌のハリに重要なコラーゲンやエラスチンの生成も促進するため、毛穴の引き締め効果も期待できます。

施術後の毛穴は、雑菌が溜まりにくい清潔な状態になります。

グリシルグリシン導入

アミノ酸の一種で、毛穴の引き締め作用があるグリシルグリシン(GG)を、エレクトロポレーションでお肌の奥深くまで染み込ませます。この施術により、毛穴が目立つお肌がなめらかに整えられます。

グリシルグリシンが最も染み込みやすいのは、角質除去を行った後なので、ケミカルピーリングやレーザーピーリングの後に行うのがオススメです。

フラクショナルCO2レーザー

毛穴の開きを改善するレーザー治療です。1回の治療で約10~15%のお肌が再生するといわれており、毛穴の開きを改善して全体的なお肌のくすみに効果を発揮します。

イントラセル

多数のフラクショナル状になった極細絶縁針を使用し、お肌の表面を傷つけることなく、ターゲットとなる深さに確実に熱を与えることができる機械です。

絶縁針の長さは個々に設定することができるので、お肌の表面から深い部分まで、全層に作用させることが可能です。

個人個人、あるいは照射部位によって異なる電気抵抗値を測定しながら、リアルタイムで電圧を変化させることができるので、熱量を一定に保ち、ムラのない施術を行うことができます。

原理としては、熱(ラジオ波;RF)を与えてタンパク質を変性させ、コラーゲンを再生させることで、くすみのないなめらかなお肌へ導く、というものです。

まとめ

今回のコラム、いかがだったでしょうか?
たとえくすみを起こすまで到っていなくても、毛穴のトラブルは気になるものです。

今回の内容は、毛穴詰まりの解説だけでなく、毛穴トラブルでお悩みの方の対策法としても少しはお役に立てるのではないかと思います。

洗顔方法について詳しくご説明してありますが、適切なクレンジングと洗顔は美肌ケアの基本中の基本。

知っておいて損はありません!毛穴詰まりタイプの方は、角質肥厚タイプでもあることが多いので、前回のコラムもぜひご覧いただけたらと思います♪

適切なケアで、くすんだお肌を少しでも明るくしましょう!

参考文献

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