年齢と共に目立ち始める目尻のシワやほうれい線、頬のたるみや帯状毛穴など、加齢による肌トラブルに有効なエイジングケア基礎化粧品を体験してレポートしています。
ヒアルロン酸やコラーゲンはもちろん、EGF・フラーレン・コエンザイムQ10・プラセンタ・セラミドなどアンチエイジングに効果的な成分配合の人気コスメお試しセットを厳選しました。見た目年齢が気になり始めた方は、ぜひ参考にしてください。

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どんな成分が効果的?アンチエイジング化粧品の選び方

女性にとって見た目年齢はとても大切。40代でもシミのない透明感のある肌は素敵ですし、50代でも美魔女のようにとても若々しい方もいます。

しかし、毎日きちんとスキンケアしているのに、シミやシワ、くすみなどの肌トラブルを防ぐのは簡単ではありません。

EGFやFGF、フラーレンなどの最先端の美容成分がアンチエイジングに良いなんて聞くけど、具体的にどんな効果があるのか分からないといった方もまだまだ多いのではないでしょうか。

そこで今回は、老化の原因とアンチエイジングに効果のあるお勧めの成分をご紹介します。

アンチエイジングは真皮層から!

肌は表面から表皮膜、基底層、真皮層で構成されています。真皮層は肌の弾力に関係している部分で主にコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸で成り立っています。

コラーゲンは、らせん状に絡まって網目構造を作り、スプリングのように肌を支えています。このコラーゲン同士をつなぎ合わせているのがエラスチンです。エラスチンはゴムのように伸び縮みする性質があり、肌に弾力を与える弾性繊維の主成分となっています。

そしてそのすき間にヒアルロン酸があります。ヒアルロン酸は水分を抱え込む性質があり、お肌の柔軟性を保っています。

これらコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は繊維芽細胞から生み出されています。繊維芽細胞は古くなったコラーゲンやエラスチンの分解処理も行っていて、真皮層に欠かせない成分です。しかし加齢とともに繊維芽細胞は減少します。

するとコラーゲン、エラスチンの生成・分解の速度は衰えて肌は弾力を失い、しわやたるみ、ほうれい線となって皮膚の表面に現れてしまうのです。

また、酸化・糖化現象はコラーゲンを固くして弾力を失う原因となります。酸化・糖化とはいったいどんなことなのでしょうか。

活性酸素が肌を酸化させる!

肌の老化の原因の一つと言われている活性酸素。通常は血液の循環を助けたり、体内の細菌を排除したりと大切な役割を果たしています。でも活性酸素が沢山ありすぎると体の中の脂質と結びついて過酸化脂質を作り出してしまいます。

この脂質と結びつくことを“酸化”と言います。肌が酸化すると下記のような様々な老化現象が始まります。

・シミ、くすみ
細胞や細胞膜が酸化するとダメージを受けます。このダメージを肌細胞の代わりに受け止めてくれるのがメラニン色素です。

メラニン色素は出来てもターンオーバーによってやがて排出されますが、加齢などで代謝が衰えているとうまく排出されずに肌に留まりシミやくすみとなってしまうのです。

・弾力の低下
活性酸素によってコラーゲンやエラスチンが酸化すると、柔軟性がなくなり肌は弾力を失います。すると、頬のたるみや瞼のたるみ、目尻の皺やほうれい線が目立つようになります。

若いときはSOD(スーパーオキサイドジスムターゼ)という酵素が、活性酸素を分解して肌の老化を食い止めてくれています。しかし20歳をピークにSODは急速に減少し、活性酸素のダメージを受けやすくなるのです。

糖分の取りすぎ注意!糖化とは

肌の老化現象は糖化によっても引き起こされます。

食事で摂取した糖分が体の中のタンパク質と結びつくと糖化タンパク質ができます。そこからさらに様々な反応を経てAGEs(最終糖化産物)という生成物を生み出します。このAGEsこそが老化を進行させる原因物質なのです。

真皮にあるコラーゲンが糖化すると弾力がなくなり、たるみやほうれい線が出来てしまいます。肌がたるむと毛穴周辺の肌も当然下に下がりますので、丸い形の毛穴は縦長にたるみ、目立つようになります。

この糖化は肌の表面でも起きます。角質層にあるタンパク質やケラチン線維が糖化すると、肌は透明感を失い、黄ぐすみがおきます。また活性酸素を分解してくれるSODが糖化されるとSODの働きが低下して、活性酸素は分解されなくなり、ますます老化に加速がかかるのです。

糖化が進行するとターンオーバーが遅くなり、肌が乾燥したり、シミができやすくなってしまいます。

この糖化現象は過剰な糖分の摂取や、ストレスがたまって血糖値が上がることでも起きます。糖化現象を食い止めるには日々の食事が大切です。甘いものの食べすぎには気を付けましょう。

日々の努力で防げる!光老化とは

紫外線による老化現象の事を光老化といいます。紫外線にはUVAとUVBがあり、UVBは肌の表面に影響をあたえて炎症を起こさせます。UVBによって肌がダメージを受けると活性酸素が発生して、細胞を酸化してしまいます。酸化された細胞は死んでしまったり、本来の機能が発揮できなくなります。

これを阻止するために、皮膚が紫外線を浴びるとメラニン色素ができます。メラニン色素が発生しても、若い頃はターンオーバーによって排出されますが、年齢肌はターンオーバーが遅くなっていますのでうまく排出しきれずに定着してしまいシミそばかすとなってしまいます。

またUV-Aは浸透率が高く、肌の表面を通過して真皮層まで影響をあたえます。 UV-Aが真皮層まで届くと、そこでも活性酸素は発生します。エラスチンなどの弾力繊維は硬くなり、弾力を失って肌はたるんでしまうのです。

UVAは雲やガラスを透過してしまうので、曇の日や、室内でも注意が必要です。これらはすべて紫外線を浴びたことで、活性酸素が増えてしまった為に起こる老化現象です。

日焼け止めをつけるだけでなく、抗酸化作用のあるエイジングケア成分が配合された美容液などでしっかりとケアしてあげましょう。また、美白ケアも同時に行うとより効果的です。

アンチエイジングにお勧め!グロスファクター

年齢肌が気になる方にお薦めしたいのが、EGF,FGFなどのグロスファクターです。グロスファクターは細胞を増殖したり、新陳代謝を促したりする効果があります。

・EGF
EGFは上皮細胞因子とも呼び、肌の表面に作用します。EGFはターンオーバーを促進する作用があり、加齢と共に遅くなった肌の生まれ変わりを助けます。これによって乾燥しがちの肌に潤いを与えたり、シミくすみが排出されやすくなります。

・FGF
FGFもグロスファクターの1つで、繊維芽細胞増殖因子とも呼び、肌の真皮層に作用します。FGFはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出している繊維芽細胞に働きかけて、増殖を促す作用があります。

これらの成分は肌に弾力を与え、ハリのある肌に欠かせない成分です。肌がたるんできたり、柔軟さがなくなってきた方には是非お薦めしたい成分です。

グロスファクターは元々人が持っている成分ですが、加齢と共に失われ、肌細胞の活動は鈍くなっていきます。加齢とともに衰えた細胞の活動を取り戻して、肌を作り出している細胞を元気にしてあげましょう。

代謝促進とコラーゲンの分泌を促す成分とは

女性ホルモンの減少と加齢によるターンオーバーの遅れで起きるコラーゲンの減少。この2つに作用する成分がビタミンA(レチノール)とプラセンタです。

・ビタミンA
ビタミンAは新陳代謝を促進する作用があります。代謝が促進される事で、肌に留まっているメラニン色素を排出しやすくします。また、コラーゲンの分泌を促進しますので、加齢により減少したコラーゲンを増やして弾力を取り戻します。

レチノールはビタミンAの成分名です。お肌からビタミンAを取り入れる時はレチノール入の化粧品を探しましょう。

・プラセンタ
プラセンタは英語で胎盤という意味です。胎盤には、胎児の成長に必要なあらゆる栄養素が詰まっています。アミノ酸や脂質など、身体の細胞を作る栄養素はもちろん、EGFやFGFと言ったグロスファクターが入っていて、肌が必要な成分を自ら分泌できるようにしてくれるのです。

グロスファクターの作用で新陳代謝が活発になったり、コラーゲンの分泌を促します。さらにプラセンタには活性酸素を除去する抗酸化作用がありますのでアンチエイジングにピッタリの成分です。

高い抗酸化力が長時間作用する!フラーレン

抗酸化作用のある成分はプラセンタ以外にもあります。フラーレンはもともとやけど治療などの傷跡を改善するために医療現場で活躍してきた成分です。

化粧品に配合されているフラーレンにはターンオーバー促進作用があります。また抗酸化力が非常に高く、ビタミンCの170倍と言われています。高い抗酸化力で、老化の原因となる活性酸素を除去します。

フラーレンは肌に留まっている時間が長いため、長時間効果を発揮します。外出時にはフラーレン配合の化粧品をつけておきましょう。たとえ日焼け止めが汗で流れてしまっても、フラーレンが作用して肌の炎症を押さえてくれますし、紫外線による活性酸素も抑制してくれます。

ビタミンC誘導体

ビタミンCはコラーゲンの生成を促したり、シミの元となるメラニンの生成を抑制する作用があります。抗酸化力が高くアンチエイジングには欠かせない成分ですが、安定性が悪く、肌への浸透率も悪いため、化粧品に配合するのは難しい成分でした。

そこでこのビタミンCに化合物を付けて浸透率を高くしたのがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は肌に浸透した後に化合物が離れてビタミンCとなるので、ビタミンCの効果はそのままで浸透率はアップしました。

ビタミンC誘導体には水溶性、脂溶性、両性がありますが最も浸透率が高く、お勧めなのが両性のビタミンC誘導体です。

・APPS(アプレシエ)は最強のビタミンC誘導体!
両性のビタミンC誘導体は進化型と呼ばれ、水溶性、脂溶性のビタミンC誘導体に比べて浸透率が高いのが特徴です。浸透率が高いので通常のビタミンC誘導体よりも高い効果が期待できます。

さらに水溶性、脂溶性の両方を兼ね備えていますので、どんな化粧品にも配合しやすいです。しかし原価が高いため、化粧品の価格が高額になってしまう事もあります。しかし高い効果が期待できますので予算が合えば是非試してみたい成分ですね。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10はユビキノンとも呼ばれている成分で、私たちの体でも作り出されている補酵素です。しかし加齢により生産量が衰えてしまうので、外から摂取してあげましょう。

コエンザイムQ10は抗酸化力、アンチエイジング効果が期待できます。繊維芽細胞の増殖を促してコラーゲンの増殖に作用したり、抗酸化作用によってシミの発生を抑える効果があります。

コエンザイムQ10には化粧品と、ドリンクやサプリメントなどの摂取する方法がありますが、化粧品から直接肌につけた方が、効果が出やすいといわれています。摂取した場合、まず始めに内臓などの臓器機能が改善し、肌に現れるのは1番最後となってしまうからです。

肌のしわや弾力改善が目的なら直接肌につけて浸透させた方が良いでしょう。

アンチエイジング化粧品で老化現象を食い止めよう

いかがでしたか。老化現象は単に年齢を重ねると起こる訳ではなく、活性酸素による酸化や食生活からくる糖化現象、紫外線によっても促進してしまうのですね。今からでも毎日の生活習慣を見直して、酸化・糖化現象を食い止めましょう。

また、アンチエイジング化粧品を使う時はライン使いをお勧めします。アンチエイジング化粧品は酸化・糖化・光老化・代謝の低下など様々な要因からくる老化現象をケアするために総合的に考えられているからです。ライン使いすることによってトータルにケアすることができます。

正しい食生活・生活習慣にアンチエイジング効果の高い化粧品を取り入れれば、改善が期待できます。今回ご紹介したようなアンチエイジング効果の高い成分を使ってエイジレスな肌を目指しましょう。

化粧品を購入する前にはトライアルセットで使い心地を確かめることをお勧めします。特にアンチエイジング化粧品は高価なものが多いですから、購入後に肌に合わなかったと後悔しないためにも、まずはリーズナブルなトライアルセットで試してください。